今年の抱負

毎年、年の始めにその年にどう過ごすのか、「今年の抱負」を決めています。

2024年の今年の抱負と、今まで立ててきた抱負について書きます。みなさんはどんな抱負を立てることが多いですか?今年の抱負は決めましたか?

2024年の「今年の抱負」

今年の抱負を決めました。

安全に

いちばん重要なことは安全。体を大切に。

自然に近い場所で古家とその庭の掃除、整備をしていて、体が大事というか、体力や身体能力が低い自分があせって無理するのは危険だと感じています。

転んでケガをしたり、無理して肩や腰を壊したり腱鞘炎になったりしないように。感染症になったり、虫にさされたり、かぶれたりしないように。

年齢的なものも感じます。何年か前、四十肩になったことはあって、今なったら五十肩なのかな?今なったら困るので、体に気をつけることにします。

最近の「今年の抱負」

目標収入を稼ぐ

2023年は目標収入を決めました。今年は決めた目標収入(売上から経費を引いた残り)を稼ぐことを抱負にします。

決めた金額は少ないですが、今までぜんぜん届いてないので、私にとっては高いハードルです。

そのためには、需要のあるものを提供すること。がんばらねば。

結果、全然達成できず。年始にこの抱負を決めてみたものの、心は別のところにあった感じの一年でした。

できることからコツコツと

2022年の抱負は「できることからコツコツと」にしました。小さなことからコツコツと、という西川きよしさん風です。

あれやこれや思いついたことをそのまま進めて、結果、きちんと形にならないことが多いので、ひとつずつコツコツ進めてみよう、と思って決めました。

やることリストが全然進まないので、ばっさり断捨離して、大切だと思うことをじっくり進めようと思います。

結果としては、全然できなかったです。無計画に、あれこれ思いついたことを進めてしまいました。

できることだけする

2021年の抱負は「できることだけする」でした。

東京のコロナの感染者数が増加。こんな中でどう生きればいいのか。年末年始はずっと家に閉じこもっていました。年末年始に限らず、2020年は、ほとんど家の中で過ごしました。コロナ騒動や大雨災害で、移住したい熱が冷めてきて、東京にいよう、という気持ちが強まりました。金銭的なことを考えても、先が見えません。

2020年に立ち止まってしまったのに、2021年も止まったままでいいのか。新しいことをすべきか、変化したいのか。いろいろな気持ちがあって、まとまらない感じです。

そんな考えても答えが出ないことがゴチャゴチャしている時は、今まで「目の前のものを片付ける」方式で乗り切ってきました。だから、考えても無駄なので、「できることだけする」ことに決めました。

という風に思っていたのが年初。それとは裏腹に、春に勢いで東京から岡山に移住しました。もういいや、と思うと逆に物事が動くことがなぜかあります。でも「できることだけする」という方針は好きです。

形にする

2020年の抱負は「形にする」でした。断捨離もかねて、染物をして溜まってきた布ストックを形にしたいと感じていました。ワークショップ活動も、もっとビジネスの形にしたいと思っていました。

結果、達成せず。コロナのこともあって、労働もせずにほぼ家にいたのに、何も進まず。作ろうと思って作り始めるまでが時間がかかる上に、作り始めてからも、たびたび途中で止まります。試行錯誤は好きですが、試行錯誤だと時間がかかるし、逆に確実にできるとわかっていることはやる気が起きないという、やっかいな性分。

ワークショップ活動も、なんとか続けてはこれたものの、2020年は新しい展開というよりは、現状維持に近い状態。回数や場所を増やすことはできませんでした。でも、コロナ禍の中、続けられただけでもありがたいです。

ワークショップをする

2019年の抱負は、「ワークショップをする」でした。派遣を3年満了で辞めたばかりで、やってみたいことをやってみよう、と思っていた頃です。ブログにも書いてました。→ ワークショップをやってみたい

この抱負については達成。細々ですが、今でも草木染めワークショップが続いています。参加してくれた方、協力してくれた方のおかげです。ありがとうございます。

わがまま

2018年の抱負は、「わがまま」でした。「本当に自分がしたいことはなんだろう」と、ふと思ったりすること、ないですか?私はよくあります。でも、自分でしたいことが自分でわからないなんて、おかしな話だと常々思っていたんです。だから、抱負を「わがまま」に決めました。「わがまま」にすれば、もっと自分の気持ちが見えてくるんじゃないかと思ったんです。

結果、フルタイムで働いていたからか、わがままを言う場面がありませんでした。でも、「わがままにしよう」と決めた年が人生の中で1回くらいあってもいいんじゃないかなと思います。

ここちよく

2017年の抱負は、「ここちよく」でした。

自分がここちよいと思うかを基準に生きようと決めました。自分で手作りした服を着ていたのですが、着心地が悪くて、それをなんとかしたいという気持ちも入っています。

結果、満員電車に乗らないと決めて、都心まで自転車通勤することを始めました。「当たり前だと思っていたことは、別に当たり前じゃなかった」と思えたことの1つです。

服作りは、2017年には対処できませんでしたが、2018年から洋裁教室に通ったことが着心地改善につながりました。

おすすめの「今年の抱負」3選

今まで立てた抱負を振り返ってみると、自分なりに、「よい抱負だった」「立ててよかった」と思うものが3つあります。どれも10年以上前の抱負です。

人の言ったとおりにやってみる

これは正社員として働いていた時の、ある年の抱負です。

私は、すぐに自分が正しいと思ってしまうし、自分が考えたやり方でやってしまう傾向にあります。それだと広がりがないので、「人の言ったとおりにやってみる」という抱負を立てました。

間違っていると思ったとしても、そのとおりにやってみよう、という実験です。

これはヒットでした。自分が大切にしているものが何か、優先順位が明確になりました。

飼い猫に関することは、どうしても譲れませんでした。「自分が正しい」と思っているわけだから、人が言ったこと=間違っていることをしてみて、猫に何かあったら取り返しがつかない、と思って実行できませんでした。

逆に仕事は、違うかもと思っても、上司や同僚が言ったとおりにやってみました。これは、人のやり方もわかって、勉強になった気がします。独りよがりになりがちな方におすすめです。人が言うようにやるのも楽だと思った1年でしたが、次の年は元に戻りました。

おいしいものしか食べない

20代の頃のある年の抱負です。おいしいものを食べたいと思っていたので、「おいしいものしか食べない」と決めました。

この抱負の達成はできませんでした。やってみると、とてもむずかしいです。

おいしいものしか食べないということは、食べるまでに「おいしいもの」を準備しなくてはなりません。お腹がすいても、おいしいものがなければ食べられないので、結構大変です。

お金をかけて贅沢なものを食べるという意味ではありません。自分にとって「おいしいもの」は、お金で手に入りにくいです。偏食なので、外食や既製品だと、嫌いなものが入っていることが多いです。適当に済ませられないので、お金よりも準備の時間と労力がかかります。

チャレンジするような抱負のほうが楽しいと思います。チャレンジしてみてください。

ていねいに

基本、雑というか、おおざっぱになりがちなので、「何事もていねいにする」という抱負を立てた年が何回かありました。

いつも達成はできないのですが、自分への戒めにはなります。

うっかり、初詣でお賽銭を適当に放り投げてしまい、「もう抱負を破ってるね」と言われたり。三つ子の魂百まで。こういう性格は治らないと思います。


みなさん、2024年が素敵な一年になりますように。