2020年3月1日(日)桜染め体験ワークショップ開催報告

桜染め体験ワークショップ

今回の草木染め体験ワークショップは桜染め。みんなで八重桜の枝を煮出して、ストールやハンカチ、カセ糸を春色に染めました。

染液のでき具合で、染まる色がその時々で変わります。失敗した染液もありましたが、知恵を出し合い、小技を駆使して、なんとかピンクに染まりました。

今回の参加者はリピーター4名。コロナウイルス対策としては、お休みしたい方にはキャンセルしてもらって、中止せずに開催することにしました。

生まれて初めてワークショップを開いたのが、去年の3月でした。その時は、知り合いにお願いして参加してもらい、桜染めをしました。あれから季節が一巡りして、草木染めに興味があって参加してくださる方と桜染めをすることができました。

※ワークショップ最新情報はこちら→ 草木染めワークショップについて

桜染め

桜の染液を煮出す

桜の枝は、桜並木の八重桜。今年2月に折れた枝を拾ったものです。小さく切って冷凍庫に保存していました。寸胴鍋2個を使って、台所のIHコンロで煮出しました。大きい鍋なので、ギリギリ2つ並ぶサイズです。

寸胴鍋2個

※染める方法はこんな感じです→ さくらんぼの剪定枝で草木染め

布の湯通し

煮出している間に、染めるストールやカセ糸を湯通ししました。濃染処理はしない方が色がきれいです。お湯につけて濡れた状態にしました。

ストールや糸の地入れ

桜の染液の色

煮出した後、空気を含ませて作った染液はこんな感じでした。赤みは出ているけれど少し黄色っぽさがありました。火加減一つで出来が変わってくるので、その時々で染液は違います。

桜染めの染液の色

ストールなどを投入。徐々に色が入っていきます。

桜染めの染液で染色

染まった色が薄いかなと見ているところ。あと、実験用にシルクの糸を少し染めているところ。

桜染め一番液での染色

アルミ媒染後

今回は酢酸アルミで媒染しました。写真を撮り忘れました。

媒染後、染液につけているところ。染液作りに一部失敗。赤みの出た液を4人分に分けて染めているところ。

桜の染液で染色

色をぐっと吸って、染液が透明になっているところ。

透明になった染液

色補正にチャレンジ

ちょっと色みが気になるということで、こうしたら?という参加者の意見を取り入れて、補正を試しているところ。

ソーダ灰溶液で補正

ちょっとピンクっぽくなったカセ糸。

桜色のカセ糸

薄手のバンブーストールはかわいいピンクになっていました。

桜色に染まったバンブーストール

その他の小技も駆使して、なんとかピンクと呼べる色になりました。

室内に干したストールと糸

一緒に染めていたコットンのハンカチとシルクのストール。シルクは色が入りやすく、コットンは薄くてクリアな色になりやすいです。

木綿ハンカチとシルクオーガンジーストール

とりあえずピンクと呼べる色に染まって、ひと安心でした。

煮残った枝はまだまだ色が出るので、小分けして持ち帰ってもらいました。色が足りないと思った方は、一度乾いてから、お家でも重ね染めをしてみてください。

乾燥後の写真も、落ち着いてからお送りいただければありがたいです。

その時々の色あい

昨年5月に開催したサクランボ染めワークショップの参加者も今回参加していて、その時はかなりのピンクだった、という話になりました。その時の話はこちら→ 5/12(日)さくらんぼ染めワークショップ開催報告

去年3月の桜染めはこんな感じの色でした→ 桜染めワークショップ開催報告

その時々で色が違って、ギャンブルみたいな感じです。

次回14日は、同じ八重桜の枝を使います。今回の結果を活かして少し調整します。

どんなワークショップにしていくか

4月から場所が変わります。とりあえず4月に借りる場所は決めました。テスト的にいくつかの場所を試します。

自分がやってみたい形と、参加してもらえそうな内容と、お金と、時間との兼ね合いを考え中です。

時期的には野草をやってみたいと思っていたのですが、それはやめます。とりあえず4月は初めての場所なので、作業工程を減らすため、濃染しなくても染まる、濃く煮出して薄めて使える乾燥染料にするかもしれません。

初めて草木染めをした時、布が染まるだけで「わーすごい」って感じたことを思い出しました。ワークショップをしようと思ったのは、東京都内で草木染めできる場所が少ないので、その場所を提供したいと思ったから。

ちょっと初心に戻って、何を取捨選択するか考えてみます。

次回のワークショップ

14日に桜染めをやります(満席・キャンセル待ち受付中)

21日の椿染め(満席・キャンセル待ち受付中)は、お庭のこの椿の木の、枝と葉っぱで染めます。天候によっては染料を変更します。

お庭の椿の花

現在のところ開催予定ですが、コロナウイルスの今後の状況によっては中止する可能性もあります。はやく落ち着いてほしいです。

乾燥後の桜染めの色あい

参加した方に、乾燥後の写真をお送りいただきました。ありがとうございます。

バンブーストールと刺し子糸。大きい糸玉は、持ち帰った枝から3回染液取って、20/8の糸を1カセ染めたもの。本当の色は写ってないとのことです。

桜染めの刺し子糸と竹ストール

※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。