衿汚れリメイク

衿汚れ

ブラウスの衿ぐりの汚れ、洗濯洗剤で落ちなかった、薄汚れた感じ。スキッパーブラウスを染め直したら失敗して、逆に衿汚れが目立ってしまいました。

洗うことで汚れを落としたかったのですが力量不足で落ちず、「そうだ!衿ぐりを少し広げれば隠れるのでは?」と思いつきました。

「汚れを落とすのが下手なら、洋裁でなんとかすればいい」と思ってしたリメイクのことを書きます。

ブラウスの状態

当初のブラウス。2018年に立体裁断でパターンから作ったもの。染色用の安い綿ブロードを五倍子染めして薄紫色です。シワシワするし、後から考えると服には向かない生地でした。

五倍子染めスキッパーブラウス

2020年、衣替えで出したブラウスの染め直しに失敗。着用と洗濯を繰り返して、紫っぽさが減って灰色になっていたので、染め直すことにしたのですが、失敗。

染めた色が薄すぎて、汚れが逆に目立った感じになりました。左衿ぐりに黒い汚れ線、ヨーク裏側に黒い斑点汚れ、細い衿にも衿汚れ。

ベニカナメモチで染めたブラウス

写真だと汚れがうまく見えてないかもしれませんが、実物は薄汚れた雰囲気のブラウスになっています。

布がもう少し味のある生地だったら、味のある感じだったかもしれませんが、シンプルなブロード生地なので、味というより薄汚れという感じです。

この汚れをすべて落とす自信がなく、落とすより洋裁で何とかしたほうが早いと判断しました。

衿汚れを隠す

左衿ぐり、裏の見返しを広げたところです。衿周りの2ミリ先ぐらいに、黒い線汚れがあります。

黒ずみの外側を縫って、少し襟ぐりを広げるようにしたら汚れが隠れると思い、実践。

襟ぐりの見返しを裏から見たところ。上の元の縫い目、下が新しい縫い目。3~5ミリくらい縫い代を増やしました。

襟ぐりの裏側の縫い目

切り込みは、ひっくり返す際に収まりをよくするもの。新しい縫い代にあわせて、切り込みも深くしました。

表から見た、縫った後の襟ぐり。裏の見返しを広げたところ。黒い線が隠れました。

縫った後の襟ぐり

縫い代を増やした分、見返しが狭くなりました。見返しも新しい布に差し替えればよかったかも。

汚れは左側だけでしたが、バランスをあわせるために右側も同じようにしました。襟ぐりの黒い汚れの補修は成功。

縫った後の衿表

衿と裏ヨーク差し替え

ヨークの見返しと衿は、新しい布に変えました。当初の余り生地を使用したので、薄紫色です。

別布に変える時は、布同士の相性、組み合わせがむずかしいなと思います。

裏ヨーク

裏ヨークに黒い斑点汚れがありました。着てしまえば見えないけれど、カビみたいで汚い感じ。衿を外して、肩の縫い目をほどいたところ。さらにヨーク下の縫い目もほどいて、取り外し、新しい生地で縫い直しました。

汚れが目立つ裏ヨーク

取り外した衿。そんなに目立たないけれど、薄汚れた感じでした。接着芯が弱かったのか、シワシワ。衿もついでに差し替えることにしました。

新しい生地で衿を作りなおし。元々は片面だけ接着芯を貼っていましたが、表衿と裏衿の両方にしっかりめのダンレーヌ接着芯を貼りました。接着芯を強くすることで、シワシワと、縫い代の厚みが表に出てしまうのを防げたらいいのですが。

衿の丸みは、縫い代をぐし縫いして寄せる方法で作っていました。すっかり忘れていましたが、ほどいてみて思い出しました。思い出せてよかったです。

リメイク後のブラウス

汚れは補正できたのですが、結果、あまり好きではない感じのバイカラーになりました。

リメイク後のブラウス

元の染料の五倍子で、そのうち染め直しをしようと思います。待ち針で留めている中心のタック部分は、染め直してから縫う予定です。

衿汚れリメイクで思ったこと

  • シミ汚れと戦うよりは、作り替えてしまったほうが早いと思う
  • きちんとした漂白剤(オキシクリーンがいいと聞いたので、オキシクリーン)を買いたい
  • 安物の生地なので、ここまで労力を費やすべきかは悩ましい。パターンはできているので、新しい生地で作りなおせばいい気もする

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