2022年10月22日(土)セイタカアワダチソウ染めワークショップ開催報告(岡山)

草木染め体験ワークショップ作品

10月の草木染め体験ワークショップは、セイタカアワダチソウの花を煮出して染めました。場所は岡山駅の市街地からほど近い貸し施設です。

岡山なら今、あちらこちらに見かける黄色い花、セイタカアワダチソウ。去年季節は今!と思ったその時期にワークショップを開催することができてうれしいです。

今回の参加者は、リピーター2名と初参加1名。初参加の方はネット検索でブログを見つけてくれた方。ご参加ありがとうございます。

染液を工夫して黄色を濃くしたり、鉄媒染を追加して緑っぽく染め分けたり、草木染めの不思議とおもしろさを味わってもらえたかと思います。

※ワークショップ最新情報はこちら→ つぎいろ草木染め体験ワークショップ

セイタカアワダチソウ染め

今がシーズン、セイタカアワダチソウの黄色い花。河川敷や道脇、空き地など、ほんとうに岡山のいたるところで見かけます。

背高泡立草

今回ワークショップで使ったのは、前日午後に私が採取したもの。背後にクサギの木も生えている素敵な場所で採取してきました。

背高泡立草と臭木の木

お花部分を中心に採取してきました。

採取した背高泡立草の花

セイタカアワダチソウは、春~初夏は緑染めにも使える素敵な染料です。(問題は花が咲いてないと他の雑草と見分けられないこと)

ワークショップ風景

水でざっと洗って、染料の前準備。

染料の前準備

ステンレス寸胴鍋で煮出します。

染液作り煮出し

使う鍋はステンレスがおすすめ。ホーロー鍋もサビがなければおすすめ。アルミ鍋でもティファールでも大丈夫だと私は思います。金属イオンが発色に関係するので、鉄鍋や銅鍋を使ったら違うかもですが、普通のお家にある鍋なら大きな影響はない気がします。

煮出している間に、布の下処理をしたり、媒染液の準備(媒染は、色止めと発色の効果があります)をしました。

持ち込みのネックウォーマーとアームカバーはシルク。←アームカバーではなくレッグウォーマーだった。

シルクのアームカバーとネックウォーマー

焼みょうばんから媒染液作り。みょうばんはアルミニウムイオンを含んでいるので、アルミ媒染になって、明るい色に発色します。スーパーで売っている漬物用のみょうばんと同じです。

染液できあがり。薄黄色の染液が取れました。

染め始め。染液を小分けして、ひとりひとり染めています。

染め始め

ひとによって、残り液の色が違いました。

染色1回目の残液の色

作った媒染液で、媒染作業。

アルミ媒染

お友達同士で同じシルク製品のお持ち込みだったのですが、片方だけ染液を少し工夫。媒染後の染まり具合は、工夫した左側が淡い色でした。

媒染後のシルク

その後、染液に戻したところ。左側、濃く染まっているほうが工夫したほう。

媒染後の染色

発色がいいほうがいいかな?ということで、最終的にはもう1つも工夫して濃いめの黄色になりました。

こちらはコットンガーゼストール。染めたり洗ったりしていると、泡立ちます。背高泡立草の名前の通り。サポニンという洗浄成分かと思われます。

鉄媒染を重ねて、一部を染め分け。鉄媒染は暗めの色に発色します。今回は、藍熊染料の木酢酸鉄を使いました。

鉄媒染作業

シルクも一部だけ、鉄媒染。

できあがり。濡れた状態なので乾くともう少し色が薄まると思います。

草木染め体験ワークショップ作品

あっという間の3時間でした。乾くとまた少し色合いが変わると思うので、参加した方はぜひ乾燥後のお写真をお送りください。このページに追記します。

次回のワークショップ

11月は、五倍子(ゴバイシ)の鉄媒染で紫鼠色を染めます。昔ながらの伝統的な植物染料ですが、岡山だったらがんばれば自然のものを見つけ出すこともできる、素敵な染料です。参加者募集中です。→ 2022年11月草木染め体験ワークショップ参加者募集(岡山)

あと、11月はひさしぶりにウールを染める会もします。ログウッドというマメ科の木の芯材を使って青紫色を染めます。ウール素材は染め方が違うので別にしています→ 2022年11月特別企画「ウールを草木染め」ワークショップ参加者募集(岡山)

ちょっと草木染めしてみたいと思った方が一人でも気軽に参加できる、そんなワークショップを目指しています。

個別依頼もできますか?と聞かれたのですが、できます。個別依頼価格の目安は、3名までは一律10500円。以降1名ごとに+3500円、合計6名までです。染める布代は別途(持ち込み可)。詳細は要相談。

あと、子どもも参加可能な簡単体験を、2022年10月30日(日)に日生(ひなせ)の五味の市フリマでやります。染料未定。お気軽にお立ち寄りください。詳細こちら→ ひなせ・五味の市で草木染め簡単体験をやります

乾燥後の色あい

参加した方に乾燥後のお写真を送ってもらいました。

コットンガーゼストール。(こちらで用意したもの)

背高泡立草染めコットンガーゼストール

シルクのネックウォーマー(持ち込み)

背高泡立草染めネックウォーマー

シルクのレッグウォーマー(持ち込み)残液を持ち帰り、さらに緑部分をグラデーションしたもの。

背高泡立草染めレッグウォーマー

ご協力ありがとうございます。

※お家でセイタカアワダチソウ染めをしてみたい方はこちら参照→ 秋の草木染め。雑草のセイタカアワダチソウで染める

※ワークショップ全体についてはこちら→ 草木染めワークショップについて

※草木染めについて知りたい人はこちら→ 草木染めの目次

※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。