2026年1月25日(日)びわ染めワークショップ開催報告(岡山)

2026年初の草木染めワークショップは、びわ染めをしました。場所は岡山駅からほど近い貸し施設です。
枇杷の葉を煮出して、ストールや晒し、刺し子糸や綿糸、エコバッグなどをオレンジピンクに染めました。シルクストールはビワの実オレンジになりました。
今回の参加者は、リピーター5名と初参加1名。刺し子など手芸好きな人が多かったです。
作業たくさんでしたが、伝えたかった色の変化や不思議を体感してもらえて、うれしかったです。自然のものは1つ1つ違って繊細で、おもしろくて、はまります。
目次
ビワの葉
今回使ったビワの葉は、岡山県備前市の和菓子KOUさんのお店の庭にある枇杷の木を剪定したもの。切った枝葉を11月末にゆずってもらい、乾燥葉として保管しました。

和菓子KOUさんは、練り切りメインのかわいい和菓子のお店です。和菓子教室のレッスンもされています。
それと、6月にワークショップ参加者さんにいただいた葉っぱも一部使いました。だいぶ色が違いましたが、ミックスして使いました。

2年前にワークショップした時は生~半生状態だったので、染め方を変えるかいろいろ悩んで、レシピ調整しました。うまくいってよかったです。
ワークショップの雰囲気
まずは布の下準備から。よく染まるようにする液を準備しているところ。

ビワの葉を洗って、煮出す前準備。

ステンレス寸胴鍋で煮出します。今回は3つの鍋を使いました。

一番大きい鍋から取れた染液の色。赤みが出た黄土色。

2日前に私が煮出した予備液も持参したのですが、まだ赤み少なめでした。これは希望者だけ追加で使いました。

他の鍋の染液で染め始めたところ。


こちらは、他の植物で淡いピンクに染まっていた布。木片で挟んで模様入れ。どんな色になるかな?

媒染。今回は酢酸アルミを使ってアルミ媒染をしました。

媒染後の色、着色されていない紅ショウガっぽいといつも思います。

媒染した後、再び染液で染めているところ。刺し子糸、綿糸。



これはシルク。染まりが薄いかな?ということで予備液も追加しました。

同じ液で染めても、生地によって色味が違ってました。

裏技も駆使して、染め上がったところ。模様もきれいに入りました。濡れた状態なので、乾くとまた違った色になるかと思います。

寒波が来ていて寒かったのですが、晴れていてよかったです。エアコンだけでなくガスストーブもつけて暖房。温まりました。
残った葉や残液は参加者に持ち帰ってもらいました。お家でもびわ染めを試して、草木染めの奥深さを味わっていただけたらと思います。わからなくなったら質問はお気軽にメールください。
作業いっぱいで説明不足な点があるので、資料も読んでください。
※どこで習ったの?と質問があったので藍熊染料(東京)のことはこちら参照→ 枇杷染めの研究ワークショップ
※赤みの奥深さの話は桜染め参照→ 桜染めの方法について
次回のワークショップ
キャンセル待ちで参加できなかった方もいたので、びわ染めワークショップは、また葉っぱが手に入った時にできればと思います。ソヨゴ、桜、梅などの剪定枝も募集中です。
2月は初心者向けの会をします。「初めて草木染めする方にもわかりやすい」をテーマにしたワークショップで、時々開催したいと考えています。染料はザクロとレモングラスにしようかと考え中です。募集は1月末頃になります。
大人がひとりでも気軽に草木染めを体験できる場所になればと思います。
※ワークショップ全体についてはこちら→ 草木染めワークショップについて
※草木染めについて知りたい人はこちら→ 草木染めの目次
※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。