雑司が谷の手作り市見物

雑司が谷の手作り市見物

東京・雑司が谷にある鬼子母神では、毎月1回、第3日曜日に手仕事系の青空市があります。「手創り市」という名前です。今月も洋裁教室に行った帰りに立ち寄ったので、その感想を書きます。

商品を作った人自身が販売しているので、いろいろ話を聞ける楽しい場所です。もちろん購入できます。ハンドメイドに興味がある方の散策におすすめです。

行った日:2019年2月17日(日)

鬼子母神の手づくり市は年齢層が幅広い

手作り市にきている方は、20代の若い人から、子育て世代の人、定年後っぽいシニアな方もいて、幅広いです。客層は青空マルシェに似ている感じがします。自然派っぽい雰囲気の人、ちょっと個性的な感じの人が多いです。おしゃれだなあと思うステキなシニア女性も見かけました。

先月1月には東京・町田の布博(手紙社主催)があって、2週目の刺繍とブローチの市に行ってきたのですが、若い人がいっぱいで気後れしました。ビルの中なのでこもった感もあり、ひさびさに人ごみに疲れてしまいました。デパートやモールで疲れる感じに似ていました。そういう買い物場所が苦手です。

布博はプロが商品を売る感じなので手づくり市と比べるのは違うかもしれませんが、私の目的は一緒(草木染め作品を見ること)だったので、つい比べてしまいます。

それと比べると、手づくり市は青空市で気持ちよいし、のんびりしていて雰囲気も好きです。

ちなみに布博では、瀬戸内海の豊島に住むVeritecoさんの草木染めアクセサリーを見てきました。実物が見たかったんです。どれもステキでしたが、葛の葉で染めた緑色が気になりました。

鬼子母神の場所と雰囲気

目白とか池袋が程近いエリアです。最寄り駅は副都心線の雑司が谷か、都電荒川線(東京さくらトラム)の鬼子母神前です。目白とか池袋からも歩けますが、少し離れています。

鬼子母神の境内と、すぐ近くの大鳥神社の境内の2ヶ所会場があります。どちらも境内の中なので、のんびりした雰囲気です。お宮参りなのか、小さな赤ちゃんを抱いて参拝している人もみかけました。境内には大きな木があって、気持ちがいい感じです。人気がないときに行くとちょっとさびしい感じもするのですが、イベント時は大丈夫です。

鬼子母神

のんびりまわるのにちょうどよいサイズの会場です。地図を見ると150店以上でていそうですが、実際行くとそんなに多い感じがしないのは、1ブースが小さいからかもしれません。見ごたえがありますが、広くはないので疲れません。

布製品のみでなく、金属とか陶器、木工品もあって、幅広いです。アクセサリーやポーチなどの小物が多めです。リメイク服も売っています。手作りが条件なので、手作りのものが売っています。

腹持ちがよさそうな食べ物は、大鳥神社のほうに移動販売のキッチンカーが出店していました。手作り市とは関係なさそうなテキヤの屋台は鬼子母神の参道に出ていて繁盛していました。境内にお団子屋さんもあります。

私は小腹を満たすため、ブースで販売されている、かぼちゃスコーンを買って立ち食いしました。

月樹舎さんの草木染め

私が手づくり市で一番チェックしたいのは、草木染めです。今回は小豆島の月樹舎さんの草木染めを見ました。離島で草木染めしているなんて、わたしの理想です。うらやましい。

ミモザの黄色。ミモザ染めを初めてみました。染料は樹皮の部分。明るい黄色です。エンジュ染めに似ている色あいです。

ミモザ染め

ミモザの花はモチーフとして秀逸だし、それにミモザ染めと組み合わせたら素敵じゃないかと妄想しました。

下の写真は、左からヨモギ、モッコクという木、ソリダゴという薬草です。パッケージの絵は染料とは関係ない植物だそうですが、植物ってことがよくわかるステキな包装です。

月樹舎さんの草木染めレッグウォーマー

ヨモギってこんな深い緑になるんですね。私がヨモギ染めをした時は黄緑色でした。草木染めは季節や使う水、さまざまな条件で染まる色が変わってくるのですが、それでも濃い緑色だと思いました。薬草の意味もあるから、濃い色なのかな?

真ん中のモッコク染めも初めて見ました。調べたところ、モッコクは庭木によく使われるツバキ科の植物。ということは、私が気がついていないだけで世の中にはいっぱいあるのかもしれません。染まった布の色は、枇杷の葉染めの色と似ています。

右側がソリダゴという薬草。初めて聞く名前です。調べたところ、セイタカアワダチソウに似た姿で、フラワーアレンジメントなどに使われる植物みたいです。染まる色も黄色だし、似ているかも!

※以前、手作り市でみかけた草木染めについては下記にも書いています。
鬼子母神の手作り市でみた草木染め
養源寺アンドシーン手創り市を見物
鬼子母神の手創り市を見物

ウメノキゴケ

以前、「藍熊染料で草木染めの講習会があるよ」という情報を教えてくださった方から、今回、ウメノキゴケをゆずっていただきました。ウメノキゴケは、紫系ピンクを染めることができる染料です。梅やサクラの幹なんかにつくコケです。

草木染めをしない人には、たいしたことないコケですが、草木染めをする人には貴重なもの。自分では探し出す自信がなかったので、助かりました。ありがとうございます。

ウメノキゴケの見た目は、キクラゲを小さくしたみたいです。これからピンク色ができるなんて、不思議じゃないですか?特殊な染め方なので、下準備をして染めます。何を染めようかな。

乾燥ウメノキゴケ

ウメノキゴケの染め方が載っている本の名前も教えてもらったのですが、同じ著者の本をちょうど図書館から借りていました。「植物染料による絞り染め」という本です。それにウメノキゴケの染め方も出ていたので、それを参考に染めてみるつもりです。

手作り市で思ったこと

  • 出展料は3000円。私も何か売ってみたい。そのためには商品を作らないといけない。
  • ミモザ染めでファブリックパネルを作ってみたい
  • ウメノキゴケを使って布を染めてみる。何を染めようかな?