2024年7月6日(土)藍の生葉染めワークショップ開催報告(岡山)

藍の生葉染め体験作品

藍の生葉染めワークショップ2回目を開催しました。場所は同じ、岡山駅からほど近い貸し施設です。

今回は全部シルクで、スカーフ、ストール、巾着袋がきれいな水色に染まりました。葉っぱからこの色が染まっていく不思議を楽しんでもらえたかと思います。

今回の参加者は、リピーター2名と初参加3名。今回も前回も香川の方がいて、岡山と香川は近いのだなあと実感しました。

ワークショップの雰囲気

まずは何を染めるのか選んでもらって、会計や簡単な説明、自己紹介などをしたら作業開始。

原料のタデ藍の葉っぱ。当日朝に畑で採取したもの。水洗い後にビニール袋に入れて車で運搬したからか、シャッキリしてました。

タデアイの葉っぱ

葉っぱだけを使うので、茎から葉っぱを取っているところ。

藍の葉っぱの採取

今回はシルクやシルク混だったので、ミキサーを使う方法にしました。

葉っぱをミキサーにかけて染液作りをしました。こし布は洗濯ネットにしています。

ミキサーで染液作り

作った緑色の染液で、染め始めたところ。

藍の生葉染め染めはじめの色
藍の生葉染め染めはじめの色

巾着袋を染めているところ。紐まで色が入るように。

藍の生葉染め作業

徐々に青くなっていくところ。

干しているところ。繊維の違いで色の入り方が違っています。

スカーフ干しているところ

干しているところ。ウッドビーズもうっすら色がついてました。どんな模様になるかな?

巾着袋を干しているところ

水洗い。模様や色の濃淡を確認しているところ。

水洗い

できあがり写真撮影。ほぼ乾いているものと、乾いていないものがあって、濃い色のはまだ濡れているものかと思います。

藍の生葉染め体験作品

合間を見て、たたき染めの説明もしました。

葉っぱのたたき染め

今回は生葉染めの色あいに惹かれて参加してくださった方が多かったです。加熱しない点に魅力を感じた方もいて、そういう視点もあるのだと思いました。

次回のワークショップ

次回の草木染めワークショップは8月に開催する予定ですが、いろいろありまして、何染めにするかテーマを再検討しています。

ちょっと考えてから募集をかけますので、しばらくお待ちください。

乾燥後の色あい

参加した方に乾燥後のお写真を送っていただきました。

シルクオーガンジースカーフ。写真より実際の色はもっと緑が濃く深い感じとのことです。

藍の生葉染めスカーフ

たたき染めの葉っぱは、ラベンダーのスワッグの紐に絡めてみたそうです。素敵な活用ですね!

スワッグとたたき染め

ご協力ありがとうございます。

※ワークショップ全体についてはこちら→ 草木染めワークショップについて

※草木染めについて知りたい人はこちら→ 草木染めの目次

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