派遣の終了日の2週間前の派遣会社からの確認事項

選択

12月で、抵触日(3年しばりの期間制限)で派遣が満了になります。

契約終了まであと2週間ということで、派遣会社からメールが届きました。

契約終了に伴う保険手続きについての案内です。これは、失業保険にも関係してくる大切な確認です。

私が今使っている派遣会社はリクルートスタッフィングです。他の派遣会社はやり方が違うかもしれませんが、「離職票を発行するか」「更新の意思があるか」は手続きに必要なので、手段は違うにせよ、案内や確認があるのではないかと思います。

引き続き同じ派遣会社で仕事が決まっている人、すぐに決まりそうな人は何もしなくて大丈夫です。

回答にあたって注意が必要なのは、「決まらなかったら失業保険をもらおう」と思っている人です。回答の内容が重要なので、慎重に選択することをおすすめします。

派遣終了時に確認がある内容

派遣会社からきたメールの先、マイページ(登録している派遣会社の個人用ページ)に、下記の3つの質問がありました。

  • 「離職票」の交付を希望しますか?(はい・いいえ)
  • 次の就職先に「雇用保険被保険者証」をすぐに提出する必要がありますか?(はい・いいえ)
  • 現在の契約の更新または延長を希望していましたか?(はい・いいえ)

私の答えは、

  • 「離職票」の交付を希望しますか?(はい)
  • 次の就職先に「雇用保険被保険者証」をすぐに提出する必要がありますか?(いいえ)
  • 現在の契約の更新または延長を希望していましたか?(はい)

です。

これらの何が重要かというと、失業保険は離職票をハローワークに提出してから日数のカウントが始まるので、離職票の発行が遅れれば、失業保険を受け取るタイミングも遅くなる、ということが1つ。

あと、「契約の更新を希望するかしないか」ということが、失業保険をもらえる日数や、失業後の国民健康保険の支払い金額に影響してくる場合があるので、それがとても重要です。

まず大前提、失業保険をもらえる条件

給与明細を見て雇用保険料を払っているなら、失業保険がもらえる可能性があります。
わかりやすいようにざっくりと書くと、下記のような人に資格があります。

  • 離職前の2年間に12ヶ月以上雇用保険に入っていた
  • 倒産とか、「期間の定めのある労働契約が更新されなかった」などの場合は、1年間に6ヶ月以上雇用保険に入っていた

なので、抵触日問題で契約満了となる、3年以上同じ職場で働いていたような派遣社員は、雇用保険を払っていたなら条件をクリアしているはずです。

離職票の交付を希望する

お仕事紹介を受けながらも、離職票を希望することができます。

希望しつつも、もし仕事が決まらない場合には失業保険を受けたいから、というテイです。

リクルートスタッフィングの場合は、希望者のみに離職票が発行されるので、失業保険をもらおうという人は、希望しないといけません。

失業保険を給付制限なく、すぐもらいたい

よく、辞めた理由が自己都合だと、給付制限(3ヶ月もらえない)があるといいますが、派遣社員の場合は、契約満了であれば給付制限はないことが多いです。

派遣会社から確認があった質問(更新希望の有無)のどちらを選んだとしても、離職理由は、契約期間満了による離職になります。

※ただし、本人が更新を希望しなかった場合は必ず給付制限が無いとは言い切れないようです。

同じ派遣会社で引き続き仕事をしたいと思っていたものの、次の仕事が決まらず、やむを得ず契約満了日を迎えてしまった、という場合は、給付制限がつきません。

ここ、すごく不思議なのですが、「この派遣先は嫌、辞めたい」と自分から契約を更新しなかった場合でも、同じ派遣会社で次の仕事を希望して決まらなかったら、給付制限はつきません。

わたしもそういうことが実際にあったのですが、その時の離職票は離職区分コード2Cになっていました。

2cというのは、「特定理由の契約期間満了による離職(雇用期間3年未満等更新明示なし)」のコードです。

これになると、給付制限はつきません。(実際に経験あり)

正社員の場合、自己都合で「この会社辞めたい」と思ったら、よほどの事情があって認められた場合以外は、給付制限ありになるので、その感覚とは違うわけです。

失業保険がもらえる日数が増える

失業保険がもらえる日数は、年齢と雇用保険に入っていた年数、離職理由で違います。90日分という人が多いです。

ここで、派遣会社に確認された「更新の希望ありかなしか」の答えが重要になってきます。

それによって、特定理由離職者になる、ならないが決まるからです。

ハローワークインターネットサービスから、該当する箇所を抜粋して引用します。

【特定理由離職者の範囲】
1.期間の定めのある労働契約の期間が満了し、かつ、当該労働契約の更新がないことにより離職した者(その者が当該更新を希望したにもかかわらず、当該更新についての合意が成立するに至らなかった場合に限る。)(以下省略)

出典元:ハローワークインターネットサービス

特定理由離職者の1になると、もらえる日数が増える場合があります。離職日が平成21年3月31日から平成34年3月31日までの場合、所定給付日数が特定受給資格者と同じになるからです。

たとえば被保険者期間(雇用保険を払っていた期間)が1年以上5年未満の場合、失業保険がもらえる日数は、30歳以上35歳未満で120日分、35歳以上45歳未満で150日分、45歳以上60歳未満で180日分になります。

ふつうであれば90日分しかもらえないものが、120日分、150日分、180日分になるということです。

失業保険は、働いていたなりの金額がもらえます。給料の月額が20万円位なら7割の14万円位です。

それが1か月分でも増えるなら、失業期間が長引いてしまった場合、安心です。

だから、特定理由離職者1であるのか=更新を希望したか、が重要なわけです。

あと、この特定理由離職者1になった場合、国民健康保険料を計算する際、前年の所得を30/100として保険料を算定してもらうことができます。

だから、契約更新は希望あり

「当該労働契約」というのが、「今まで働いていた職場(派遣先)で働くこと」をさしているのか、「派遣元(派遣会社)で働くこと」を指しているのかが、わかりにくいのですが、今までの失業経験をもとにわたし自身の個人的な体験値で判断すると、後者だと思います。

つまり、ここでいう労働契約の更新の希望の有無というのは、同じ派遣会社でお仕事を紹介してもらって、引き続き働くことを希望しているか、ということになるかと思われます。

紹介された仕事を断ったら、更新の希望無しと判断されてしまうんじゃないかと迷った時期もありましたが、それは大丈夫です。

なぜなら、リクルートスタッフィングの離職理由を説明するページに明記されていたからです。

自分の都合で契約期間中に途中終了した場合は「自己都合」、契約期間満了で契約の更新または延長を希望している場合は「契約期間満了による離職(契約更新または延長の希望あり)」、契約期間満了で契約の更新または延長を希望していなかった場合は「契約期間満了による離職(契約更新または延長の希望なし)」になるということが書かれています。

とても親切です。

更新の希望の質問の選択肢にも明記されていて、わかりやすいです。

もうすぐ最終出社日です

契約終了まで2週間、最終出社まで実質1週間になりました。

仕事のひきつぎが終わっていないので、少しあせっています。

終わった後の自分の予定も決まっていないので、そちらもあせっています。

いつのまにか12月。今の職場で3年も働いたんだなあとしみじみ。

やめることが決まると、「なんだかんだ悪くない職場だったかな」と思えるから不思議です。

体験談を元に失業保険について書いてみましたが、詳細は派遣会社やハローワークに直接お問い合わせください。万が一、記載におかしな点がありましたらお問い合わせフォームからご連絡をお願いします。

※追記:今回、3年の期間制限で派遣満了となったのですが、離職票の離職区分のコードは2A「会社都合による雇い止めで雇用期間が3年以上」となり給付制限はありませんでした。特定受給資格者です。詳しくはこちら→ 派遣会社からの離職票の離職区分は2Aでした

※追記:登録型派遣の契約期間満了の話になります。無期転換ルールで無期雇用に移った人など、契約期間が決まっていない無期雇用派遣(常用型派遣)は別物です。