藍の栽培。地植えに挑戦2022

畝道の雑草

2022年のタデ藍の地植え栽培の記録ページです。随時更新します。

2021年に初めて藍の地植え栽培に挑戦。岡山市にある牧山クラインガルテンの1区画を借りてタデ藍を育てました。その記録はこちら→藍の栽培地植えに挑戦(生葉染め用)

2022年はベランダで苗を作り、転居に伴い、畑は違う場所を借りて育てました。このページはその記録です。

2023年はこちらに記録中→ 藍の栽培。地植えに挑戦2023

2020年まではベランダでプランターで育てていました→藍の種と栽培(生葉染め染料用)

種まきと苗作り~定植

「育てすぎ」と「収穫時期をずらしたい」との反省をふまえ、セルトレイ(5×8=40セル)を使い、3/12、3/18、3/24、3/30の4回にわけて10セルずつ種まき。1セルに約4粒入れた。種まきから2週間後に発芽。

発芽した藍

その後、藍染を習うことにしたので、それ用の藍は4月7日に種まきして4月16日に発芽。10日間で発芽。(2022年4月19日撮影)

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土はどちらもホームセンターで買った培養土。

培養土

左が3月蒔き、右が4月7日蒔き分。3月分の葉の色が薄い。

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畑は去年と別の場所。今までお花が植えてあった場所で土はふかふか。

5月3日にスコップとクワで畑を耕して、ホームセンターで買った牛ふん堆肥を入れた。焦げ茶色の粉が牛ふん。もっと早い時期に準備すべきだったと反省。怖いので堆肥投入無しの場所も作った。

土起こしと牛ふん堆肥入れ

苦土石灰はしないことにした。(自分なりに測って土はpH7.0前後だった)酸性雨で酸性になるというけれど、雨が少ない岡山でもそうなのか気になる。

3月上旬に蒔いた苗から順番に萎れてきた。(2022年5月8日撮影)

萎れてきた藍の苗

間引いた際に、いちごプランターの横に入れてみたもののほうが元気だった。

藍の間引き苗

定植

こらえきれず、畑の準備から1週間経過で、3月蒔きの苗を畑に植付け。(2022年5月9日撮影)

苗の配置

株間は横1mくらい、縦は35cmにした。去年、道が消えたので横を広めにした。

穴開けて水を入れて苗を入れた。

水を入れる

植えたら根本を踏んだ。去年よりも土がふかふかで、踏んだ部分が沈む。適当にごまかす。

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移植後の水まき。水源が遠い場所なので、水の量はひかえめになった。

植え付けた藍畑

植付け翌日は晴れで水やり。3~4日目に雨が降った。

1週間後。なんとか枯れてない。40個植えて1個だけ枯れていた。(その後もう1個枯れた)(2022年5月16日撮影)

藍畑定植後1週間近景
藍畑定植後1週間全体

4月7日蒔きの苗はまだベランダにある。元気そうだけれど、そろそろ植えたい。(2022年5月14日撮影)

5月14日の苗

その数日後、4月7日蒔きの苗も一部萎れ始めた。はやく植えたい。(2022年5月18日撮影)

4月18日の藍の苗

かなり萎れてきたので、4月7日蒔きの苗も急きょ植え付けることにした。(2022年5月20日撮影)

4月蒔きの藍の苗しおれる

植え付ける前に畑のジョウロでたっぷり水をあげてから、比較的元気そうな苗から順に植付け。

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移植して水やり後。ひょろっとして頼りない。

4月蒔きの苗の定植

植付け後に残ったダメ苗。

残った藍の苗

その数時間後。残ったダメ苗の葉っぱが復活した。

復活した苗

自分の今までの水やり方法に問題があったことが判明。ジョウロを持ってなくて、水差しで水をあげていて、葉っぱに水をあまりかけてなかった。そういう水まきをすると、40日位で苗の葉がしおれてくるようです。

2021年の畑は散水ノズル付きホースがあって使い放題でした。2022年の畑は水路からくんだ水をジョウロであげています。自宅ベランダで苗の水やりに問題があったので、そこを反省。

4月7日蒔き分、定植の翌日はくもり。何もせず。

翌々日、土は乾いていたけれど、苗は枯れずに直立していた。午前中に水やりした。(2022年5月22日撮影)

4月蒔き定植翌々日

ついでに3月蒔き分に醗酵油かす追肥。去年通りにしようと思っていたのに、うっかり土寄せもしてしまう。(2022年5月22日撮影)

油かすで追肥

油かすを土に埋めて、水まき後。土寄せすると畑っぽい雰囲気になる。

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4月苗の定植から5日後、まだ雨が降らないので水まき。ひょろひょろしているけど大丈夫そう。はやく雨が降りますように。(2022年5月24日撮影)

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待望の雨が降った翌朝。手前が4月蒔き分37株(定植8日目)、奥が3月蒔き分40株(定植19日目)。4月蒔き分の苗は小さすぎて写真だと見えない。(2022年5月27日撮影)

移植後の藍畑

6月1日、4月蒔き分にも追肥&土寄せ。

いつのまにか株が消えてスペースがあった。2箇所。予備苗を追加。(2022年6月1日撮影)

予備苗を追加

藍の成長記録

元肥で牛ふんを入れた場所(左)が、入れなかった場所(右)より育ちがよい感じ。(2022年6月3日撮影)

藍畑牛糞入りと無し

畝間を開けすぎたかもしれない。

ところどころ虫食いがある。

藍の葉の虫食い

葉っぱに虫がいた。クロウリハムシと思われる。犯人?カボチャなどウリ科の畑があるといるらしい。動きがゆっくり。軍手で取って潰した。

クロウリハムシ

土にはクモが多い。藍以外の畝の植物をどかしたらクサギカメムシがいたので、藍についたら困るかもと思って、中性洗剤に落として駆除。

草は生えるけれど、2021年に比べて少ない。こまめに草をとっている畑は、種が途絶えて生えにくくなるらしい。

ポキっと折れてる茎がある株の根本を掘ってみたらネキリムシ??発見。以前に株が消えた部分、これが犯人なのかな?(2022年6月11日撮影)

ネキリムシ探し
たぶん根切虫

葉っぱの裏に白い粒があって、卵かと思ったけど、乾いたアブラムシかもしれない。(2022年6月11日撮影)

アブラムシかも

畑を耕す時にはテントウ虫が結構いたと思うのに、見かけなくなってしまった。雑草を一掃したから消えたのか。

6月14日に梅雨入り。雨が降ったからか育ってきた気がする。(2022年6月15日撮影)

藍畑

元肥(牛ふん)を入れなかった畝の赤い葉っぱが目立つ気がする。上の方は追肥が効いたのか緑色。(2022年6月15日撮影)

藍の赤い葉っぱ

見つけたイモムシは駆除。イチゴハムシの幼虫?(2022年6月17日撮影)

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変な虫がいると思ってGoogleで画像検索したら、てんとう虫だった。がんばって欲しい。

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雨でうね道の雑草も育ってきた。メヒシバ?(2022年6月22日撮影)

藍畑の畝道の雑草

全体的には元気に見えるけれど、葉が枯れている茎も結構ある。(2022年6月22日撮影)

枯れている茎

鶏ふんで追肥。2021年と同じホームセンターで買ったけれど、別物だった。(窒素3.5%リン酸3.0%カリ2.5%)畝道の草がじゃまして土寄せしにくかった。(2022年6月23日撮影)

鶏ふん

枯れている部分が気になってきたので、採取した。結構ある。(2022年6月27日撮影)

枯れた藍の茎

茎の中の犯人を確認。(2022年6月27日撮影)

藍の茎の中の虫

ついでに毛虫発見。カツオブシムシ?(2022年6月27日撮影)

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虫を取り除いてから乾燥葉にすることに。日干し中に2匹出てきた。駆除しきれてなかったらしい。(2022年6月27日撮影)

藍の葉乾燥

作業のジャマなので畝道の草刈り。すっきりした。(2022年6月27日撮影)

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6月28日梅雨明け。梅雨が短く雨が少なかった。(後日、7月26日頃梅雨明けだったと訂正あり)

6月30日、今まで横に広がってものが、上方向に伸び始めた感じ。

上に伸び始めた藍

定植日での成長の差はある(3月蒔き分と4月蒔き分)。種まき日をずらした差はわからなくなってきた。6月30日、4月蒔き分の半分に醗酵油かすで追肥&土寄せ。7月2日、残り半分に鶏ふんで追肥&土寄せ。

7月3日~6日、台風の影響で雨が降ったはず。

7月7日、穂が出てきた株は高さ45cm。目指してた50-60cmより低い。去年の高さは忘れたけれど、去年より低いと思う。

穂が出てきた藍

晴れたので一番刈り開始。朝露がついた状態で、1株の茎葉が200-300g程度。干し場所と作業量を考えると、1日10株前後が限界。ホームセンターで買った鎌の切れ味が悪い。(2022年7月7日撮影)

藍一株分

乾燥葉(干し葉)にするべく、干し終えたところ。(2022年7月7日撮影)

残った苗を耕さずに肥料もやらずに適当に植えてどうなるか観察している場所。(2022年7月7日撮影)

生葉染めワークショップ用に茎ごと採取して車で運搬。(2022年7月11日撮影)

藍畑で採取

刈り取り後1週間、ピチピチ新鮮な葉が成長。虫食いが減った。(2022年7月18日撮影)

1番刈り1週間後

場所によって発酵鶏ふんや手作りぼかし肥を追肥。場所によって、土の上にしたり、土を被せたり。なんとなく、元肥が多かった場所の育ちがいい気がする。

刈り取ると、小さい株があった。枯れて後から差し替えた部分だと思う。

小さい株

刈り取り19日後と、刈り取り直後。ずらして刈り取りするといつでも生葉染めできそう。(2022年7月26日撮影)

一番刈り後の藍

最後の1番刈り完了。(手前左側の株)奥の株は初めの方に1番刈りした場所。(2022年7月26日撮影)

藍畑7月下旬

花が咲きかけた部分はちょこちょこカット。でも最後の刈り取りは遅かった。反省。(2022年7月26日撮影)

雨が降っていない。3日置きに水やり。本当は毎日すべきかもしれないけど。(後から思うと、この晴れ間に2番刈りに入ればよかった)

朝に畑に行くと、朝露を感じる。雨は降ってないけれど湿度があれば、大丈夫な気もする。

8月9日、2番刈り開始。雨不足か少し弱り気味。(2022年8月9日撮影)

2番刈りする藍

まだ育ってない株なのに、虫にかなり食べられている。バッタ(写真の左上)が犯人??(2022年8月9日撮影)

虫食いの葉

まだ2番刈りするには小さい株が弱り気味。葉に白い斑点がある株があった。水不足?(2022年8月16日撮影)

葉が白い株

2番刈り再開。かなり停滞してしまった。葉っぱが上向きになってきて、穂が出てしまった箇所もある。もっとはやく刈ればよかった。(2022年8月22日撮影)

乾燥葉用の2番刈り最後のほう。(4月蒔き分)2番刈りが遅れた箇所は特に虫食いが多い。でも乾燥葉の色は悪くない感じがした。(2022年8月28日撮影)

2番刈り最後のほう藍

9月に入って、だんだん成長しなくなってきた。花も咲き始めている。

9月8日、3番刈り開始。茎から根が生えることで、株が横に広がり増える。株を横から見るとその雰囲気がわかる。(2022年9月8日撮影)

どんどん刈り取ろう。

9月になって少し日差しが弱まったけれど、湿気が減ったからか葉の乾きがいい感じ。(2022年9月11日撮影)

藍の葉の乾燥

3番刈りをした後の株。茎が太くて根元のほうまでカマで刈るのがむずかしい。(2022年9月12日撮影)

三番刈り取り後の藍畑

太い茎の中に空洞。虫被害?(2022年9月14日撮影)

刈り取り後の茎

根本にカタツムリが結構いる。(2022年9月14日撮影)

2022年9月19日、台風が横切る。風がかなり強かったけれど、畑は大丈夫だった。雨も降ったけど多くなかった。

2022年9月23日、大安。すくも作りチャレンジ開始。場所がないので畑にテントを建てた。

藍の花と寝床用テント

すくも作りは習っているものなので詳細非公開。どうなるかはわからないけれど、自分でもやってみます。

藍の葉

引き続き、半分残った3番刈り。背は低いけれど、脇芽が増えていて小さい茎葉が詰まっている。剪定ばさみで刈り取りしたら手が痛くなったので、カマがいい。(2022年9月25日撮影)

三番刈りの株

終わった株を引き抜いて処理するのも結構大変。空いた土地ではハーブやラディッシュを育てるつもりが、種まきが遅かったからか全然育たず。

11月、すくも作業とりあえず終了。乾燥させて来年使う。

ハーブがうまくいかなかったので、11月上旬に一列だけスペルト小麦を種まき。種10gでは足りないかも?雑草に見える。来年は脇に苗を植えるつもり。(2022年12月23日撮影)

スペルト小麦の芽

肥料無しエリア

残った苗などを、耕さずに肥料もやらずに適当に植えてどうなるか観察する場所作成。(2022年7月7日撮影)

雑草エリアの藍

右側の葉っぱのサイズが大きめの株は、茎を水に活けて根っこが生えてきたもの。(2022年7月7日撮影)

気が向いた時に、周りの草を刈って敷いた。(2022年7月26日撮影)

雑草エリアの藍の成長

草と一緒にのびのび。でも、大きくなっていない。(2022年8月22日撮影)

耕さないエリアの藍

雨が降って、少し大きくなってきた気がする。(2022年8月26日撮影)

9月でこのサイズ。(2022年9月4日撮影)

肥料なしエリアの藍9月

花が咲き始めている。一度も刈り取ってない。種取り用にする予定。(2022年9月25日撮影)

不耕起無肥料

雑草が近くて虫が多い場所だけど、藍の葉の虫食いは少ない。小さくて、たおやか、のびのびした雰囲気。

こんな風に藍を育てるとしたら、それなりに面積が大きくないと、量が収穫できない。

残り苗を使ったので、このエリアを作る時期が遅かった。5月初旬から開始したらもっと育つのかも。

種取り

種取り用に二番刈りしなかった株。花が咲き始めている。(2022年9月7日撮影)

藍の赤花

穂が垂れて土に付きそうな一部から種取り。全体はまだ。(2022年9月30日撮影)

10月27日頃、まだ花っぽい、種ができたかわからない穂にも茶色く枯れた部分が出てきた。寒くなったからだと思う。10月末、落ちてしまう前に刈って干した。

「藍(あい) (地域資源を活かす生活工芸双書)」という本の中に、江戸~明治の指南書の話があって、「山間部のやせ地に生じた種を肥沃な土地に蒔くとよく繁茂し、雨湿害・虫害などが少ない。」「熟れすぎたものは育ちが悪いので若熟れがよい」「うれすぎたものほど生育するにしたがって下葉が腐り、落ちてしまうからだ。若熟れのものなら葉が腐らない」という文章が出ていた。

自分自身でも思い当たることがあった。

2021年はよく育ったのだけど、種取り後の茎と一緒にダメそうな種も植木鉢の上にポイ捨てしてたら、3月に入って勝手に発芽。それを小分けして苗にした。

「ダメそうな種からもけっこう発芽した。発芽してしまえば育つ。」とその時は思ったけれど、もしかしてこれが若熟れだったのかも?あと、日当たりの悪いベランダのプランターで育てた藍から取れた種なので、山間部のやせ地に近いかもしれない。

※2021年の記録はこちら→ 藍の栽培地植えに挑戦(生葉染め用)

逆に、2022年はまあまあ育ったものの、虫被害が多かったし、刈り取り時に茎が下部でプチッと切れることがあって、なんとなく水腐れで弱った雰囲気があった。種は、2021年によく育った藍から取った種。完熟といえば完熟。

なので来年は、肥料なしエリアから取れた種を中心に育てようと思う。

10月末、8月下旬に2番刈りした藍の花を刈り取って干した。まだお花っぽい部分もあるけれど種はできてそう。

藍の花干す

畑の虫

虫の画像なので、閲覧注意。2021年よりも虫被害が多い感じがする。藍の成長に時間をかけすぎているからかも。あと、1番刈りも、2番刈りも、刈り取りが遅れた。虫被害が出る前に刈る、というのがいいと思う。

シンクイムシ

枯れかけた葉っぱを駆除をかねて刈り取って、茎の中にいた虫。シンクイムシ?結構やられた。(2022年6月27日撮影)

藍の茎の中の虫

マルカメムシ

黒いてんとう虫みたいな虫が多い。マルカメムシだと思う。家の近くにもいるから、地域的なものかも。去年の畑では見かけなかった。(2022年6月28日撮影)

黒い虫

茎に複数付いている。一匹よりも数匹まとまっていることが多い。(2022年7月13日撮影)

マルカメムシ

この虫が原因かはわからないけれど、弱った葉っぱに付いている。

イモムシ

イモムシ発見。葉っぱが食べられている。既に収穫シーズンなので今見つけても遅いかも。(2022年7月7日撮影)

バッタ

バッタも結構いる。去年も結構いた。緑色だけでなく灰色のバッタもいる。(2022年6月22日撮影)

藍の葉とバッタ

ショウリョウバッタ現れる。こういう大きいものはあまりいない。(2022年9月3日撮影)

カメムシ

たまに見る。カメムシは近くのコスモスにいて、たまにやってくる。(2022年9月9日撮影)

カメムシ

畑の雑草

メヒシバ

畑の雑草第1位、メヒシバ。畝間にひしめく。土寄せしにくいので地際で刈り取り。(上の方で切るとまた育ってしまう)(2022年6月22日撮影)

畝道の雑草

コミカンソウ

畑の雑草第2位、コミカンソウ。7月中旬から藍の下に増えてきた。(2022年7月20日撮影)

コミカンソウ

オオバコ

畑を耕す時に多い雑草。たぶんオオバコ。(2022年5月3日撮影)

オオバコ

スベリヒユ

少ないけど、スベリヒユ。肉厚な葉っぱ。栄養があるらしいので残す努力中。土寄せすると巻き込んで切れてしまう。(2022年7月18日撮影)

スベリヒユ

2022年に思っていること

  • 畑の場所が違うので、育ちも違うかも
  • 2021年によく育ったのは、前年まで使ってなかった畑で肥沃だったからかも。梅雨も早かった。
  • 2022年は、手が入ってた畑。きちんと追肥をしていこうと思う→後から考えると肥料あげすぎて虫にやられたのかも?
  • 雑草での堆肥作り、草マルチ、不耕起農法もよさそうと思えてきて、周りの迷惑にならない程度に雑草は残そうと思っていたけど、土寄せ作業のじゃまだし、植物への害虫よりも人に対する害虫(痛い、かゆい)は嫌なので、とりあえず人が通る場所は土際で刈ることにした。
  • 畝間が広すぎて雑草が生えやすい。でも、その分、来年育てる時、畝と畝道を逆転できていいかも。
  • 雨が降らない時、どこまで水まきを頑張るべきか悩む
  • 梅雨や気温上昇時期を予測して、定植時期を決めて、それにあわせて種まき時期を決めるのがよさそう
  • 虫にやられるので、早く育てて、やられる前に収穫するのがよさそう
  • 真面目に刈り取り→乾燥をしようと思うと、雨雲レーダーとにらめっこ。
  • 自分が1日に刈り取りして乾燥できる量は10株前後。暑さは苦手。
  • 刈り取りが遅れた。もう1-2週間早く、葉っぱの状態が最良のタイミングで刈り取るべきだった。2023年は、5月初旬定植、一番刈り6月下旬-7月上旬、2番刈り7月下旬-8月上旬、3番刈り8月下旬-9月上旬、に前倒ししたい。
  • 苗作りが下手すぎる。2023年は畑の地べたで苗作りをして、もう少しまともに作りたい。

追記:肥料のこと

試行錯誤ながら藍を育てて蒅(すくも)を作っているナヲチンさんより、下記のアドバイスをいただきました。

  • 蒅にする時に動いているのは、高熱に耐える枯草菌だと思います。(アキヤマセイコさんの著書にありました)枯草菌の餌はアミノ酸なので、栽培にも魚粉を多くしています。
  • リン酸の少ない苗はやはり肥料不足になるようです。藍を育てていて肥料焼けになる事は無いと思います。

情報ありがとうございます。

※不明点がありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、なんなりと聞いてください。お気づきの点があれば、アドバイスもぜひお願いします。