エプロンのポケットの作り方、増やし方
エプロンのポケットを増やすリメイクをしたので、その方法を書きます。
エプロンを手作りした際、お腹あたりにポケットを1個つけていましたが、たくさん物を入れるとゴチャゴチャして取り出しにくいため、ポケットを増設することにしました。ポケットはたくさんある方が便利です。
※エプロンの作り方はこちら→ 大人用エプロンの型紙の作り方と縫い方
縫った日:2019年10月29日
目次
エプロンのポケット増設前と後
ポケットを増やす前
ポケットを増やした後
※色が変わっているのは草木染めで重ね染めをしたからで、同じエプロンです。染めた話はこちら→ ヤシャブシで黒エプロンにリメイク
平置きすると変な感じがしましたが、ボディに着せてみると普通です。
エプロンのポケット作りの材料
- 本体と同じ素材の生地 縦26.5cm×横19cm 2枚
- 接着芯(不織布ではないもの。普通の厚さ)縦3cm×横19cm 2枚
- ミシン糸(草木染めする場合は、綿100%カタン糸60番。そうでない場合は、シャッペスパン60番ミシン糸)
※方眼がついたカッターマットがあると裁断が便利です。ここで使っているカッターマットはこちら→ オルファカッターマットの使い心地
エプロンのポケット作りの手順
- 裁断
- 接着芯をはる
- 縫い代にかがりミシンをかける
- アイロンをかけてくせをつける
- 本体にポケットを待ち針でとめる
- ミシンで縫う
エプロンのポケットの作り方
ポケットの部品
ポケット布:横17cm×縦22cm 縫い代込みで横19cm×縦26cm 2枚
ポケット口の縫い代は3cmにして接着芯をつけます(図のピンク部分)他3辺の縫い代は1cmです。
他3辺はかがりミシンで縫い代処理しますが、三つ折りで処理したい場合は、縫い代を1.5センチに増やしてください。
裁断して接着芯を貼る
ポケット用の生地を2枚裁断します。ポケット口の接着芯(19cm×3cm)も2枚裁断します。
ポケット口にアイロンで接着芯をつけます。接着芯をつける際のアイロンの温度は中温です。
左右と底辺の縫い代処理
ポケット口以外の部分(側面、底面)に、かがりミシンをかけます。なければジグザグミシン。縫い代の処理です。(縫い代を増やして三つ折り処理でも構いません)
アイロンでくせをつける
ポケット口の縫い代を三つ折にして、アイロンでクセをつけます。縫い代が3cmなので、1.5cmの三つ折になります。側面、底面もできあがりサイズになるようにアイロンをかけます。
本体とのバランスを見ながら、サイズを微調整します。もともとつけていたポケットとサイズを揃えました。
ポケット口にミシンをかける
ポケット口にミシンをかけます。できれば表を見ながらかけます。できなければ裏からかけます。
裏から見たところ。
待ち針で留める
ポケットを本体にマチバリで留めます。左右2つにつけたので、左右のバランスを確認しながらとめます。
ミシンで縫う
ポケット口の部分は、補強のため三角にステッチを入れます。
三角に縫ってから続けて直線でポケットを縫い付けました。ミシンのかけ始めは、ポケット口のステッチをかけた端っこあたりで、ポケット口に向かって斜めに縫い、向きを変えて角へ、さらに向きを変えてそのままポケットの右端→底辺→左端と続けて一周縫います。
ミシンのかけ終わりは、左端の頂上まで来たら、向きを変えて、ポケット口を最初に縫った目の数の分(上の写真だと、5目)縫い進みます。5目縫ったら向きを変えて、三角になるようにポケット口のステッチの端を目指して斜めに縫って終わりです。
一回り縫い終わったところ。
さらにもう1回、補強のために内側をぐるっと縫います。できあがりです。
今回は、補強の三角は一気に縫いましたが、エプロンを作った時は、下の写真のように別々に縫いました。どちらでもいいと思います。
エプロンのポケット作りで思ったこと
- ポケット口に接着芯をはり忘れた(まあ、大丈夫だと思う)
- 白ステッチも意外にかわいい
- 使い勝手が良くなることが一番
※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。