雑司が谷の手創り市
東京・雑司が谷の手創り市の雰囲気が好きなので、時々行きます。手創り市がどんな場所なのかについて、まとめ直しました。
毎月1回、鬼子母神と大鳥神社の境内で開催されるハンドメイドマルシェです。商品を作った人自身が販売しているので、いろいろ話を聞けるのも楽しくて、手芸やハンドメイドに興味がある方の散策におすすめです。
2022年9月から鬼子母神で再開とのこと。行きたいなあ。
目次
鬼子母神の場所と雰囲気
アクセス
目白とか池袋が程近いエリアです。
最寄り駅は副都心線の雑司が谷駅か、都電荒川線(東京さくらトラム)の鬼子母神前です。目白とか池袋からも歩けますが、少し離れています。
ちなみに都電は隣が「都電雑司が谷」という停留所なので、降り間違えやすいので要注意です。もし降り間違えてしまったら、都電沿いに坂を下って、大鳥神社を目指すと近いです。鳥居でわかるかと思います。
雰囲気
鬼子母神の境内と、すぐ近くの大鳥神社の境内の2ヶ所会場があります。どちらも境内の中なので、のんびりした雰囲気です。参拝している人もみかけます。
人気がないときに鬼子母神に行くと少しさびしい感じもするのですが、イベント時は大丈夫です。お客さんがいっぱいで、大盛況なことが多いです。
のんびりまわるのにちょうどよいサイズの会場です。地図を見ると150店以上でていそうですが、実際行くとそんなに多い感じがしないのは、1ブースが小さいからかもしれません。見ごたえがありますが、広くはないので疲れません。
境内には大きな木があって、気持ちがいい感じです。鬼子母神の境内は木陰が多いので、日差し強い日でも日陰に入れば涼しいです。この木陰が多い感じが好きです。
お店のブースは選べないので、当たった場所がよくないと、日差しが強くて大変そうな感じがしました。太陽の向きで変わるので、木の下のブースでも、時間によって日が当たるそうです。日差し対策として、パラソルを立てているブースもあります。
屋内のハンドメイドイベントのほうが、天候に左右されないし、商品への影響が少ないだろうとは思うのですが、手づくり市は青空市で気持ちよいし、のんびりしている雰囲気が好きです。
客層。年齢層が幅広い
手作り市にきている方は、20代の若い人から、子育て世代の人、定年後っぽいシニアな方もいて、幅広いです。客層は青空マルシェに似ている感じがします。自然派っぽい雰囲気の人、ちょっと個性的な感じの人が多いです。おしゃれだなあと思うステキなシニア女性も見かけました。
若い人ばかりで気おくれする場所や、人ごみがきつい場所が苦手なので、ここちよいなと思います。
手創り市で販売されているもの
手作り限定。審査がある。
手作りが条件なので、手作りのものが売っています。手作りと聞くとシロウトっぽい感じがしますが、ところがどっこい、ステキなものが多くて、出店も審査があります。よくあるフリマの延長上のような青空市とは違う感じです。
以前、友達が普通の手づくり品で出店したことがあるのですが、「ネットでファンがついていないと売れない」と言っていました。まずは商品を売るというより、名前を売らないといけないのかも。
売られている商品は、ピアスや髪飾りなどのアクセサリー、ポーチなどの小物が多いです。他にも、イラストや服、木皿や石のハンコ、彫金、陶器、木工品などもあって、幅広いです。リメイク服も売っています。
例えばこんな感じです。
ガラス細工のアクセサリー屋さん、クートプーデルさん。(2019年3月17日)
Marubaさんの草木染めのポーチやガマブチ。(2019年6月16日)
手作りボタンや、手染めの糸など、手芸の材料になるものも売っていることがあります。(手作りされたもの限定)
例えば、「わびすけ」さんの木のボタン。(2019年1月20日)使われている木の種類もさまざま。
ツバキの小さいボタンを7個買いました。かわいい。同じ商品でも、ひとつひとつの形が違っています。
食品や飲み物のブース
雑貨だけでなく、食べ物もあります。
わたしは小腹を満たすため、パンやスコーンを買って立ち食いしたりします。木陰の椅子に腰掛けて食べると気持ちがよいです。
腹持ちがよさそうな食べ物は、大鳥神社にキッチンカーが出店していたり、手作り市とは関係なさそうなテキヤ風の屋台が鬼子母神の参道にあって繁盛しています。境内にお団子屋さんもあります。
あとは、無添加のフルーツジャムを買ったり。オーガニックのものや、少しこだわった商品も多くて、手土産にもよい感じです。コーヒー屋さんが出店している時もあって、私はコーヒーを飲まないのですが、コーヒーが好きな人だったら嬉しいかも。
手創り市について思うこと
- いつ来ても、新たな発見があって楽しい
- お客さんがいっぱいで、大盛況なことが多い
- 短い時間の中で、たくさん刺激を受ける。
- いつの日か、私も出店したい
手作り好きな方の散策におすすめです。はやく世の中が落ち着いて、境内の手作り市が復活してほしいなと思います。
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