国保の保険料の減額申請手続きへ

保険料減額マーク

ハローワークの雇用保険説明会に行って、雇用保険受給資格者証がもらえたので、国民健康保険料の軽減措置の手続きを区役所でしてきました。

保険料が軽減される理由

3年以上同じ派遣先で働いてはいけない、という期間制限のために12月に派遣満了となりました。

離職票の離職区分コードは2a、雇用保険受給資格者証の離職理由コードは21で、雇用保険受給資格者のしおりに書いてある21の離職理由は「特定雇止め(3年以上雇止め通知あり)」です。

失業保険を受けるにあたり、解雇・倒産・雇い止めにあった人が該当する特定受給資格者になりました。(特定受給離職者という名称かと思っていたら、離職者ではなく資格者でした)

※離職票や離職理由についてはこちらに書いています→ 派遣会社からの離職票の離職区分は2Aでした

この特定受給資格者になると、申請すれば国民健康保険の保険料の減額が受けられます。(特定理由離職者も減額が受けられます)

ハローワークで失業給付の手続きをしただけではだめで、自分で区役所の国民健康保険の窓口に行って申請しないと軽減されません。そういう、知らない人が損をするシステムが多すぎると思います。

減免手続きには雇用保険受給資格者証が必要

国民年金の免除申請の場合は、失業していることがわかればいいので、離職票のコピーを持っていけばいいだけですが、国保の場合、離職理由のコード確認があるので雇用保険受給資格者証が必要になります。

この雇用保険受給資格者証なのですが、ハローワークに離職票を持っていって失業保険の手続きをした日にもらえるかと思いきや、すぐには発行されません。

ハローワークで雇用保険説明会があって、その受付で雇用保険受給資格者証がもらえました。ハロワに離職票を出してから、半月ぐらい経っています。

それをもってそのまま、区役所に行きました。自分でコピーをとる必要はありません。

国民健康保険証とマイナンバーがわかるものも持って行きました。

国保や国民年金の加入も免除申請も、一度で済ませたら効率的なのに、書類がなくて、国保の保険料の減免についてだけは遅くなってしまいました。

減額された保険料額

この軽減措置を受けると、保険料計算の元となる給料所得を30%として支払う保険料を再計算してくれます。

区役所の窓口で、今年度分の保険料変更通知書と納付書をもらいました。

どのぐらい保険料が減ったかというと、1~3月までの3か月分で6万円ちょっとでした。とりあえず、よかったです。失業給付金だけで出費はまかなえない身としては、大きい金額です。

納付書は今年度(2018年度)分をもらいましたが、軽減自体は、来年度=2019年度(2020年3月)まで対象となります。

翌年度末までが対象になるので、年度終わり近くに離職となった場合よりも、年度初めのほうがお得といえばお得です。

国民健康保険料は給与天引きではないので、ダイレクトに納付書の金額を見て、高いなあと思いました。

私の保険料が減額される分、財源が減ってしまうから、ハチドリのひとしずくですが、自分が健康に気をつけて、できる限り病院に行かないことで保険料の抑制に貢献したいと思います。

移住について調べていて、田舎ではもっと保険料が高いとききました。移住するとしたら、国民健康保険ではなく、社会保険がついている会社勤め人にならないと生きていけないかもしれません。

※2024年1月追記:派遣社員を辞めてから5年経過。派遣社員の失業保険の内容は更新していません。参考になる箇所もあると思うので残していますが、古い情報もあると思いますのでご留意ください。「ここが違うよ!」などお気づきの点があれば、注釈を入れますのでお問い合わせフォームから、お気軽にお知らせください。