大人用エプロンの型紙の作り方と縫い方

玉ねぎ染めのエプロン

木綿のエプロンを作ったので、その作り方を書きます。自己流の方法です。エプロンを作るのは中学校の家庭科以来です。

首ひもタイプの普通の形のエプロンです。男女兼用大人サイズ。おなかのところにポケットがあります。首紐の長さは使う人ぴったりサイズにしています。

生地はコットンのオックスフォード生地。玉ねぎの皮で染めてカーキ色にしました。

※タマネギ染めについてはこちら→ 玉ねぎの皮でカーキ色に布を染める

作った日:2019年5月2日

木綿エプロンのできあがり

身長150センチ台の人がつけたところ。コットン100%だとシワシワします。洗濯のたびにアイロンがけが必要です。ポリエステルが多少入っている綿ポリを使ったほうが使い勝手はよいと思います。

コットンのエプロン

この首紐タイプのエプロン、脱ぎ着しやすくて使いやすいです。ポケットは用途に合わせてサイズや位置、個数を変えるとよいと思います。

木綿のエプロン作りの材料

  • 綿100%オックスフォード生地 110cm幅 1m20cm 日暮里繊維街の岩瀬商店で購入
  • 接着芯(不織布ではないもの。普通の厚さ)90cm幅 10cm
  • ミシン糸(草木染めする場合は、綿100%カタン糸60番。そうでない場合は、シャッペスパン60番ミシン糸)

木綿エプロン作りの手順

  1. 型紙をつくる
  2. 裁断
  3. 見返しとポケット口に接着芯を貼る
  4. 紐を作る
  5. ポケットをつける
  6. 見返しを作る
  7. 見返しと首紐をつける
  8. 三つ折で端を処理する
  9. ウエストの紐をつける

木綿エプロン作りの写真と説明

エプロン本体の型紙

型紙を作ります。持っているエプロンを元に作りました。

下図は右半身分です。生地を輪にして裁断する形です。縫い代は入っていません。数字の単位はセンチです。

エプロンの型紙

腕を入れる箇所は、上部5cmは直線にして、残りは適当に曲線でつなぎます。

すそは中心から10cmは直線にして、脇は4cm上げた位置にします。適当に曲線でつなぎます。

側面と下部の縫い代は1.5cmつけます。生地によって、三つ折で処理できる幅に調整してください。細いと折りにくく、太いと曲線が縫いにくいです。

上部分の縫い代は見返しをつけるので1cmにします。

本体以外の部品

本体以外に下記の部品が必要です。

  • 見返し布:横24cm×縦5cm 縫い代込みで横27cm×縦7cm 1枚
    全面に接着芯をつけます。上下の縫い代は1cm、両脇の縫い代は1.5cmです。
    エプロン見返しの型紙
  • ポケット布:横24cm×縦22cm 縫い代込みで横27cm×縦26.5cm 1枚
    ポケット口の縫い代は3cmにして接着芯をつけます(図の斜線部分)他の縫い代は1.5cmです。
    エプロンポケットの型紙
  • ウエスト紐:1cmの縫い代込みで84cm×7cm 2本
  • 首紐:1cmの縫い代込みで51~63cm×7cm 1本
    ・・・使う人の長さにあわせます。できあがりの長さに縫い代と縫い合わせ分6cmプラスした長さにします。

裁断して接着芯を貼る

上記を参考に、本体、見返し布、ポケット、ウエストひも2本と首ひも1本を裁断します。

接着芯は、見返し布と同じサイズ、ポケット口(27cm×3cm)を裁断します。

見返し布とポケット口にアイロンで接着芯をつけます。接着芯をつける際のアイロンの温度は中温です。

ひもを作る

ウエストひも2本、首ひも1本を作ります。できあがりの太さ2.5cmの紐です。

全体的に縫い代1cmを折り、アイロンでクセをつけます。半分に折って紐の形にしてアイロンでクセをつけます。

エプロンの紐をアイロン

折りたたむと紐の形になるので、端にミシンをかけます。

紐にステッチをかける

角の部分を縫う時は、一度押さえを上げて、布を90度回転させてから押さえを戻して、縫います。

ステッチがけ

ポケットをつける

ポケット口の縫い代を三つ折にして、アイロンでクセをつけ、ミシンをかけます。縫い代が3cmなので、1.5cmの三つ折になります。

他の縫い代も三つ折にしてアイロンでクセをつけます。縫い代が1.5cmなので、7.5mmの三つ折です。

マチバリでエプロン本体にとめます。エプロン上部から25cmの位置にしました。使いやすい高さに調整してください。

ポケットをつける

ポケットの位置

ポケット口以外の3辺をミシンで縫います。補強のため2重に縫います。ポケット口の部分は、補強のため三角にステッチを入れます。

ポケットのステッチ

見返し布をつくる

見返し布の下端の縫い代にロックミシン(なければ、裁ち目かがり、ジグザグミシンなどで代用)をかけて、1cmに折ってミシンがけします。

見返しの縫い代処理

見返し布と首ひもを本体につける

できあがりは、下の写真のような位置になります。エプロンの裏から見たところです。

表からみた見返し

なので、下の写真のように本体、首紐、見返し布を置いて、マチバリで留め、本体と見返し布をミシンで縫いあわせます。本体と見返し布を中表にあわせ、その間に首ヒモをはさんだ形です。ヒモは縫う位置から2cmはみだします。ヒモをつける位置は、脇の縫い代1.5cmを残した出来上がり線にあわせます。

見返しと首紐

ミシンで縫う前に、頭が入るか紐の長さを調整します。

端を三つ折で処理する

本体と見返しを縫い合わせたら、見返しと本体の脇の縫い代を三つ折にしてマチバリでとめます。

折りはじめ。

見返しの脇の縫い代を折る

折ってマチ針でとめたところ。

見返しの脇の縫い代を折る

見返しを折り返して出来上がりの形にして、アイロンで整えます。見返しと本体を重ねた部分は折り重なって厚くなっています。

見返しを畳む

側面→上部→側面の端っこを続けてミシンで縫います。できれば表から、むずかしい場合は裏から縫います。アイロンできちんとクセをつけておくと縫いやすいです。

エプロンの端をミシン

ウエスト下部の脇、エプロンのスソも同じように三つ折にしてミシンがけします。

ウエスト紐をつける

本体の端の裏側にウエストひもを2cm重ねて、表を見ながらミシンで縫いつけます。

紐をつける

ウエスト紐を縫いつけ

以上でできあがりです。

首紐調整タイプにする場合

首紐の長さを調整できる形にしたい場合は、もう1個短い首紐を作り、角カンを2個通して、エプロン本体につけます。角カンは紐が通る幅のもの。手芸店で売ってます。

エプロンの首紐調整

サイズを調整する時は、下の写真のようにカクカンに長いヒモを通します。

首紐のサイズ調整

木綿のエプロン作りで思ったこと

  • 原理は単純だけれども、ミシンをかける距離が長い
  • エプロンは洗う頻度が高いので、草木染めの色落ちや色変わりを観察したい
  • 色落ちしにくい染料なら、母の日のプレゼントにもおすすめ