フリマで簡単な草木染め体験を販売しました

フリマで草木染め体験

近所の人が来るような、児童公園の小さなフリマに出店しました。手染め作品と家の不用品を売るかたわら、ごく簡単な草木染め体験も実施しました。

普段は半日かけてじっくり作業する草木染めワークショップをしていますが、短時間の簡単タイプもやってみたかったんです。

初の試みだったので、事前告知はしませんでしたが、結果、大人3名の方に草木染めを体験してもらうことができました。また染料や染めるものを変えてやってみたいです。

簡単な草木染め体験をする

下準備(精練、下地染め、先媒染、染液作りなど)は事前にしてあって、その場では模様をしばって染液に入れるだけ。所要時間20~30分の体験です。濃く煮出した液をペットボトルに詰めて、お湯に薄めて使いました。

今回はミニ巾着を染めました。

染めているところ。

蘇芳の染液

赤紫にするために、重曹水を入れたところ。

重曹水を入れた染液

できあがったところ。模様は、ヒモや洗濯ばさみでつけたものです。紐も一緒に染めて、お家で乾かしてから通してもらいます。

染料は蘇芳(すおう)です。以前ワークショップで残った染料を活用しました。赤~赤紫色に染まるので染めた感が出ます。

説明の仕方や段取りを考えたり、いつもと違う試みが自分にとって有意義でした。慣れれば人出の多い屋外イベントでも実施できそうな気がします。

今回は巾着を染めたので、次回は何か別の物を考えたいと思います。あとは冬の寒い時期にやるかどうか。今回は、11月にしては暑いぐらいの陽気でしたが、来月12月以降は寒すぎるかもしれません。

私自身が染めたものよりも、その人自身が染めたものの方が、その人にとって価値がある、そんな気がします。そんな体験を売る、ということに興味があります。

久しぶりのイベント出店

2019年4月の手づくり市以来のイベント出店です。

※手作り市に出店した時の話はこちら→ 手作り市で草木染め雑貨を販売しました

手づくり市の時は「並べる作品をそろえなくては」というプレッシャーがありましたが、今回はフリマだし、商品の在庫もあったので気が楽でした。

今回は、家の不用品は売れましたが、草木染め作品は売れませんでした。でも、体験が売れたからよしとします。どうすべきか悩んでいた不用品も断捨離できてスッキリしました。

どちらかというと、草木染め作品を売るよりも、草木染めというものを伝えたい気持ちが強いです。植物から様々な色が染まることがおもしろいなあと思っていて、それを伝えたくて、イベントで草木染めの説明をするのも好きです。

売る場所の予定があると、作る作業が進みます。作りかけだったミニ巾着が完成しました。売れなかったのでメルカリで販売予定です。売れますように。

雪花絞り模様の巾着セット

久々にミシンやお裁縫作業をしました。もう1つ染織ポーチも作ろうとしましたが間に合わず。制作へのやる気を出すのに、イベント出店を決めるのもいいと思いました。

メルカリでも売ることを考えると、ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットサイズ(A4で厚み3センチ以下)に入るものを作りたいです。

ディスプレイ台の活用

手づくり市に出店した際に、自分でDIYしたディスプレイ台。1回しか使ってなかったので、使いたいとかねがね思っていました。なんとか自転車で運搬しました。

運搬の都合上、今回は横幅60センチサイズ。奥行きも狭いです。木製で重いわりに、ディスプレイできる量が少ないというものです。

ディスプレイ台

でも、今回は体験作業を空いたスペースでやったので、狭くてちょうどよかったかも。

ディスプレイの上面。チラシを置いて宣伝。オススメ小物を載せて、両端にストールを掛けました。

ちなみに、手づくり市の時は、ディスプレイの横幅は120センチでした。台の上に置く棒のサイズを変えることで横幅は変動できます。今回は自転車でも運べる短い棒にしました。

手作り市につぎいろ出店

木は見た目はいいのですが、重くて運搬が大変です。これからディスプレイ台を検討する方は、キャンプテーブルのアルミ脚が軽くておすすめです。

フリマに出店して思ったこと

手づくり市に出店後、もう少し何を売るか考えて出直そう、と思ってから早1年半。メルカリでちょこちょこサンプルで染めたものなどを売り始めてから半年。

ミシンで小物づくりをしたら、ミシンをもっと使いたくなりました。ワークショップに力を入れて、染める練習ばかりをしてきましたが、何か作りたい気持ちです。

次回出店する時は、もう少し宣伝もしようと思います。

※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。