千葉県鋸南町の桜染め体験

頼朝桜

桜染めをネットで調べていたら、桜祭りの出し物として、桜染め体験教室を発見。ぜひ行かねばと思い立ち、特急・新宿さざなみに乗って、房総(千葉県)の鋸南まで日帰り旅行してきました。

鋸南は内房の鋸山がある町です。最寄り駅のJR保田駅から徒歩15分。川沿いの河津桜(頼朝桜)も満開でした。

染めた日:2019年3月2日

鋸南の桜染め体験

桜染め体験は道の駅内の家庭科室でやっていました。ABCクッキングスタジオみたいな、こじゃれたキッチンです。この家庭科室は、ソーセージ作りや干物作りなどの体験教室にも使われたりする場所のようです。そういうのも楽しそう。

みんなの家庭科室

3000円のスカーフか1000円のハンカチが選べるのですが、わたしは1000円のハンカチにしました。

ハンカチ

この日の染液は、頼朝桜ではなくソメイヨシノから抽出されたもの。机の上に3つのボールが用意されていて、染液につけて、水洗いして、媒染液(みょうばん)を往復して染めていきます。

桜染め体験しているところ

係の人が室内に何人もいて、ていねいにやり方を教えてくれました。ちょっと失敗してしまい、失敗した部分は先生にリカバリーしてもらいました。

桜染め作業

どんな失敗をしたかというと、染液につけたくない部分ぎりぎりまで布を液につけると、生地が液を吸い上げて、水面より上の部分まで染まってしまう、という失敗です。

先生の丁寧な作業を見て、あらためて自分がガサツな人間だなあと実感しました。おおざっぱ、よく言えば、おおらかな染物を目指したいです。

最後にアイロンをかけているところ。

桜染めのハンカチ

所要時間30分くらい。教えてくださる方とおしゃべりしながら作業していたので、もう少し時間がかかってしまったかも。

できあがり。ハンカチは光沢があるけれど木綿だったらしく、乾くとやや薄い色になりました。シルクのスカーフを染めている人はもっと濃い色でした。スカーフはいくつか種類があって、素材によって色あいが違っていました。

桜染めのハンカチ

桜染めは「きょなん楽染めの会」が協力しています。草木染研究家の藤井悦子さんが先生です。

鋸南の桜染め展示

先生の作品展も同時開催されていました。桜からさまざまな色にスカーフが染められていてステキでした。ピンク系だけでなく、黄色や黄緑っぽく染まった作品もありました。

桜の部位や染める季節によって色あいが異なることも展示されていて、とても興味深かったです。

展示の桜

鋸南町の河津桜(頼朝桜祭り)

早咲きの桜といえば河津桜ですが、鋸南では「頼朝桜」と呼ばれているそうです。頼朝ゆかりの地だそう。川沿いの桜並木を散策しました。桜の下には菜の花。

川沿いの頼朝桜並木

この日は竹灯篭まつりで、竹筒の灯篭で桜がライトアップされる日でした。帰りの特急が15時台だったのでライトアップは見なかったけれど、準備している様子をみて、きれいそうだと思いました。

下の写真は、道の駅・保田小学校の中で見かけた竹灯篭です。

竹灯篭

道の駅・保田小学校

桜染め体験があった場所は、廃校を利用した「道の駅・保田小学校」。小学校の廃校を利用したいまどきの施設でした。

道の駅保田小学校の外観

道の駅の中に直売所や飲食店だけでなく、日帰り湯や宿泊所もあります。宿泊する部屋を外から見学もできたのですが、教室の雰囲気そのままの部屋で面白そう。でも、実際に泊まったらくつろげないかも。

お昼は道の駅内の薪窯ピッツァのお店「Pizzeria Da Pe GONZO」でピザを食べました。おいしかったです。

Pizzeria Da Pe GONZO

元体育館が直売所になっていて、そこで野菜やムラサキ芋チップスをお土産に買いました。

道の駅・保田小学校までのアクセス

道の駅なので車で来ている方が大半です。高速の入り口も近いので、房総観光ドライブがてら立ち寄るのにちょうどよい感じ。のこぎり山に登った後、道の駅まで歩く登山者もみかけました。

私は新宿駅から出ている特急「新宿さざなみ」を使いました。新宿を9時過ぎに出る電車で11時頃到着。2時間弱で到着。帰りは15時台の特急で帰りました。電車の本数が少ないので乗り遅れないように気をつけました。

保田駅

保田駅から道の駅・保田小学校は徒歩15分くらいです。駅前の観光案内所で地図をもらいました。

以前、鋸山に旅行した時は、浜金谷駅で降りました。鋸山ロープウェイや久里浜までのフェリーが近いのは浜金谷駅です。保田駅はその隣の駅です。

桜染めを体験できる場所

藍染が体験できる場所は探せばたくさんありますが、桜染めを体験できる場所は少ないと思います。

どんな風に桜染めの体験教室が行われているのか見ることができて、よかったです。人から聞いた桜染めのコツと似たやり方も使われていました。今度は染液の取り方などを詳しく教わるような会に、また鋸南に行ってみたいと思いました。

※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。