草木染めに使う材料を買う場所(東京)
ワークショップで初めて草木染めをした方から「どこで買うの?」という質問があったので、東京都内で草木染めの材料を購入する場所について書きます。
染料や媒染剤などの薬品、染物用の生地を買う場所です。
私が知らないだけで、もっとお店があるのかもしれません。おすすめがあれば教えてください。
目次
植物染料が売っている染料店
染料店には、植物染料も、媒染剤などの薬品も、染色用の生地や布小物も、染物に使う道具もあります。
染料店といえば、京都の「田中直染料店」が有名です。以前は渋谷にあったそうですが、数年前に東京から撤退してしまいました。
東京の場合は、浅草(田原町方向)に「藍熊染料」、高田馬場に「誠和」があります。
なお、吉祥寺アナンダ(羊毛屋さん)にも植物染料やストールが売られていたのですが、2021年1月末で吉祥寺店は閉店。残念です。
どのお店もネット通販もあります。
※土日祝休みなど確認してからおでかけください。
自分がよく使うものを買った場所
おすすめという訳ではありませんが、自分が買っている場所です。
植物染料
草木染めを始めた当初は、誠和で買っていました。染料の中に、染め方の説明書や不織布、使い捨て手袋がついているので、わかりやすいです。
その後、藍熊染料の講習会に行くようになり、そのついでに買うことが増えました。(講習会の日に買うと割引になるので)
今はできれば生の植物を染めたいと思っていて、買うことが減りました。
乾燥染料に限らず、パウダーや液体になった植物染料も染料店には売っています。
媒染剤
アルミ媒染に使うミョウバンは、近所のコープで買っています。
コープに限らず、普通のスーパーの乾物コーナー(海苔とか豆とか粉とか売っている売り場)に、漬物用の焼きみょうばんが売っています。
たくさん使うなら、染料店で買う方が安いので、何かのついでに藍熊染料で買うこともあります。
鉄媒染用の木酢酸鉄液は、誠和で以前買ったものを使っています。(古くなったので買い替えなくてはならないのですが、まだ買っていません)硫酸第一鉄(粉末)は、藍熊染料で買いました。
銅媒染液は、誠和で以前買ったものを使っています。
濃染剤
木綿や麻を濃く染める時に便利な濃染剤は、藍熊染料の「濃染剤カラーアップZB」という製品と、誠和の「ディスポン」という製品を使っています。
豆汁下地(ほとんどしません)で濃染をする時は、コープで買った乾燥大豆を使っています。(豆乳をスーパーで買って使えばいいと思います)
その他の薬品
重曹とクエン酸は100円ショップで買っています。スーパーでもドラッグストアでも売っていますが、量が多い気がします。掃除用でも食品用でもどちらでも大丈夫です。
ソーダ灰は、藍熊染料で買いました。染料店に売っています。
染色用の生地
染色用のストールやハンカチは、誠和と藍熊染料で買っています。実物を見ないと判断できず、なかなか通販で買えません。
染色用の巾着、薄手のトートバッグ、ポケットティッシュケースなどの縫製品も染料店で安く売っていて、自分で作る手間と比べると、本当に安いなと感じます。
洋服の生地は、染色用ではない白い生地を日暮里繊維街(長戸商店や岩瀬商店など)で買っています。
※布小物についてはこちらにも書いています→ 草木染めで染める布の選び方、提案
※道具についてはこちらに書いています→ 草木染めの道具
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