草木染の型染めを習う:刷り込みと色抜き

草木染の型染めを習う:刷込みと抜染

藍熊染料の型染め講習会に行ってきました。型染めは2回目です。参加した感想を書きます。こんな感じ、というのが伝わればいいかなと思います。

東京には2つ有名な染料屋さんがあって、高田馬場にある誠和と、浅草にある藍熊染料です。京都の田中直染料店は渋谷にあったのが撤退してしまったので、もう無いです。

藍熊染料は気になっていたものの、土日がお休みなので、今まで平日労働者だった私には縁がなかった場所です。平日に自由な時間ができて、最近やっと行けるようになりました。

この草木染の型染めの会は、やることを自分で自由に決められます。はじめて参加の方でも大作に挑んでいる人もいました。(もちろんできる範囲でですが)

私は定期的に通って、型染めの基本を習得するのが目的です。前回は型紙の切り方と一色で染める方法を習ったので、今回は、刷り込みと色抜きという染色ワザをやってみることにしました。

あと、自宅で型染めをやって出てきた疑問点を先生に質問しました。解決してよかったです。

型染め講座の概要は前回書きましたので、こちらをご覧ください→ 藍熊染料で染物体験(型染め)

※講習会の案内に「講習会中の写真撮影はご遠慮願います」とあったので、講習会中の写真は載せていません。
※どこまで講習会の内容をネット上に書いてよいのかわからないので、細かい技法は書いていません。

染めた日:2019年2月14日

はじめての刷り込み

前回は、染めたくない部分に糊を置いて、1色で浸し染めして図柄を描く方法をやりました。

今回は、刷り込みで顔料(墨、藍)を置いて、浸し染めして、クエン酸で色を抜き、さらに染料を刷り込む、ということをやりました。

同じ図柄で、墨バージョンと藍バージョンの2枚作ったのですが、こちらの写真は藍バージョンです。布は9号帆布です。

蛍の抜染

ホタルの型紙は先生のものを借りましたが、葉っぱの型紙は自分で作りました。適当に紙に書いて、洋型紙を切りました。

布に型紙を置いて刷り込みで葉っぱを描きます。

刷り込みというのは、刷り込み刷毛というハケに色の素(顔料とか染料)をこすりつけて、布につける方法です。布の上に型紙を置いて、刷り込みすると、型紙の部分だけ色がのります。

さらにホタルの型紙をホタルを描きたい場所に置いて、刷り込みしました。練習と思っているから構図が虫だらけになってしまいました。使った藍は藍染と同じ原料だと思いますが、よくわかりません。

紺屋めぐりで友禅染め体験をした際に、「ぼかしの色さしは苦手、自分の性格に合わない」と感じましたが、この刷り込みという作業自体はマットな感じでも問題なさそうなので安心しました。思ったより簡単でした。

刷り込みというワザ、年賀状作りによさそうな気がします。私の型染めの目標の1つは手作り年賀状なので、きちんとおぼえたいです。

はじめての色抜き

その後、ザクロの鉄媒染で全体を暗いグレーに染めて、クエン酸で色抜き、さらに少しだけ、えんじゅの黄色を刷り込みました。

ホタルの光の色抜き

いままで、抜染(色抜き)を人がやっているのを見た事はあったけれど、自分でやるのは初めて。染まった色が抜けるのって不思議です。

昔、由布院に行った時、ホタルが手の甲にとまったことを思い出しました。(感動しました)あらためてその時の写真を見ると、もっと黄色を強くしてもよかったのかも。

ホタルが手の甲に乗ったところ

色抜きは、月などの図柄によいワザのようです。自分の作品作り(普段着の服を染めるなど)に取り入れる活用法を想像しましたが、まだわかりません。染物のやり方はいろいろあります。今まで抜染には興味がなかったのですが、やってみるとそのワザを使いたくなります。

疑問を解決する

一人で自宅で型染めをやってみたら、わからないことがたくさん出てきました。型染めに限らず、草木染めの疑問はいっぱいです。習いはじめたばかりなのだから当然なのですが。

※自宅での型染練習話はこちらです→ 自宅で型染め

なので、今回の参加目的は質問することだったんじゃないか、というぐらい質問してきました。先生だけでなく、参加者も慣れている方が多いので、お話させていただくとそれだけで勉強になります。

私は家にいるのが好きなので、独学好きですが、染物と洋裁は習い始めてよかったと感じています。

お花のもよう

桜とかお花の図柄を染めている方が多くて、ステキでした。もう少し段階を踏んだら、私もカラフル色の花柄を染めてみたいです。

私の目標は来年の年賀状作りなので、年賀状らしい図柄がいいかもしれません。

※無理やり草木染めで年賀状を作った話はこちら→ 草木染めでオリジナル年賀状2019

あと、風水対応の黄色い花のファブリックパネルも目標の1つです。シンプル派なのでインテリアにはあまり興味はないのですが、風水は気になります。マリメッコの黄色い花柄のテキスタイルにあこがれていた時期があって、そういう感じにしたいです。

えんじゅの黄色ならぴったりかもしれません。えんじゅは、エンジュの木のつぼみからできた乾燥染料で、みょうばん媒染で明るい黄色が染まります。

※以前、蔵前のMAITOでエンジュ染め体験した話はこちら→ MAITOの草木染めワークショップ体験

藍熊染料で買ったもの

藍熊染料5Fには、染める用の生地ものがたくさん販売されています。スカーフやストール、ハンカチやバンダナ、小さいトートバック、Tシャツなどです。切り売りの布もあります。

講習会に出た日は、赤札以外が割引になります。

今回は、友達を誘った草木染め同好会(なんちゃってワークショップ)を3月に予定しているので、その練習用にストールとハンカチを買いました。素材は木綿とシルク、シルクレーヨンです。

染色用の生地小物

シルクストールが2500円くらい、シルクレーヨンストールが1500円くらい、ガーゼコットンストール800円くらい、綿のバンダナやローンハンカチが280円くらいでした。

もちろんもっといろいろあるのですが、この辺を選んでみました。

自分では木綿しか使わないので、あまりシルクを買ったことがなかったのですが、当たり前なんですけど、シルクはコットンより価格が高いですよね。

小さめのスカーフならもっと手ごろですが、わたしはスカーフを身に着けないので、手が出ず。

こないだ日暮里の生地手芸材料店「やまよ」でロックミシンに使う木綿糸の相談をした時、絹糸なら染まるという話になったのですが、ひと巻き1000円ぐらいして、高くてビックリしました。さすがシルク。

本当は、日暮里繊維街でハギレを買って、それを染色用の布小物に加工したいのですが、そこまで手が進んでいない状態です。

これから型染めでやってみたいこと

  • またもやおみやげに糊をもらったので、自宅で型染め練習をする
  • 玄関用ファブリックパネルのデザインを考えて型紙を作る
  • 無地に、小さいロゴマークみたいな図柄を入れてみたい