雑司が谷の手創り市でみた草木染め

藍染とハナミズキ染めの黄色

雑司が谷の手創り市についてまとめ直したので、草木染めだけをピックアップしてこのページに書きます。

草木染めが好きなので、手創り市に行っても、草木染めをチェックします。素敵な色を見ると、自分でも染めてみたくなります。素敵な色がいっぱいです。糸紡ぎや機織りも気になってしまいます。

その時々で出店するお店が違います。2020年5月6月の手創り市は、オンライン開催だそうです。

Marubaさんの草木染め

Marubaさんの草木染めのポーチやガマブチは、糸を染めて織ったものでした。蘇芳、ヤシャ、玉ねぎ、藍、カカオなどいろいろな染料で染められた糸が織られています。(2019年6月16日)

marubo草木染めポーチ

カカオというものを初めて見ました。赤味の少ない茶色で、まさしくカカオ色でした。

縦糸が綿麻で横糸がシルクだったり、均一ではない糸の雰囲気がすてきでした。色合いも、ものによって染まり具合がちがっていて、同じ植物で染めた糸でも、さまざまな色が出ていました。風合いがステキというのは、こういうものなのかなと思います。

月樹舎さんの草木染め

小豆島の月樹舎さんの草木染め。離島で草木染めしているなんて、わたしの理想です。うらやましい。

ミモザの黄色。ミモザ染めを初めてみました。染料は樹皮の部分。明るい黄色です。エンジュ染めに似ている色あいです。(2019年2月17日)

ミモザ染め

ミモザの花はモチーフとして秀逸だし、それにミモザ染めと組み合わせたら素敵じゃないかと妄想しました。

下の写真は、左からヨモギ、モッコクという木、ソリダゴという薬草です。パッケージの絵は染料とは関係ない植物だそうですが、植物ってことがよくわかるステキな包装です。

月樹舎さんの草木染めレッグウォーマー

ヨモギってこんな深い緑になるんですね。私がヨモギ染めをした時は黄緑色でした。草木染めは季節や使う水、さまざまな条件で染まる色が変わってくるのですが、それでも濃い緑色だと思いました。薬草の意味もあるから、濃い色なのかな?

真ん中のモッコク染めも初めて見ました。調べたところ、モッコクは庭木によく使われるツバキ科の植物。ということは、私が気がついていないだけで世の中にはいっぱいあるのかもしれません。染まった布の色は、枇杷の葉染めの色と似ています。

右側がソリダゴという薬草。初めて聞く名前です。調べたところ、セイタカアワダチソウに似た姿で、フラワーアレンジメントなどに使われる植物みたいです。染まる色も黄色だし、似ているかも!

草曜舎さんの草木染め

草曜舎さん。植物で染めた手紡ぎの毛糸です。毛糸の色合いが素敵な色で、こんな風に染められたらいいなと思います。

下の写真の左2本が藍で右2本がハナミズキです。ハナミズキの落ち葉の黄色。灰汁媒染で黄色。ハナミズキの紅葉って赤茶のイメージだったので、きれいな黄色が新鮮でした。(2019年1月20日)

藍染とハナミズキ染めの黄色

写真右下の3本目の薄紫の桑の実。あいまいな薄紫色。こちらを拝見して、桑の実で染めたい!と思ったんです。山のほうには桑の実が普通に落ちているのだとか。そういう風に、山で自分で採取した原料で染める、ということも憧れます。(2018年10月7日)

草曜舎の手紡ぎ毛糸

その隣、写真右下の青みがかった薄紫は、桑の実と栗を一緒に染めたものだそうで、これもまた素敵な色。5-6月に採った桑の実を保管して秋に栗と一緒に染めるとのこと。そういうやり方もあるんですね。左下の黄色っぽいのがドクダミ。

futashiba248さんの草木染め

futashiba248さんの草木染めは、茨城の特産品で染めているもの。草木染めにもいろいろなタイプがあるけれど、こういう方向のものに惹かれます。

リンゴ、栗、メロンで染めたバッグが筒に入ってました。メロン染め、というものを初めて知りました。(2019年6月16日)

フルーツ染めのバッグ

染料と原液もディスプレイされていました。ショップカードもフルーツ色に染まっていて、いい感じでした。

染料と原液

ブルーベリー染めの靴下もありました。薄いピンク色。なんだかどれも、おいしそうな感じでした。

草木染めの靴下

曖昧さんのショップカードと紺色バッグ

曖昧(aimai)さんのお店は、ろうびきされたショップカードがすごかったです。一枚もらいました。青いバッグは、柿渋に藍がかけられたもの。(2019年6月16日)

ショップカードと藍バッグ

ロウビキも、いつかやってみたい技法の1つです。ぐっとかっこよくなりそう。

Suzuyaさんのツツジの色

Suzuyaの手紡ぎ手織りショールのツツジ。下の写真の深みのある黄色いところがツツジです。(2019年1月20日)

ツツジのウールショール

下の緑とかピンクとか黄色がすべてツツジです。つつじからいろいろな色がとれています。

suzuyaツツジのショール

1つの植物からいろいろな色がとれるところも草木染めの素敵な点だと思います。ツツジを染めたことがないので、試してみたいです。

kiyaさんのビワのピンク色

kiyaさんのビワのウール。ウールの質感と色あいがあっていて、こういうちょうどよいピンク色が出せたら素敵です。(2019年1月20日)

ビワ染めの毛糸

一言でピンクといっても、ひとつひとつ微妙に色あいがちがっています。

ビワ染めのピンク色の編み物

染・紡・織さんのチャルカ

「染・紡・織」は、「せんぼうしょく」と読むそうです。

染・紡・織さんの草木染めは、糸を紡ぐところから。テーブルに持ち運び型の糸紡ぎの機械を置いて、ワタから糸を紡ぐ実演をされていました。糸つむぎの道具、チャルカが看板代わりになっていました。(2019年6月16日)

チャルカ

この日は日差しが強かったため、草木染め作品はディスプレイをとりやめた後で、今回は見られませんでした。その代わりに、あざやかなストールが並んでいました。

下は春先に見たもの。藍、五倍子、桜、どんぐり染めのコットン。草木染めならではの、やわらかな色あいです。(2019年3月17日)

草木染めのコットンストール

草木染めのシルクストールもたくさんありました。織り模様があって、微妙な色あいが素敵でした。(2019年3月17日)

手織り手紡ぎの草木染めシルクストール

YouComfort さんの草木染め

手紡ぎ、手織りのYouComfort(ゆうこんふぉーと)さん。明るい色あいでカラフルな印象です。Tシャツやトートバック、ティッシュケースなどの布小物が並んでいました。手前のピンクのストールは茜染めです。(2019年3月17日)

ゆーこんふぉーとさんの草木染め

織物にもチャレンジしたくなります。

ものあいさんの藍染

藍染の、ものあいさん。型染の細かい丸が使われたデザインがきれいでした。藍染というと絞り染めのものが多いのですが、型染めは模様がはっきり。私は絞染めより型染めが好きです。(2018年10月7日)

藍染ものあい

手創り市の草木染めを見て思ったこと

  • 素敵なものがいっぱいあって、ワクワクした。この気持ちを忘れないようにしたい
  • 自然なものから自然なキレイな色を染めたい
  • どこまで原料をさかのぼると「手づくり」となるのかって考えるとおもしろい

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