ルイボスティー染めでズボンを染める

ルイボスティー染めズボン

ルイボスティーのティーパックでズボン(チノパン)を染めた方法を書きます。

紅茶色に染まりました。色はよかったのですが、隠そうと思っていたズボンのシミは、逆に目立ってしまいました。もしかしたらワインのシミだったのかも。ワイン染めにすればよかったのかな?

※紅茶染めの話はこちら参照→ 紅茶染め自由研究

染めた日:2018年7月16日

ルイボスティー染めで染まる色

ルイボスティーでハギレを染めた色はこんな感じでした。上が鉄媒染で染めたズボン。左から、元の布、無媒染、アルミ媒染(Al)、チタン媒染(Ti)、銅媒染(Cu)、濃い目の鉄媒染(Fe)です。

ルイボスティ染めの色あい

アルミだと薄く、チタンや銅は黄色みが強いです。テスト時の鉄媒染はカーキ色でした。鉄媒染をすることにしました。

ルイボスティー染めの材料

  • ルイボスティーのティーパック 21g
  • ズボン(チノパン)綿60%ポリエステル40% 345g
  • 木酢酸鉄液(SEIWAで購入)6滴×2回
  • ディスポン(SEIWAで購入)大さじ3

※ディスポンは木綿・麻を濃く染める濃染剤です。紅茶の場合は使わなくても染まりますが、ルイボスティーの場合はどうかわかりません。濃染剤の詳細はこちら→ 濃染剤カラーアップZBとディスポンについて

ルイボスティー染めの手順

  1. ディスポン処理:熱湯12リットルにディスポン大さじ3を入れて、ズボンを20分ひたす
  2. しっかり水洗い
  3. ステンレス鍋でティーパックを水から煮出す。(水2L弱、沸騰後20分)水を変えて、計3回繰り返す。
  4. 3回分をまとめて、お湯を3リットル追加。ズボンを20分ひたす(46℃)
  5. 水洗い
  6. 媒染:水に木酢酸鉄液を溶かしてズボンをひたす(水11リットルに木酢酸鉄液6滴。常温20分)
  7. 水洗い
  8. 再度、染液にズボンを20分ひたす(34℃)
  9. 水洗い
  10. 媒染→水洗い→染液を2回繰り返す。媒染液は木酢酸鉄液を6滴追加。
  11. 水洗い
  12. 脱水してお風呂場に干して乾燥

※草木染めの基本手順はこちらを見てください→ 草木染めで布を染める方法:綿・麻・絹

ルイボスティー染めの写真と説明

ルイボスティーを染料に

ひしわ有機ルイボスティー

ルイボスティーは「ティー」というのでお茶の仲間かと思ったら、マメ科の植物。

お茶と思って飲んだら、少し変な感じがしました。私は軽いアレルギー体質で、マメ科も少し苦手です。飲むのをやめて余ったティーパックを草木染めに活用することにしました。

マメ科の植物は染料にも多いので、染まりやすいと思います。

原料ありきだったので、染料としては少ない量でした。もっとたくさん使うべきかも。(布の重さの半量くらい?)出がらしの場合は、量を増やします。

シミが取れないズボン

綿ポリ(綿60%ポリエステル40%)のズボン。チノパンです。

綿ポリのチノパン

太もも部分に食べこぼしのシミがありました。たぶんワインのシミです。このシミを隠したくて、染めることにしました。

ズボンの食べこぼしシミ

ディスポン処理

ディスポンで前処理をしました。ディスポンは木綿・麻を濃く染める濃染剤です。紅茶の場合は使わなくても染まりますが、ルイボスティーの場合はどうかわからなかったので、ディスポン処理をすることにしました。

ディスポン

熱湯12リットルにディスポン大さじ3を入れて、さっとかき混ぜてから、ズボンを20分ひたしました。器には、耐熱温度90度のポリプロピレン製の衣装ケースを使いました。

ルイボスティーを3回煮出す

2.5リットルサイズのステンレス鍋です。ティーパックを全部入れて、水をいれて強火。フタをします。沸騰したら少し火を弱めて、20分煮出します。

ルイボスティー染液抽出

20分煮出したら、煮出した液を別の器に移して、新しい水を入れて同じように煮出します。計3回繰り返します。

染液にズボンをつける

3回分(1番液+2番液+3番液)にお湯3リットルを追加して、大きい器に入れます。ディスポン処理にも使った、耐熱温度90度のポリプロピレン製の衣装ケースを使いました。

ぎりぎりズボンが浸かる水量にお湯で薄めました。水温は高いほうがいいです。ズボンを入れて20分浸します。時々かき混ぜます。終わったら、さっと水洗いして水けをきります。

ルイボスティ染めの染色

鉄媒染液にズボンをつける

媒染剤には、木酢酸鉄液を使いました。誠和という高田馬場にある染料店で購入したものです。上澄みを少量たらして使います。鉄媒染の場合、入れすぎると真っ黒になることもあるので量に注意します。

誠和の木酢酸鉄液

鉄媒染には、使っていない洗濯かごを使っています。水11リットルに木酢酸鉄液6滴をたらして、混ぜてから、ズボンをひたします。常温で20分。時々かき混ぜます。終わったらさっと水洗いして水けをきります。

ズボンの鉄媒染

再度染液にズボンをつける

ズボンを染液に戻して、20分浸します。シミの部分が目立ってきています。

再度染液につけたズボン

染液・媒染を繰り返す

染まり具合が薄かったため、さらに2回、媒染→染液を繰り返しました。

脱水・乾燥

最後は染液→水洗いです。よく水洗いしてから、洗濯機で脱水、お風呂場に干しました。

できあがりとリメイク

鉄媒染のシミ

ズボンは紅茶色。ズボンとしてはちょうどよい色かと思います。問題は、隠したかったシミ部分。シミが濃くなってしまいました。

ルイボスティー染めズボン

その後も、いくつかシミがあるものを染めていますが、シミが濃くなってしまうことがままあります。鉄媒染のほうが顕著です。

食べこぼしの場合、その部分自体も、シミを染料とした草木染めになるのかも。ワインのシミだとしたら、ワインに反応してワイン染めの鉄媒染?

ルイボスティ染めシミ

染色後リメイク

そのままでは着れないので、膝丈パンツにリメイクしました。

ルイボスティ染めのリメイク短パン

シミが出てきた部分に、ヒザ下の生地を切り貼りして、ポケットをつけました。

ポケットを開けると、シミが中に見えます。

ポケット内のシミ

ポケットを閉じた状態だとシミは見えません。

シミを隠した手作りポケット

この位置にポケットはどうなのか?と作りながら思いましたが、とっさに何か入れる時に便利だと好評です。

ルイボスティー染めで思ったこと

  • シミを隠そうと思って染めたのに、逆に目立ってしまって驚いた
  • さらに別の染料で重ね染めしたら、なんとかなるのか?

※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。