草木染めミニポーチについて

草木染めミニポーチ

草木染めミニポーチについて、どんなポーチなのか説明します。

※今まで作り方の載っていたブログにリンクを載せていましたが、非公開になったのでリンクを削除しました。

草木染めミニポーチの特長

表地はコットン(シーチングもしくはオックスフォード)に接着芯(ダンレーヌSX3)を貼ったもの。内側はシルクです。縫製後に染めたので、ミシン糸も同じ色。少しシワシワしています。

おおよそのサイズは、横幅15cm、高さ10cm、マチ5cmくらい。ミニサイズです。

左上から、ザクロ染め、桜染め、五倍子染め、桜染め(鉄媒染)、ビワ染め、アボカド染めです。

草木染めミニポーチ

裏地つき。内側はシルクなので表地より濃い色に染まっています。ファスナーは、フラットニットファスナーです。持ち手のヒモも同じ染液で染めたものです。

ミニポーチの内側の布の色

内ポケットはありません。小さいサイズなので、そのまま小物をしまう用です。

ミニポーチの作り方

縫製方法

ポーチの作り方は、洋裁教室のサイトを参考にしましたが、公開が中止されたのでリンクを削除しました。

裏地付きのポーチの作り方がよくわかります。改善されたマチの縫い方が裏技みたいでかっこいいです。どんでん返しする作り方が好きです。

型紙アレンジ

小さい物が好きなので、上記のサイトの型紙サイズの7割サイズにアレンジしました。あと、底の部分の縫い目が真ん中に入るのが気になったので、型紙をアレンジして縫い目を脇に移動しました。

アレンジしたポーチの型紙

でも、どちらも縫うのに苦労したので、オリジナルの型紙で作ることをおすすめします。

草木染めで色アレンジ

白いシーチングやオックスフォード生地と、フラットニットファスナー、白いカタン糸(木綿100%のミシン糸)で作成。草木染めで後染めしました。

接着芯を使う場合、縫製してから染めるとしわっとした質感になりますが、ミシン綿糸まで同じ色に染まります。パリッとしたい場合は、染めてから縫製したほうがよいです。

シーチング生地のミニポーチ

糸まで同じ色にしたかったので後染めしましたが、接着芯との関係もあってアイロンをかけてもシワシワするので、先に草木染めした生地を縫製することをおすすめします。

ファスナーは天然繊維ではありませんが、けっこう染まってます。

染め方はこんな感じです→ さくらんぼの剪定枝で草木染め

持ち手ミミを追加

ファスナーを引っ張る時に持つ部分(ミミ)を追加しました。チャックを開閉する際に便利です。

ポーチの耳たぶ

同じ生地を4cm×6cmにカットして、折りたたんで。

ファスナーの耳

脇を縫う際に挟みこんで縫いました。

ミミを挟んだところ

自分サイズのファスナー

せっかく手作りするなら、自分のサイズに作りたいです。

そんな時、市販のファスナーはサイズが決まっているので、好きな大きさにカットできるフラットニットファスナーが重宝します。

自分の好きな長さに切って使います。ファスナーの歯がやわらかいので、ハサミで切れて、そのままミシンで縫えます。

ローリングカッターで切って使いました。

フラットニットファスナーのカット

ペタンコの平たいポーチを作ろうとすると、フラットニットファスナーの場合、ファスナー終わりにも歯が残るので、側面があまり上手く縫えません。(私だけでしょうか?)

この点、四角いポーチなら大丈夫です。

アンティークゴールド色の金属ファスナーの方が上質感は出るのですが、長さ調整がメンドクサイです。


次に作る時は、草木染めを先にして、接着芯でパリッとしたものを作ろうと思います。キルト芯を入れてもクッションになっていいですよね。

※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。