メルカリ検索対策
メルカリは出品数が多いため、他の商品に埋もれてしまいがち。閲覧されない、だから売れない、ということになりがち。見てもらうためには上位に上げる対策が必要だと感じました。
どうしたら上の方に表示されるのか?メルカリ検索の仕組みを考えると、結構おもしろいと思ったので、そのことについて書きます。売るコツとまではいかないけれど、参考になれば幸いです。
目次
どうメルカリ出品するか
出品のやり方自体は簡単。
「出品する」ボタンを押して、写真を撮り、カテゴリーを入れ、タイトルをつけて、商品説明文を書き、価格をつければ、出品することができる。わからなければ、メルカリガイドを見ればいい。
どう写真を撮るか、どうカテゴリーをつけるか、どうタイトルをつけて、どう商品説明文をつけて、どう値段をつけるのか。そこが問題。
最終目標は「買ってもらうこと」で、直接的な目的としては「見てもらうこと」と「欲しいと思ってもらうこと」。特に「見てもらうこと」=閲覧数アップ。
メルカリ出品の表示順位
閲覧数を上げるには、上位表示。
上位表示の条件推察
どのような場合に上位に表示されるのかは、公開されていない。印象としては、こんな感じ。
- 直近で出品されたものが上位。出品時刻順に並ぶ感じ。
- 価格を下げて、戻す。今まで設定した最安値より100円安ければ上位になる(と思う)ので、一度変更して、すぐに価格を戻す。
- まだ一度も購入されていない出品者のものが上位。(初出品の閲覧数は多かった。その後の出品と全然違う。初出品の商品は売れやすいはず)
再出品のペナルティ
新たに出品したものが上位表示されるため、一度削除して再出品すると順位が上がる仕組み。まだ実際には試していない。
やりすぎるとペナルティがある。短時間に一気に再出品すると業者と判断されて、キーワード検索しても引っかからない、いわゆる圏外飛ばしに遭う可能性があるらしい。利用停止もあるらしい。その場合は該当商品ではなく、出品者ごとなので、出品した全商品が対象となる。
短時間の連続出品、同じ商品の削除後すぐの再出品、同じ商品の繰り返し出品、同じタイトルや同じカテゴリの商品の複数出品が危険らしい。
やるとするなら、時間をあけて、画像や説明も何かしら変えてやるのがいいかと思う。
値下げで閲覧を増やす
出品から時間が経つと、「値下げして売れやすくなる商品があります」という表示が出て、1割ほど値引くようにオススメされる。
値下げすると検索順位が上位になるため、その分閲覧数が増え、売れやすくなるという仕組みらしい。
さらに、1割以上の値段変更をすると、いいね!をしている人に通知も届くらしい。
価格を下げて戻す
100円の値下げすると、検索は上位になる。
今まで設定した最安値から100円値下げした価格で保存する。その後、すぐ価格を戻して再度保存する。これは何度やってもうまくできた。
最安値を記録しておく必要がある。売れない場合はどんどん最安値が下がってしまい、これ以上下げられなくなるのが問題。
価格を上げてから下げても検索が上位になったことがあったが、最近うまく効かない気がする。
初出品の商品は上位
初出品と2つ目は、似たものを同じ価格で出品した。2つ目の商品が早い段階で売れた。
売れた時、「メルカリってすぐ売れるのかも!」と楽しい気分になり、メルカリへのやる気が上がった。それが狙いだと思う。売れないとやめてしまうから。
だから、まだ売れていない出品者の商品は上位に出るようになっていて、見てもらいやすいはず。
このことは、出品した後で気づいた。出品前に知っていたら、出品物の順番をもう少し考えたと思う。沢山の人に見てもらいたい商品や、埋もれやすいカテゴリーの商品を、初出品するのがよさそう。
内容の編集では上位復活しない
内容を編集して保存するだけでは、上位に復活はしません。
商品の販売価格を決める
徐々に値下げして検索上位対策をする場合は、その商品にあう価格帯の中で、少し高めの金額から開始するのがよさそう。
P900還元キャンペーンの条件に「1000円以上の商品」とあったので、980円にするよりは1000円にしたほうが対象の人は買いやすい。
ゆうパケットの場合、商品の販売価格の最低価格は300円から。送料が販売価格に含まれる(出品者負担)なので、梱包できる大きさを確認したほうがよい。サイズオーバーしたら送料が誤算となる。販売手数料10%も結構大きい(3000円なら300円が販売手数料)
私の場合は、安く売りさばこうと思っていないため、基本的には値引きはしない予定。原価を考えて値段を決めた。
検索キーワードを入れる
検索した言葉、カテゴリーにヒットしないと検索結果に載らないので、見てもらえない。
検索されそうなキーワードをタイトルや説明文の上の方に入れる。
検索用キーワードを沢山並べるのは禁止。特に商品と関係ない文言を入れてはいけない。
服など季節があるものは、春・夏・秋・冬という言葉を入れたほうがいい。
例えば「ストール」と検索して出てくる結果は、秋物も冬物も出てきて見切れない数。「ストール 春」「ストール 春物」と書いて検索したくなると思ったので、タイトル説明に入れた。キーワードの並ぶ順番も関係がある。
使う場面が想定できる商品は、「結婚式」「入学式」「母の日」などの言葉を、説明文の中に入れるといいと思う。
まぎらわしい、機械が判断に迷う言葉は、使わない方がよさそう。
藍で染めた「紫」染めストールの説明として、「藍染めといえば青ですが・・・」という文言を説明文の初めの方にしたら、「ストール 青」にヒットしてしまった。それはよくない。
この辺り、検証中です。ヤフオクの場合、出品後の変更はできないけれど、メルカリは変更してもいいので、検証しやすい。変更してから反映までのタイムラグもあまりない。
画像認識と検索ヒット
1枚目の画像が重要
1枚目の画像が検索画面に載る。探す人がまず目にするのがその画像なので、ファッション系であれば、きれいにとったほうがいい。
そのこと以外に、機械的な検索にも画像が使われている感じ。複数写真をとったら、1枚目にわかりやすい写真を載せるべき。
商品の形での認識
出品する際、商品画像でカテゴリーが自動判別される。
見た目の形が、カテゴリーに一致するような画像がよいと思う。一般的な商品で、自動判別されなかったら、撮りなおしたほうがいいかもしれない。
「ストール」の場合、複数の形に撮影ができてしまう。平置き、クルクル巻く、四角く畳んで載せる、ボディに着せる、ハンガーにかける、など。
首に巻いて長く垂れ下がった、ストールらしい画像が反応しやすいかなと思った。(ここはもう少し検証が必要)
だから、同じカテゴリーの他の商品を見て、「よくありがち」な置き方で撮影するべきだと思う。余計なものは写ってない、シンプルな背景にする。
ヒットしないと検索結果に載らないので、見てもらえない。
商品の色認識
衣服などのファッションの場合、色はとても重要。
文言として「ピンク」と入っていても、画像の色が一致しないと、絞り込み検索の「色=ピンク系」でヒットしない。
桜色のストールを出品したので、「ピンク系」にヒットさせたかったが、どうしても入らなかった。逆に、赤紫色のストールの画像を明るくしたら「ピンク系」にヒットした。ストールを「ピンク系」で検索すると、ショッキングピンクのストールがたくさん出てくる。桜色はピンクではない。
かといって、商品の色を偽造するわけにもいかないし、あきらめた。草木染めの場合、あいまいな色が多く、それが売りでもあるので、色認識させるのがむずかしいと思う。
メルカリ商品画像の問題
カメラの動作が不安定
アプリで撮影したとたん、カメラ機能の動作が不安定になった。ケータイを再起動すると直った。
私のスマホ(アンドロイドのXperia)の場合、カメラがアプリ連携に弱い気がする。メルカリアプリとカメラを同時に起動しないほうがよさそう。
出品した商品画像が汚い
撮影してあった画像を読み込んで使うと、画質が悪く、鮮明さにかける。
メルカリから直接撮影したほうが鮮明だが、加工機能はいまいち。暗く撮影された写真を明るく調整すると、色が飛ぶ。
商品画像の解像度
メルカリアプリから直接撮影した画像は、自分のスマホ(Xperia)の場合、Picturesというフォルダに保存されていた。解像度は1080pxだった。
なので、ケータイで解像度1080pxで撮影して、加工してからメルカリに取り込めばきれいかと思ったが、私のXperiaのカメラでは1080pxは指定できなかった。
キャッシュの問題
読み込んだ画像と、メルカリから撮影し直した画像を混在させた際、編集画面では問題なかったが、保存後の商品ページを見ると、画像が潰れて汚くなった。
こんな感じ。
マイページの「キャッシュを消去する」をすると、きれいに戻ったので、一時ファイルの問題だと思う。
いいね!をした人など、過去に商品ページを見た人が再度見た際、同じようにつぶれた画像が見える可能性も考えられる。出品後に、読み込んだ画像と撮影した画像を混在させるのは、よくないかもと思った。
キャッシュを消去する
キャッシュを消去するボタンを押すと何が起きるのか?
読み込みを早めるための一時データが消えるだけ。たいしたことは起きない。
自分の他の出品への誘導
似た商品を複数出品している場合は、「こんな商品もありますよ」と提案したい。
URLリンクはできないため、他の出品物にリンクする際は、特有のハッシュタグを作って入れればよい。
青い文字になるので、結構目立つ。説明文の中に、「 #桜染め」や自分独自のタグ「#つぎいろ」を入れた。前後に半角スペースを入れる。青い文字になり、クリックすると同じタグの入った他の商品の一覧になる。
検索ボックスでハッシュタグを検索するときは、文頭に#も入れないと反応しない。
メルカリ出品の時間帯
商品数が多く埋もれやすいため、出品時間帯は考えないと見つけてもらえない。
週末(金、土、日)の夜22時頃が無難だと感じた。「週末」「夜寝る前」「昼休み12時台」「朝の通勤時間」「おやつ休憩15時頃」あたりがよいかと思ったが、昼休みと15時台は閲覧数が伸びにくかった。
まだ出品を始めたばかりなので、時間帯についても今後検証したい。
メルカリ検索対策で思ったこと
- 手に入りにくい物で、欲しい人がいるなら、黙っていても売れるはず。そうではない物は、何かしら工夫、戦略が必要。
- 検索っておもしろい。日々進歩している。
- もっと写真を上手く撮れるようになりたい。
- なんだかんだ、商品自体の魅力は重要。欲しい人がゼロならば、閲覧数が多くても売れない。
※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。