2021年9月25日(土)アボカド染めワークショップ開催報告(岡山)

アボカド染め体験風景

アボカドの種と皮から煮出して染める会2回目を、岡山市中区の古民家施設で行いました。ストール、タオル、トートバッグ、Tシャツ、手まり作り用の糸などが、素敵な味のあるピンク色に染まりました。

今回の参加者は、初参加4名。パンフレットを見た人と、インスタグラムを見た人とそのお友達、場所をお借りした施設関係の方が参加してくれました。作業は盛りだくさん。色が変わっていく様子も味わってもらえて、充実した楽しい会になりました。

開催場所

今回お借りした場所は、キッズハウスいちごアトリエ、という平日はこどものデイサービスに使われている場所。土日はお休みなので、土曜日に使わせてもらいました。素敵な古民家です。

近所のお花屋さんにチラシをお渡しした時に、「喫茶店ならワークショップできるかも?」と教えてもらって喫茶店に行ったら、その喫茶店にアトリエの方がいて、今回お借りすることができました。

大通りを車で通る時に看板が見えて建物は知っていた、という参加者もいました。そういう人は多そうな気がします。

縁側に向かって作品を撮影したところ。逆光ですが、古民家な感じが伝わりますかね。

入口に、つぎいろ看板を貼ってみました。

アボカドの皮と種の入手

染料はアボカドの種と皮。倉敷駅にあるフレッシュジュース屋さん、マルゴデリさんすて倉敷店さんにいただいたものです。ありがとうございます。

アボカドの皮と種

自分でスーパーでアボカドを買うと、品種や熟し具合、状態が安定しないのですが、飲食店のものをゆずってもらうと、ある程度同じ状態のものが手に入ります。

アボカドの状態によっても染液のできが左右されます。冷凍保管して、とてもいい状態の種と皮を使うことができました。

※追記:後日、倉敷に用事があったので、マルゴデリのピオーネ(ブドウ)のジュースと焼き菓子を購入。手土産に使いました。おいしかったです。

マルゴデリのピオーネジュースと焼き菓子

ワークショップの雰囲気

煮出すところまでは急いで作業をしました。

まずは生地の濃染剤で下処理。木綿や麻など植物繊維は染まりが薄いので、濃染処理をします。

給湯器があるとお湯が蛇口から出てくるので、作業は簡単。2つの大きいタライを使いました。

生地の濃染

※濃染剤についてはこちら参照→濃染剤カラーアップZBとディスポンについて

使うアボカドの種と皮をよく洗います。

アボカドの種と皮の洗浄

種をカット。かぼちゃより若干やわらかい、ぐらいの硬さでした。

アボカドの種カット

台所のガスコンロで、寸胴鍋2個を煮出しました。火力があって、思ったより沸騰までが早かったです。このコンロ、寸胴鍋を並べても余裕があるので広いです。普段はコンロは全く使ってないそうです。

台所で煮出し

ぐつぐつ煮出します。煮出している間に説明を進めて、色止めにする媒染液を作りました。

思ったより早く染液ができたので、あわてて模様入れ。輪ゴムでしばっています。

輪ゴムで模様入れ

空気を含めた後の染液。濃い色です。ちょっとした火加減などでも、染液が変わってきます。

アボカド染液の色

染液が準備できた人から、染めていきます。なんだか染液が濃くて、ぐっと色が入りました。

アボカド染め作業
アボカド染め作業
アボカド染め作業

みょうばん媒染液。

媒染することで、繊維と色素がつながります。みょうばんを使うと、アルミ媒染になります。食品添加物なので安心。

前回は媒染すると布の色が薄い感じになったのですが、今回は濃くてオレンジ茶っぽい感じに。いつもと少し違う感じがしました。※前回のワークショップの媒染時の色も参照→ 2021年9月17日(金)アボカド染め開催報告

染液に布を戻すと、ぐっと色が入ります。

洗濯機で脱水後、紐に干しました。

左側から、コットンストール、麻?ストール、模様入りコットンタオル、手まり用の糸、トートバッグ2個(薄色のほうが豆乳下地)、Tシャツ。

アボカド染め作品

素敵な色に染まりました。濡れた状態なので、乾くと色は薄まります。

染料の状態だけでなく、染料の量、水の違いや火力、染めるタイミング、繊維の違いなど様々な条件で染まる色が変わってきます。ぜひお家でも、アボカドを食べたら染めてみてください。

元々化学染料で染まっている部分は、重なった色に染まることが多いですが、色が入らないこともあります。今回がどうだったかは、乾いてみないとわからないかも。

参加した方は、参考のため、乾燥後のお写真をお時間がある時にお送りください。このページに追記します。

次回のワークショップ

10月は回数を増やして実施します。参加者集め、がんばります。キウイフルーツの枝葉と、クサギの実で染める会をします。土日開催は同じ場所で、平日は岡北です。ぜひご参加ください!

募集詳細、お申込みはこちら→ 2021年10月草木染め体験ワークショップ参加者募集

乾燥後の色あい

乾燥後のお写真を送っていただきました。

こちらで用意しているコットンガーゼストール。乾いてもあまりかわらないきれいな色で、お気に入りのストールになりそう、とのことです。室内と屋外の自然光だと違った色に見えそうですね。

アボカド染めコットンガーゼストール

トートバッグ(濃染剤下地と豆乳下地)と糸。

アボカド染めトートバッグと糸

麻?のストール。ばっちりとのことです。

アボカド染めストール

使っていたタオルは色むらになりました。普通に洗濯しても色は落ちず、渋色で使えそうとのことです。もともと黄緑色だった部分は、濃い緑色になりました。

アボカド染めタオル

残液を持ち帰って染めたバッグを、次のワークショップで見せてもらいました。淡くてかわいいピンクです。

ご協力ありがとうございます。また時間経過とともに変化があったらぜひ教えてください。

※ワークショップ全体についてはこちら→ 草木染めワークショップについて

※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。