2021年7月22日(木・祝)藍の生葉染めワークショップ開催報告(岡山)
連休初日。岡山市北区天神町で、藍の生葉染め体験ワークショップを開催しました。
先日、市民農園で体験会をしましたが、通常のつぎいろ草木染めワークショップは、今回が岡山に来て初めて。
参加者は2名。市民農園での体験会に参加した方が、今度はお子様と一緒に来てくれました。ありがとうございます!
プラス助っ人1名。市民農園で知り合った藍染好きな方にも助っ人として来てもらいました。助っ人のアイデアで、葉っぱを使った型染めにも急きょチャレンジ。一期一会。おもしろい会になりました。
※ワークショップ最新情報はこちら→ つぎいろ草木染めワークショップ
目次
材料の藍の生葉
今回は岡山駅の近くでワークショップをすることにしたので、当日の午前中に私が畑で藍を茎ごと収穫して、車で運搬、午後にワークショップで使いました。
畑のある牧山クラインガルテンと岡山駅の市街地の距離は車で30分くらい。運搬時は葉っぱの乾燥や蒸れが心配ですが、数時間なので問題なかったです。
このあたりの茎を採取。1番刈り分。最適時期は少し過ぎましたが、まだまだ染まります。
お部屋についたらバケツで水にさしました。余裕をもって収穫したので、量はたくさん。余った分はおすそ分けしました。
ワークショップの雰囲気
無地のシルクハンカチには模様を入れることに。洗濯ばさみや輪ゴム、ビー玉を使って、簡単な模様入れ。
茎から葉っぱをとる作業。プチプチとって、お料理みたいです。
ミキサーを使って染液作り。時間勝負なので、協力してもらって素早く作業しました。
葉っぱの汁で染めます。はじめは緑色。時間差をつけてストールを入れると、グラデーションになります。
左側のタライは、染め終わりの液で暗い色、右側は染め始めの液で緑色。だんだん液色も変わります。
染め終わって、模様部分をはずす時。この瞬間が楽しいです。ハンカチの中央は、クローバーみたいな模様になりました。
助っ人さんはハギレを三角の木型で板締め。
板を外すと、前衛的な模様が入ってました。かっこいい。
できあがり。素敵に染め上がりました。写真ではわからないけど、シルクシフォンストールはきちんとグラデーションです。
最後に屋外の自然光で撮影しようと思っていたのに、忘れました。ごめんなさい。物忘れが多くて困ります。
前回農園で染めたストール、乾燥後を見せてもらいました。素敵な色です。
藍の生葉で型染め
人数が少ないと時間が余るので、藍の葉のたたき染めもしようと思っていたのですが、助っ人さんのアイデアで型染めに変更。なるほど!と思いました。わたしもお家でやってみます。
予定外だったのでカッターがなかったのですが、型紙ってハサミで切れるんだ、すごい、と思いました。
岡山でのワークショップ
岡山でワークショップをするにあたり、いろんな方にアドバイスをいただきました。場所のこと、募集のこと、価格のこと。
東京で初めてワークショップをした時は、友人・知人を無理やり誘って人を集めたのですが、岡山にはえんもゆかりもなく移住してきたので、市民農園で知り合った人と、インスタグラムでつながった人が頼り。
いろいろ、ありがとうございます。
置きチラシをしたのですが、その反響はまだなくて、でも置いた場所を確認したら枚数が減ってたので、誰かの手には渡ったのだ、と思うことにしました。
マルシェなどイベントものにも出店してみたいと思いながら、準備が進まず。まずはワークショップの存在を知ってもらうことから。できることから少しずつ、やっていこうと思います。
次回のワークショップ
次回は7/31(土)に、岡山駅の反対側、奉還町でやります。時間が余ったら、型染めもできるように道具は持っていきますね。ぜひ来てください。
8月もワークショップをやりたいです。決まり次第、ブログとインスタグラムでお知らせします。
乾燥後の色あい
参加した方に、乾燥後のお写真を送ってもらいました。ご協力ありがとうございます。
シルクハンカチ。
木綿のサラシ2枚。帰ってしばらくして石鹸で洗ったら、結構色が落ちたような感じ、とのことです。
木綿の巾着袋。夜遅くに洗ったせいか、色がいい感じの青緑、とのことです。
洗うタイミングなのか、布の違いや色素の載せ具合なのか。たたき染めをもう少し研究してみたいと思います。
※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。