2022年8月11日(木・祝)藍の生葉染め体験ワークショップ開催報告(岡山)
7月に引き続き、8月も藍の生葉染め体験ワークショップを開催しました。シルクのストールとハンカチをみんなで素敵なブルーに染めました。
夏休みなので8月のみお子様も参加可能で募集しましたが、実際の参加は大人のみ。リピーター1名と初参加3名で、藍や草木染めに興味があってブログやインスタグラムを見た方でした。ご参加ありがとうございます。
場所は岡山駅の市街地からほど近い貸し施設。去年7月にも一度、藍の生葉染めに使った場所です。
8月は参加者が集まらず中止にした回もあって、今回やっと開催できてよかったです。
※ワークショップ最新情報はこちら→ つぎいろ草木染めワークショップ
目次
染料は畑の藍
私が畑で育てているタデ藍。当日の朝にこの辺りを刈り取って、バケツに入れて車で開催場所まで運びました。
下の方を少し残して刈り取り。刈り取り後はこんな感じ。今回は2番刈り。1ヶ月前に1番刈りをした株が育ったもの。あと1ヶ月すればまた大きくなって、3番刈りまでできそうです。
※栽培記録はこちら→ 藍の栽培。地植えに挑戦2022
ワークショップの雰囲気
染める布小物を何にするのか確認して、お会計や自己紹介、大体の流れの説明しました。
説明したら作業へ。葉っぱだけ使うので、茎から葉っぱを取りました。
葉っぱを取って残った茎は、少し持ち帰ってもらいました。土や水に挿すと育ちます。こちら参照→ 使い終わった藍の茎を育てる(挿し木)
並行して模様入れ。ハンカチにハシと輪ゴムを使った絞り染め。
みんなで協力しながら、ミキサーを使って染液作り。藍の葉の青汁ができます。
染液ができたら、すぐに染めていきます。材料は藍の葉と水だけなので、アレルギーがなければ素手でも大丈夫。
ただし素手だと手も染まります。爪が少し青くなっている、と見ているところ。
模様入れをしたハンカチも徐々に青くなっていきます。
持ち込みのストール。横ボーダーの染まりが薄くて、そこだけシルクではなかったのかも?
ハンカチのハシと輪ゴムをはずすと、きれいな模様が入っていました。
染まったものを最後に撮影。右2つは同じストールですが、微妙に違う色。半乾き状態なので、完全に乾くともう少し薄い色になるかと思います。
余った時間で少しだけたたき染め練習。思い通りに葉っぱの形にしようと思うと、結構むずかしい。という難しさを少し味わってもらいました。
※たたき染めのやり方はこちら参照→ 布に葉っぱの形を染める、たたき染め
あっという間の2時間半でした。植物から鮮やかな色が染まっていく不思議を楽しんでもらえたかと思います。
今回も、お家で染める用の茎付き生葉を販売しました。お家でも染物を楽しんでいただけたらと思います。
お盆休み
感染対策に広くて換気のできる部屋、熱中症対策としてエアコン完備。その施設の空き状況にあわせて日程を設定しました。
お盆の前の祝日、この日を初日にお盆休みに入る人も多そうな日。ちょうどお部屋が空いていました。同じ場所で何日か設定しましたが、他の日は参加者が集まらず中止に。
参加者には岡山に帰省中の方もいたので、ちょうどよかったかもしれません。
土地勘がないから帰省ラッシュの影響が一般道にあるのかがわからず。念のため早めに出発したら、通常の休日と同じようにすいていて、かなり早く到着しました。
次回のワークショップ
8月21日(日)に、赤穂線日生駅の近くの施設で、藍の生葉染めとたたき染めのワークショップをします→ 2022年8月子どもも大人も、藍の生葉染め・たたき染めワークショップ参加者募集
9月は、できたら藍の赤紫染め(マニアックなもの)を1回と、それとは別の染料でもワークショップをする予定です。まだ計画中です。決まり次第ブログで募集します。
乾燥後の色あい
参加者にお写真を送ってもらいました。
上がワークショップで染めたストール(横ボーダーがシルクじゃなかったかも?)。下が持ち帰った生葉で家で染めた絹100%のストール。
その残り液で染めた綿シャツ。
ご協力ありがとうございます。
※ワークショップ全体についてはこちら→ 草木染めワークショップについて
※草木染めについて知りたい人はこちら→ 草木染めの目次
※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。