黒エプロンにリメイク(藍染ヤシャブシ)

ヤシャブシ染め黒エプロン

染色の失敗続きで汚くなったエプロンを藍染とヤシャブシ染めでリカバリーしました。

真っ黒にはならなかったけど、濃紺のいい色になりました。シミも、完全じゃないけど目立たなくなりました。ただ、シミは存在するので、服だったら着れない状態。エプロンならかろうじて許容範囲です。

黒染めの方法の1つとして、藍下(あいした)と言って、藍染めをしてから黒っぽく染まる植物染料で草木染めする、という方法があるそうです。目指した訳ではありませんが、それになりました。

染めた日:2019年10月25日

エプロンの染め直し経緯

玉ねぎ染め(鉄媒染)

もともとは玉ねぎ染めをしたエプロンでした。玉ねぎ染め(鉄媒染)でカーキ色に布を染めてエプロンに縫製しました。(染めた日:2019年5月1日)

玉ねぎ染めのエプロン

※染めた時の話はこちら→ 玉ねぎの皮でカーキ色に染める

退色した玉ねぎ染めのエプロン

家族が漂白剤も使うような仕事場で使っていました。週2~3回普通の洗濯洗剤(トップクリアリキッド)で洗濯して、緑っぽいカーキから、ベージュっぽいカーキ色に変化しました。また、薬品がついた部分は、色が白く抜けています。(2019年6月6日撮影)

玉ねぎ染めの色落ち

玉ねぎ染め(鉄媒染)で染め直し失敗

その後、さらに色が薄くなったので玉ねぎ染め(鉄媒染)で染め直したのですが、失敗しました。シミが汚く目立つようになり、使えない状態になりました。(染め直した日:2019年9月11日)

染め直した玉ねぎ染めエプロン

玉ねぎ染めエプロンのシミ

藍染めにも失敗

これは塗りつぶすしかないと思って、藍染め(化学建て)で染め直してみたのですが、単に紺色に変わっただけで、シミは消えず。ペンキ屋さんのエプロンのようでした。(染め直した日:2019年9月11日)

※藍染後の写真を撮り忘れました。

もうドツボにはまってイヤになったので、エプロンは別の生地で作り直し。このエプロンは放置していました。

今回、ヤシャブシで黒染め

ヤシャブシでシミが隠れないか黒染めにチャレンジして、濃紺のエプロンになりました。シミはあります。あるけれど、やっと目立たない感じになりました。

ヤシャブシ染めエプロン

藍染めにヤシャブシをかけたので、黒に近い濃紺色です。

エプロンの濃紺の色

以下、ヤシャブシ染めをした際の手順です。藍染の手順は書いてません。

黒エプロン染めの材料

  • エプロン(綿100%、オックスフォード生地) 128g
  • ヤシャブシ 30g
  • 古い鉄媒染液、古い木酢酸鉄液 大さじ3

黒エプロン染めの手順

  1. 事前の準備:お湯(お風呂くらいの温度、40℃)にエプロンをつけておく
  2. ヤシャブシ30gと水10リットルをステンレス鍋に入れて、強火。沸騰後20分煮る。
  3. ヤシャブシの実をこして、染液にする。
  4. 染液を寸胴鍋に入れて、IH中火。エプロンを入れて20分煮染め(87℃位だった)
  5. 水洗い
  6. 水10リットルに、古い鉄媒染液を大さじ2溶かして、エプロンを入れて5分媒染
  7. 水洗い
  8. 染液の鍋にエプロンを戻して、10分煮染め
  9. 水洗い
  10. 水10リットルに、古い木酢酸鉄液を大さじ1溶かして、エプロンを入れて5分媒染
  11. 染液の鍋にエプロンを戻して、10分煮染め
  12. しっかり水洗い
  13. 洗濯機で脱水してベランダに干す

※草木染めの基本手順はこちらを見てください→ 草木染めで布を染める方法:綿・麻・絹

黒エプロン染めの写真と説明

お湯に布をつける

染める前にお風呂位の温度のお湯に布をつけておきます。藍染をしたまま放置していた布だったので、黄色いアクみたいな色がお湯に出てきました。

布の湯通し

乾燥ヤシャブシ

いただきもののヤシャブシ。小さいマツボックリみたいな形状でかわいいです。ヤシャブシは、黒染めに使われる染料として有名です。

ヤシャブシ

ヤシャブシの染液を煮出す

ステンレスの寸胴鍋(27cm、容量15リットル)に、ヤシャブシ30gと水10リットルを入れて強火。沸騰後20分煮出しました。

ヤシャブシ染液の抽出

沸騰後20分煮ると、液に色が出ています。種みたいな小さい粒が水面に浮いています。

ヤシャブシ染液1番液の色

ヤシャブシの染液をこす

バケツにザルとこし布を置いて、染液をこします。

やしゃぶし染液をこす

鍋をのぞき込むと染液は赤っぽい茶色でしたが、ガラスのカップでみると、茶色っぽい黄色です。

ヤシャブシ染液の色あい

ヤシャブシで煮染め

染液を鍋に戻して、中火。布を入れて動かしながら20分煮ます。

ヤシャブシ煮染め

普段は火にかけずに浸し染めすることが多いのですが、今回は煮染めすることにしました。液が熱ければ煮染めをしなくてもよいかと思いますが、せっかく大きい鍋を使ったので、煮染めにしました。

鉄媒染

水10リットルに古い鉄媒染液を大さじ2を入れて、かきまぜて、鉄媒染液にしました。布を入れて5分媒染しました。変な色だし、藍で染まっているので、効いているのか判断できず。5分で終了しました。

古い鉄媒染液

ヤシャブシで煮染め2回目

水洗いして水けをきったら、再び染液に戻して煮染め10分。

鉄媒染2回目

水10リットルに古い木酢酸鉄液を大さじ2を入れて、かきまぜて、鉄媒染液にしました。布を入れて5分媒染しました。(1回目の古い鉄媒染液が効いているか判断に迷ったので、木酢酸液に変えました)

鉄媒染

ヤシャブシで煮染め3回目

水洗いして水けをきったら、再び染液に戻して煮染め10分。濃く染まってきた気がします。

煮染め2回目

染液をとって色を見ると、黒っぽくなっていました。鉄媒染が反応していると判断しました。

戻した後の染液の色

脱水、自然乾燥

水洗いしたのち、洗濯機で脱水、お風呂場に干して乾かしました。

エプロンをお風呂場に干す

黒エプロン染めで思ったこと

  • エプロンがなんとかリカバリーできて、使えそうになってよかった
  • 重ね染めするときはシミに注意。漂白してから染めるべき?
  • 藍染をした上に染めると、色が入っているか判断しにくい
  • 鉄媒染液は古いと効きが悪くて、効いているか判断しにくい
  • 媒染時間が短かったかもしれない
  • さらに黄色を重ね染めしたら黒になるのか?やってみたい

※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。