ローゼルジャムの下処理。包丁より棒で抜く

ローゼルの種外し

家庭菜園で育てたローゼル。可食部は赤い部分(ホウとガク)なので、中の実は取り除くのですが、結構手間です。

2025年は、中が空洞のステンレス棒(シンクの水切りの棒を外しました)を使ったら、簡単でした。前は切り落としていたガクも残すことができました。

ローゼルの種外しについて書きます。

包丁で外す場合

今までは、包丁でガクを切ってました。包丁で切ると、手で簡単に外れます。産毛が手に当たるので、手袋したほうがいいです。

実とガク、ホウを分離する

種が入っている実は食べないので廃棄。切ったガクも実がつくので、食用には使いませんでした。

2023年は豊作だったのでガクがなくても気になりませんでした。その栽培記録はこちら→ ローゼル栽培

ステンレス棒で押す場合

菜箸や棒で付け根を押すといいと聞き、挑戦。中が空洞のステンレス棒でぐいっと押したら、すぽっと気持ちよく実が外れました。

多少の力は必要ですが、握力が弱い私でも大丈夫でした。

外した後。使わない部分と使う部分がきれいに分離。これ考えた人、すごいです。画期的。

ローゼルの実とホウ

収穫量が少なく可食部100g強でした。なので、最大限とれてよかったです!

収穫したローゼルの可食部

ステンレス棒は、シンクの水切りの棒を外したものです。

シンクの水切り

ちなみにこの棒、ワークショップで糸を草木染めする時にも活用しています。ステンレスなので。

採種までできたかも

ぐいっと押して、実がボロっと崩れるものが数個ありました。見ると、中の種が黒いです。

種入りローゼルの実

取り外す際の実は、普通は左側の緑色なのですが、崩れたのは右側のようなベージュ色の実でした。

ローゼルの実の色

見た感じ、種が黒くて熟していたので、乾燥して保存することに。発芽できる種なのか?は来春にわかります。

ローゼルの種

なお、採種用に、木にも少し実を残してあります。

採種用のローゼルの実

ローゼルの種外しで思ったこと

  • この種の外し方、考えた人すごい。

ということで、ローゼルの種外しについて書いてみました。

ジャムづくりの話はこちら→ 収穫後のローゼル活用:ローゼルジャム作り(圧力鍋使用)

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