移住イベントに行ってみました
都内でひらかれた、移住イベントに行ってきました。
刺激を受けてうれしかった反面、何もできていない自分にもやもやした気持ちになりました。
東京都から2時間あればいけそうな、富士吉田市と結城市の2地域の合同開催。学生さんも参加していて、比較的若い雰囲気のイベントでした。
2地域の方がそれぞれ数人きていて、うどん、おまんじゅう、焼き菓子、地酒など地域の特産品をふるまってくれました。
それを食べながら、交流会のようにお話をするようなスタイル。会場は、墨田区の住宅街の中にあって、流行のリノベーション物件のような、こじゃれたスペースでした。
目次
素敵な移住女性2人
メインの話し手は移住した女性2人で、どちらのかたも、自分自身でビジネスをしている方でした。ひとりは洋裁のお仕事、ひとりはお菓子屋さんでした。
その、洋裁のお仕事をされている方にお会いしてみたくて参加したので、実際にそのかたとお会いしてリアルな話を聞くことができ、目的達成。
自分のやりたいと思ったことを体現している人って素敵です。しんの強さを感じました。
メインの洋裁のお仕事に加えて、地域活性化のお仕事もしたりして、生計を立てているようです。変化に動じない身軽な感じ、行動力と表現力がうらやましいと思いました。
もう1人のお菓子屋さんの女性も素敵でした。ほんわかした雰囲気で、そんな方が自分でビジネスをされていることに感銘をうけました。
交流会というスタイルについて
フェイスブックでみかけてネットで参加申込して、ひとりで参加したのですが、こういう交流タイプの会は、身の置き場が難しいと思いました。
しっかり専門的なお仕事をしている女性のかたに「おしごとは?」と聞かれて、もごもご口ごもりながら「派遣で事務です」と答えた自分がかっこわるくて、しょぼくれました。
まだ、働いていません、のほうがかっこいいような気がしました。
地域活性化について
単純に田舎に移住したい人よりも、地域活性化関連のお仕事をしている人や、地域活性化に興味があって移住したい人が参加者に多かったので、なんとなく違和感を感じました。
地域活性化を仕事にする。まちおこしをする。地域おこし協力隊という存在。
実際に私が富士吉田のテキスタイルに興味を持ったのも、そういう活動があったからだと思うし、だから移住イベントにも行ってみよう、と思ったのですが。
自分の気持ちの中にある「なんか、違う」という感じ。うまくいえないけれど、違うのです。
自然豊かな場所で暮らしたいと思うし、完全な田舎社会で人付き合いが苦手な自分が生きていける気もしないし、移住者が多い地域に移住支援を受けて引っ越すのが合理的。補助金も、もらえるものならもらって引っ越したい。
でも、なんか違和感があるのです。
この「なんか違うかもしれない」という自分の感覚を無視し続けて生きてきたから、人にきかれて口ごもる仕事しか、今までしていなかったわけで、自分の気持ちは無視しちゃいけないんだと思います。
この「なんか、違う」という感覚については、時間をかけて考えてみようと思います。
参加費1000円について
参加費1000円は会場の入口で現金で払いました。領収証をもらい忘れました。
参加費1000円。会場とごはんと東京までの交通費。人件費。このイベントのための費用のどのぐらいが補助金なんだろう、と考えさせられたのも事実です。今の日本で、地域活性のためにお金が流れていることを感じました。
参加してよかった
なにはともあれ、参加してよかったです。
「行ったことのない場所には住めないよ」と言われました。つまり、現地に行けということです。
確かに、そのとおりです。
手はじめに手軽だったので都内の移住イベントに行ってみましたが、現地の移住体験にも行きたいです。
行くためには、どこの地域にいくのか、検討したいと思います。