手書きチラシ作りと印刷

手作りチラシ

4月のワークショップ参加者を集めるべく、紙の手作りチラシを作ることにしました。

ハガキくらいのサイズです。そのチラシの作成方法を書きます。

時間はあるけれどお金が無い人が、少ない枚数のチラシを作る場合にオススメです。

チラシのこだわりポイント

このチラシのこだわりポイントは、こんな感じです。

  • 文字は手書き・・・手作り感を出す。目を引きやすい。
  • ほぼハガキサイズ(A6サイズ)・・・バッグに入れやすい。安い。
  • 白黒ではなく、色が入っている・・・染物ワークショップのチラシが白黒なのはさびしいから。
  • 草木染を使う・・・草木染めらしさを出す。
  • できるだけお金をかけない・・・カラーコピーは高いから無理。

手書き文字のチラシ

最近、イベントのチラシをもらいました。なんだかいい印象を覚えたのは、それが綺麗にレイアウトされた広告ではなくて、手書きで書かれた、手作り感あふれるチラシだったから。印刷用の文字(活字)よりも、手書き文字にはパワーを感じます。

たとえば医療機関など、しっかりしていて欲しいサービスの広告が手書きだったら不安を覚えますが、個人がやっている手作りワークショップだったら、手書きの方がしっくりきます。

あと、パソコンで作られたものは、一瞬でコピーできて、大量に印刷されやすいので、情報が古いことがあります。それに比べると手書きの場合、直近の情報が載っている感じがします。居酒屋の、本日のおすすめメニューみたいな感じです。

だから、手書きがいいなと思いました。

私自身はクセ字だし、パソコンで文字を打つほうが得意でレイアウト作りもラクですが、チラシは手書きがよいかと思いました。

手書きイラストもチラシに入っていたらもっと素敵ですよね。次作る時は、イラストも入れたいです。

チラシのサイズ

チラシのサイズは、ハガキくらいのA6サイズにしました。

A3とA4サイズの関係図

押しつけがましくない大きさ、バッグにすぐしまえる程度の大きさかと思ったためです。置きチラシをしてみて、全然気が付かれないようだったら、もう1つサイズをあげてA5サイズにするかもしれません。

A4サイズの原稿作り

手書きと言っても、1枚1枚手で書くわけにはいかないので、コピーして使います。

元の原稿は手で書きます。A4サイズというのは、よくある書類のサイズです。よく見かけるコピー用紙はA4サイズです。

A4サイズのコピー用紙を四つ折りして、同じ内容をボールペンで4枚分書きました。余白には、後から色文字を入れます。

チラシのA4原稿

このA4サイズの原稿を持って、コンビニ(近所のセブンイレブン)に行きました。

「2枚を1枚」印刷でA3にコピー

コピーはA4サイズではなく、その倍のサイズのあるA3サイズでコピーして、あとからカットすると安くすみます。

A3とA4

コンビニで、普通のコピー(白黒)はどのサイズでも1枚10円です。A3はA4の2倍のサイズがあるのに、同じ値段。大きいA3がお得です。

コピー機は、1面に印刷されるごとにお金がかかります。両面印刷だったら20円。でも、2枚で1枚なら10円で済みます。

セブンイレブンの場合、マルチコピー機で「いろいろコピー」を選ぶと「2枚を1枚」という機能があります。2枚の原稿を1枚の用紙にコピーできる機能です。

原稿の読み取り方法は1回ずつなので、2枚目の読み取り時に同じ原稿を使い回せます。だから、A4原稿1枚(チラシ4枚分)を作っておけば、A3サイズ出力(チラシ8枚分)に増産できます。

ためしに1回出力してみて、問題なかったので必要な部数、印刷しました。

1枚10円だから、10部で100円。100円でハガキサイズのチラシが80枚分作れます。

なお、ダイソーなどにある「5円コピー」は、A4サイズが5円(A3サイズは10円)なので、それならA4のまま印刷しても同コストです。

8つ切りにカット

数枚重ねて、カッターなどでA3サイズを縦半分に切り、さらに縦半分、さらに横半分に切ります。

A3サイズで印刷した紙

A6サイズにカットしたチラシはこんな感じです。

カットしたチラシ

色文字を入れる

白黒よりはカラーの方が目を引きます。

カラーにしたいけれどカラーコピーは高いので、草木染で型染することにしました。草木染めワークショップのチラシということも伝わりやすいかと思います。

※草木染めでの方法はこちら→ 植物染めでステンシルする方法

型紙を彫って、型染します。本当は「草木染め」と書きたいのですが、彫るのがめんどくさいので「め」を省略。

型染

さらに、色を変えてロゴをいれました。

ロゴマークのステンシル

できあがりはこんな感じ。なかなか味のある感じになりました。

手作りチラシ

ステンシルの代わりにスタンプを押したり、カラーペンで下線を引いたり丸や四角で囲み枠を書いて、少し色を入れるだけでも違うかと思います。

置きチラシ

郵便受けへのポスティングはしません。なぜなら、私自身がチラシお断りだから。チラシを配る側になってみると、チラシはゴミではなく情報伝達手段なのですが、受け取る側になると、大半がゴミになりますよね。

ワークショップ開催場所に近いお店に、置きチラシをさせてもらえないか、お願いしてみる予定です。うまくいくかはわからないけど、せっかくなのでやってみます。

3月は出店しようと思っていたフリマが中止だったので、もし4月にフリマが開催されるようなら、そこでも宣伝できたらと思います。

※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。