2026年3月21日(土)蘇芳染めワークショップ開催報告(岡山)

蘇芳染め体験作品

蘇芳(すおう)染めワークショップを開催しました。場所は岡山駅からほど近い貸し施設です。

好みに合わせて模様を入れたり、グラデーションさせたり、色を調整したり。考えていたよりも様々な色が染まりました。

参加者はリピーター5名と初参加1名。手芸好き、農作業好き、パン屋さん巡り好きな方などでした。初参加の方はインスタグラムを見た方でした。お天気もよい三連休の中日、ご参加ありがとうございます。

蘇芳染めのこと

蘇芳は、マメ科の木の芯材。伝統的に使われてきた染料の1つです。

蘇芳

スオウ染めは、岡山に来てからウール染めの会を1回やっただけで、通常のワークショップでは東京開催以来でした。ウールの時の色はこちら参照→ 2021年11月特別企画「ウールを草木染め」ワークショップ開催報告(岡山)

赤紫色が染まる染料といえば、コチニールやラックといった動物染料になるので、植物染料ならスオウです。強い色ではないけれど、とても素敵な色です。

ワークショップ風景

自己紹介や簡単な説明をしたら、さっそく染液作り、染料を煮出すところから始めました。

煮出している間に、布の前準備しているところ。木綿などを染まりやすくしています。

濃染作業

こちらはシルク。シルクを染める人も多かったです。

シルク地入れ

8月のワークショップ残りで染めた、ヤマモモ染めの布を持参した方もいました。スオウを重ねたらどんな色になるかな?ヤマモモ染めに重ねると色持ちもよくなります。

ヤマモモ染めの布

今回は先媒染で染めることにしました。ミョウバンを使ってアルミ媒染しているところ。

先媒染アルミ媒染

こちらは鉄媒染。

鉄媒染先媒染

染液が煮上がったところ。ステンレスの寸胴鍋を使って2回煮出しました。

蘇芳煮出した染液

液をこしているところ。黄色っぽいような、茶色っぽいような染液の色です。

蘇芳染液作り

できあがった染液の色。濃いほうが1番液で、薄いほうが2番液。

スオウ染め染液の色

染め始めたところ。桃色っぽいですね。グラデーションに挑戦しているところ。

染色し始め

鉄媒染した木綿を染め始めたところ。思った色と違う?

これはだんだんと赤みが強い感じになりました。

蘇芳染め染色作業

お好みにあわせて、濃淡をつけたり、色味を変えたりしているところ。

スオウ染め染色風景

部分で色を変えた木綿布を水洗いしているところ。

水洗い

ちょっと色を変えているシルク。

鉄媒染重ね

ヤマモモ染め布は、黄色のお花模様入りの紫茶色になりました。ふくさみたい?

ヤマモモ染めスオウ染め重ね染め

染めあがり!赤~赤紫、紫系。ものによって幅広い色あいになりました。濡れた状態なので、乾くとまた違った雰囲気になります。

蘇芳染め体験作品

色を変えようか?濃淡つけようか?など試行錯誤、いつもより各自思い思いに染める会になった気がします。

春本番、だんだん暖かくなってきて気温が上がりそうだったので暖房はつけませんでした。帰りの車は窓を開けるか、花粉が入るので我慢するか、悩むくらいの暑さでした。花粉症ではないけれどなりそうで怖いので。

煮残った染料や染めた残液は希望者に持ち帰ってもらいました。私もさらに残った残液を持ち帰ったので、後日染めるのが楽しみです。

あと、少しですがタデアイの種を希望者に無料配布しました。種まき時期は今、3~4月です。

※育て方はこちら→ 藍の種まきと育て方(簡単な説明)

※染め方はこちら→ 藍の生葉染めのやり方(簡単な説明)

※木綿が染めたい時はこちら→ 藍の葉、塩もみで木綿を染める

次回のワークショップ

4月はヤシャブシでグレーを染める会をします。日程をまだ決めてなくて、参加者募集は3月末頃になります。

毎月1~2回程度、草木染めワークショップを開催予定です。大人がひとりでも気軽に草木染めを体験できる場所になればと思います。初めての方も大歓迎です!

※ワークショップ全体についてはこちら→ 草木染めワークショップについて

※草木染めについて知りたい人はこちら→ 草木染めの目次

※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。