2024年1月21日(日)ノグルミ染めワークショップ開催報告(岡山)

ノグルミ染め体験風景

ノグルミ染めの草木染めワークショップを開催しました。場所は岡山駅からほど近い貸し施設です。 今回の参加者は初参加1名。編み物好きな方がインスタグラムを見て来てくれました。

染めたのは綿糸。マンツーマンだったので糸染め教室のようになり、味のある焦げ茶色に染まりました。

糸といえば毛糸ですが、毛糸の染め方はまた違うので、春に毛糸染めのワークショップもできたらいいなと思いました。

※ワークショップ最新情報はこちら→ つぎいろ草木染めワークショップ

染料のノグルミ

小さな松ぼっくりのような形をした木の実です。ギザギザしていて、別名「猿のくし」とも呼ばれています。

ノグルミの実

瀬戸内海で採れたものを使いました。瀬戸内海にはノグルミが多いのかも。

瀬戸内海産のノグルミ

ちなみに、草木染めで伝統的によく使われる染料としてヤシャブシの実があって、それも瀬戸内海にはあります。染まり方も似た感じがします。

ヤシャブシ(ハンノキ)はこんな形。乾燥染料として染料店でも買うことができます。

ヤシャブシ(ハンノキ)の実

ワークショップの雰囲気

今回は糸染め1名様だったので、なんだか糸染め教室のようになりました。私の知っていることをお伝えできたかと思います。

持ち込みのコットン糸。よく染まりそうな感じがしました。ぎゅっと縛ると内側の糸に色が入りにくくなるので、ゆるめに留めます。

綿糸カセ

ノグルミをステンレス鍋で煮出します。甘い香りがしました。(ノグルミの実は燃やして蚊取り線香代わりにもできるらしいです。)結構濃い色の染液がとれました。

煮ている間に糸の下準備もしました。濃染剤を使いました。濃染剤についてはこちら参照→ 濃染剤カラーアップZBとディスポンについて

染めはじめにくるくる動かしているところ。ちょっと熱いかも。

媒染前でこのぐらい色が入りました。黄色っぽい茶色です。

媒染(色止め)しているところ。今回は鉄媒染で暗い色あいに発色させます。木酢酸鉄を使いました。

鉄媒染作業

※鉄媒染はこちら参照→ 媒染とは(鉄媒染、銅媒染の媒染剤)

媒染が終わったところ。カーキっぽさもあるような曖昧なグレーに発色。

もう一度染液に戻して染めているところ。糸染めなので棒もあるほうが染めやすいかと思い、今回のワークショップでは竹の棒も使いました。(ほうきの柄リサイクル品です)

染め上がり。焦げ茶色の糸に染め上がりました。

ノグルミ染めの糸

これは濡れた状態で、乾くとまた雰囲気が変わります。参加した方は、よろしければお時間がある時に乾燥後の写真をお送りください。このページに追記します。

煮残った実もまだ煮出すことができるので、持ち帰ってもらいました。お家でも草木染めしてみてもらえたらと思います。今回はバケツで染めましたが、糸染めなら鍋があれば鍋で加熱しながら染めるのもよいかと思います。

ワークショップでは藍の種の無料配布もしています。今回も種をプレゼントしました。種まきシーズンは春、桜の時期です。育て方はこちら→ 藍の種まきと育て方(簡単な説明)

次回のワークショップ

同じ内容のノグルミ染めを1月24日(水)にもう一度開催します。

2月もワークショップを開催する予定ですが、まだ詳細未定です。決まり次第、このブログで参加者募集をします。

乾燥後の色あい

乾燥後のお写真を送ってもらいました。コットン糸です。

ノグルミ染めコットン糸

ご協力ありがとうございます。

※ワークショップ全体についてはこちら→ 草木染めワークショップについて

※草木染めについて知りたい人はこちら→ 草木染めの目次

※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。