5/12(日)さくらんぼ染めワークショップ開催報告

さくらんぼ染めの草木染め体験ワークショップ

さくらんぼの小枝を煮出して染物をする草木染め体験ワークショップ(みんなで一緒にサクランボ染めを楽しむ会)を開催しました。これで3回目のワークショップの主催です。その開催報告を書きます。

今回の参加者は知り合い4人と、インスタグラムからこの草木染めワークショップの存在を知って来てくださった方2人でした。ご参加ありがとうございます。

今回は、草木染め経験が私よりある方が複数いたからか、順調に進み、充実したお茶タイムをとることができました。染物だけでなく、関連する手芸系の話をしたり、すてきな手作り作品を見せてもらったり、情報交換したり。楽しかったです。

※概要はこちら→ 2019年5月12日(日), 26日(日)草木染めワークショップ参加者募集
※染めるものとして準備した布小物はこちら→ 2019年5月12日(日)草木染めワークショップで染める布小物
※つぎいろ草木染めワークショップ最新情報はこちら→ つぎいろ草木染めワークショップ

染めた日:2019年5月12日

染料のさくらんぼの小枝

染料は、山梨・北杜市の猫舟さんにわけてもらったサクランボの剪定枝。さくらんぼの品種は佐藤錦。ベランダで保管した後、カットして冷凍庫に保存したものを使いました。

さくらんぼの剪定枝

このブログの桜染めの内容を見て、「必要なら枝をお分けしますよ」と声をかけてくださいました。北杜市までおうかがいして、一緒にアボカド染めやさくらんぼ染めをして、おすそ分けしていただきました。ありがとうございます。

※猫舟さんを訪問した時の話はこちら→ 北杜市に移住した人を訪ねる
※その時のアボカド染めの話はこちら→ アボカドの皮・種・葉でシルクを染める

草木染めワークショップの雰囲気

まず、時間がかかる煮出しから。サクランボの小枝と水を寸胴鍋に入れて着火しました。

サクランボの小枝を煮出すところ

色止めに使う、みょうばん液の準備。料理する場所でもあるので、漬物用の焼きみょうばんを使っています。

媒染液の準備

熱湯を入れて、透明になるまで、ぐるぐるかき混ぜます。

みょうばん液の作成

みんなで分担して、染液をこしながら、バケツに移動。

染液をこしているところ

空気を含ませた後、染液の色を確認。はじまりは、少しだけ赤味が足りない感じ。時間につれて、だんだん濃くなっていきました。

酸化後の染液の色

みんなの分、均等になるように、バケツに染色液を分けているところ。どうすれば均等にわけられるのか、参加した方の案でやりました。なかなかむずかしいです。

さくらんぼの染液を等分

小さい小物を染めた方が大きめの方に液をおすそ分けしてくださったり、みんなで染めてる感がありました。

染色開始。熱い染液につけていきます。こちらは持ち込みの木綿糸です。

さくらんぼ染色開始

これはシルクコットンのストール。はじめのうちは、紫っぽくなってました。

さくらんぼ染液につける

ハシでかき混ぜて、色むらにならないようにしているところ。

さくらんぼの染色

媒染(色止め)しているところ。1つのシンクで3人で作業可能でした。布の色は少し薄まったように見えます。

アルミ媒染作業

さいごは水洗いをしてバスタオルで水気をとります。乾燥はビニール袋に入れて家に持ち帰ってから。濡れた状態は色が濃いですが、乾くと薄くなります。

バスタオルで水気をとる

かなり順調に進み、4時頃からお茶タイムに入ることができました。持ち寄ったお菓子をつまみつつ、手芸作品を見せてもらったり、イベントやワークショップの情報を交換したりしました。

お茶タイム

そういえば母の日でしたが、特に母の日の話にはなりませんでした。

今回草木染めがまったくの初めてだった方は1人。他の話が楽しくて、基本的な草木染めの方法の説明が不足していたかもしれません。

※基本手順はこちらを見てください→ 草木染めで布を染める方法:綿・麻・絹

シンクを使う

貸し部屋の調理用の鍋や道具は使えないため、備品は基本的に持ち込んでいます。数が限られるので、そこをどうするのかが考えどころです。

第1回の桜染めワークショップの時は、2人1バケツで作業して、少し色むらが出てしまったので、なんとか1人1バケツで作業できないか検討。

2回目のよもぎ染めの時は、参加者が少なかったので、バケツでなんとかやりくりしました。

今回は、シンクを器代わりにしてミョウバン媒染をすることにしました。

使うのは漬物にも使う食品添加物だし、濃度もかなり低いので問題ないと思います。

そこで、アクシデント発生。単に栓をしてミョウバン液を溜めたら、いつのまにか水位が減ってしまいました。栓だけでは隙間から水がもれるようで、作り直すことに。

「栓にビニールをするといいよ」と参加者にアドバイスをもらって、ビニールをかませたら大丈夫でした。予備のミョウバンがあって、本当によかったです。スーパーまで買いに走らなくてはならないところでした。

シンクで媒染液

洗濯ばさみの模様

染め仲間の参加者が、ティッシュケースにクリップをして染めました。

布を四角くたたみ、はさむ部分が丸い形の洗濯ばさみで留めています。

洗濯ばさみで模様作り

とめたところは、お花みたいな模様になりました。これなら私にもできそうなので、活用したいです。濃染処理をしている布です。

洗濯ばさみ模様

さくらんぼ染めの染め上がり

桜染めの時よりは濃く染まりました。もっと濃くしたいという要望もあったのですが、最後は染液の色がなくなってしまい、応えられず。

すぐに染めなくてよければ、もっと濃い染液にして、時間を置いてから染めると濃く染まるはずです。余った小枝を持ち帰った方は、自宅で重ね染めにチャレンジしてみてください。(茶色くなることもあるので、染液の色を確認して、ハギレで様子をみてから染めてください)

こちらは、左から、コットンストール、持ち込みのシルクスカーフ、持ち込みの木綿糸、コットンストールです。コットンストールは同じものですが、染液につけたタイミングなどで染め上がった色が違いました。

サクランボ染めの染まり具合

今回はじめて準備したシルクコットンのストール(アナンダのシルクムーンショールという製品)は濃く染まりました。乾いたら色が薄まって、かわいい色になりそうです。

シルクコットンのストール

さくらんぼ染めアナンダのシルクムーンショール

寸胴鍋運搬バッグ

貸し部屋の受付待ちをしていたら、持っていた桜染めの寸胴鍋専用袋を見て、初めてお会いするお二人が、わたしを見つけてくれました。意外なメリットがありました。

自転車の荷台に乗せた寸胴鍋

※寸胴鍋専用バッグの作り方はこちら→ 寸胴鍋専用バッグの作り方

今後のワークショップ

5月26日のさくらんぼ染めワークショップは、ほぼ同じことをします。(定員6名満席です)参加者が違うので、また違った雰囲気になりそう。うまくいきますように。

6月のワークショップは、他の場所でもできないか検討中。日程、場所、内容ともに未定です。決まり次第、連絡が欲しいと言われた方にはご連絡した後、ブログでも参加者を募集する予定です。

準備する布小物について、考えています。初めて草木染めする方にはストールなど簡単なものを1~2個準備しつつ、持ち込みをメインにしようかと検討しています。

なにかご要望、ご質問などがあれば、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムからお気軽にお知らせください。

開催場所について、都内の貸しスペースなど、よい情報があればぜひ教えてください。煮出せて洗えることが必要です。

追記:乾燥後のサクランボ染めの染め上がり

追記:その後、参加した方に乾燥後の写真を送っていただきました。

ティッシュケース

さくらんぼ染めティッシュケース

シルクコットンのストール

さくらんぼ染めシルクコットンのストール

木綿糸

さくらんぼ染め木綿糸

コットンのストール

さくらんぼ染めコットンストール

持ち込みのシルクスカーフ(シルクフクレ)

さくらんぼ染めシルクストール