日暮里繊維街での買い物のコツ

日暮里繊維街で買ったもの土曜日、ひさしぶりに日暮里繊維街に生地を買いに行きました。上の写真は戦利品です。買い物リストの90%を手に入れることができました。私にとってはすごいことです。

日暮里繊維街はお店の数が多いので、全部を見る時間も体力もないため、無計画にショッピングすると、目的のものを手に入れる前に疲れ果ててしまい、結局、目的のものが買い物できなかった、ということがよく起こります。

数年前、初めて日暮里商店街で買い物した時、「トマトは普通の量販店みたいでわかりやすいけれど、他のお店はどう回っていいのかわからない」「問屋なのか小売なのかわからない」と感じました。

現在は、問屋街という印象は薄くなり、自分なりの「このお店でこれを買う」という考えがまとまってきました。私もまだまだ未熟者ですが、日暮里初心者のかたに向けて、買い物のコツをお伝えします。

※土曜日に、一般の人が買い物に行くことをイメージしています。

※日暮里繊維街でおすすめのお店についてはこちら→ 日暮里繊維街でおすすめの生地店

行くお店を事前に決めておく

日暮里繊維街の公式ホームページに繊維街の地図(にっぽり繊維街まっぷ)がありますので、それを見て、事前にお店の位置や特徴を把握します。PDFファイルで見ることができます。

マップ裏面に、各店の得意分野が書いてあるので、自分が行くべきお店をチェックします。

それぞれ得意なお店があります。ニットソーイングしない人がニットのお店に行っても無駄だし、天然繊維がすきなのにポリエステルが得意なお店に行っても、しかたありません。

表の地図でだいたいの場所を把握します。

繊維街は、一本のメインストリートの両端に、路面店が並んでいます。その路地にもぱらぱらお店があって、すべてを見て回ることは不可能です。80店舗あまりもお店があるらしいです。

JR日暮里駅からトマトまでが600メートルあります。JR日暮里駅から奥日暮里のエドウィン本社(跡地)までだと、約1kmあります。お店を行ったり来たりして、荷物が増えてきて、歩く気がうせる距離です。

もしトマト本館に行くつもりなら、上の階に行くかもしれず、階段を上り下りするのにも体力を消耗します。人も多いので、人疲れもします。

そのことを考慮しながら、絶対行くお店と、時間があれば行くお店を事前に決めておきます。

実際に繊維街に行ったら、加盟店で紙のマップを手に入れることをおすすめします。見やすいです。わたしが初めて行ったときは、繊維街入口からほど近い、ドウモト商店でマップを手に入れました。

とりあえず日暮里トマト

よくわからない場合は、とりあえずトマト本館を目指します。トマトは生地屋さんで、日暮里商店街の中心にあります。

トマトは、館が分かれていて複数あります。縦看板にTOMATOと書いてある、下の写真の大きい建物が本館です。

日暮里繊維街のトマト

本館は5階まであります。何でもそろっています。ユザワヤやオカダヤみたいな雰囲気で入りやすいです。

とりあえずよくわからない時は、トマト本館の建物に行けば、大丈夫です。

トマトの布で有名なのは、入口付近の1m100円の生地。混雑していて私は近寄れません。その代わりに、100円激安生地は隣のトマトアーチ館で買います。

店頭だけでなく、フロア移動時の階段のところにハギレがあったり、つい気をとられます。目的に集中しないとトマトで1日が終わってしまうのでご注意ください。

普段から混んでいるので、セールの時はどうなるんだろう?と思います。(混雑した買い物が苦手なので、わたしはセールには行きません)

※トマトの生地の詳細や場所はこちら→ 日暮里繊維街でおすすめの生地店

目的を決めておく

何を買い物するのか、目的を明確にしておくことをおすすめします。

たとえば、こんな感じです。

  • 「トマトで100円激安生地を買う」
  • 「安くなくても素敵なコットンのプリント生地を幅120センチ以上で2メートル買う」
  • 「コートを作るので、その表地を探し出す(副資材はネット通販で買おう)」
  • 「服ができてきたので、それにあうボタンを探す」

複数ある場合は、優先順位も決めておき、優先順位を意識しながら街を徘徊します。

ボタンやミシン糸はあわせる生地があったほうが選びやすいので、生地が決まっているなら、そのハギレを持っていきます。日暮里で生地を買ったら、ついでにボタン屋にも行きたいところです。

なぜか、コート用の生地を買おうと思っていたはずが、お店の前に素敵なハギレが売っていて、つい購入、冬服を作ろうと思っているのに夏用の生地が安くて、つい購入。荷物が増えて動けない、ということがままあります。

日暮里マジックです。

それぞれのお店の前に、お買い得ワゴンが並んでいます。ついついそれを見てしまって、「まだ使わないけど、ステキだし安い生地だから買ってしまおう!」という買い物になりがちなんです。

もちろん、「なんとなく日暮里繊維街を観光したい」という目的ならOKなのですが、「すぐにコートを作ろうと思っていたのに、材料が全然そろわなかった」というのは残念な結果です。

この、「お得だから買ってしまおう」という掘り出し物探しは、とても楽しい気分になるのですが、私の場合、それによって家に変な生地のストックができています。長さが中途半端すぎて、工夫しないと使えるものにならないので、その工夫案を考えるのが面倒でデットストック化しています。

必要な生地の量をメモしておく

必要な生地の量のメモがあると便利です。

その際、余裕があれば生地幅別に考えておいたほうがよいです。

ユザワヤなどの手芸店は110cmくらいの普通幅の生地が多いのですが、日暮里はけっこうダブル幅140cmが多いので、短くても足りることがあります。

不要なハギレを買わないためにも、必要以上に余分な長さを買わないためにも、事前に長さをチェックしておくことをおすすめします。

幅の記載がなくて判別できないこともあるので、メジャーを持っていくこともおすすめです。

現金を準備する

トマトはカードが使えましたが、他は使えないところが多いかと思います。素敵な生地と出会った時に買えないと困るので、現金を準備することをおすすめします。

おなかを満たしておく

日暮里繊維街には、スターバックスのような「ちょっとカフェで休憩」できるところが少ないです。

日暮里駅前に羽二重餅のカフェ「はぶたえ」があって人気ですが、日暮里駅と繊維街の中心地は少し離れているので、買い物途中で駅前に戻る気持ちにはなれません。

繊維街にも、がっつりランチをとるような飲食店はいくつかありますが、わたしは日暮里で生地の買出しをするときは、ボリュームのあるランチを食べる気分にはなりません。(トマト近くに入りやすいカフェを作って欲しいです!)

日暮里駅の逆側にある谷中銀座商店街は、おいしいものがたくさんあるのですが、買い物中に往復するには遠すぎます。

午前中から出かける場合は、お昼ごはんをどうするか事前に決めておくとよいです。私のおすすめは、朝ごはんを遅めにして、おなかをすかせない作戦です。

日暮里駅でトイレに行っておく

日暮里南公園に公衆トイレがあります。

また、トマトやトマト近くのファミリーマートでトイレが借りられるらしいのですが、私は行ったことはありません。

とりあえず駅でトイレに行っておくべきかと思います。

祝日の土曜日に注意

日曜日と祝日は、開いているお店が少ないです。トマトもお休みです。

とある土曜日、いつものように日暮里繊維街にお買い物に出かけたところ、なぜか開いているお店が少なくて、お店のかたに「今日は何かあったんですか?」と聞いたら「祝日だよ」と言われました。

その日は祝日だったのです。

日曜・祝日がお休みであることは知っていたのですが、その土曜日が祝日ということに気がつかず、うっかりしました。

日曜・祝日でも、少ないながらもやっているお店はあります。わたしはその日は、いつもは行かないお店の2階まで入ったりして、「こんなところにこんなものが売っているんだ」という新たな発見がありました。

朝早く着いてしまったら

10時開店のお店が多い中、NAGATO(長戸商店)は、2019年6月現在、朝9時から開いています。

他のお店は早くても10時開店。トマトも10時開店。朝早くついてしまったら、とりあえず長戸商店に入るのがよいと思います。

これはNAGATO本館。場所は、日暮里駅を背にして通りの右側。トマトのはす向かい、少し日暮里寄りです。

※長戸商店の詳細はこちらに書きました→ 日暮里繊維街でおすすめの生地店

あと、夜の閉店時間も早いです。仕事が終わってから行くと、ほとんどのお店は開いていません。

日暮里繊維街を楽しむ

すべて制覇できないから、また行ってしまう、そんな魅力があります。

生地問屋っぽい雰囲気のお店の人がそっけなくて、(わたしが勝手に)心がおれることもありました。その気持ちは心の奥底に残っていて、もう行かないお店リストも心の中にあります。非公開ですが。

でも、聞けばけっこう教えてもらえることも多いです。それに、トマト近くにあるようなお店なら、敷居は高くありません。奥日暮里に進むにつれて、布問屋っぽい雰囲気がしてきます。

手芸・洋裁好きの人は、わたしのように内向的な人が多いと思うので、人に話しかけるのに勇気がいるんですけど、自分で探し出すには奥が深すぎるので、わからないことはお店の人に聞くのが手っ取り早いです。

なお、セールの日は混雑するので、事前チェックしたほうがいいです。

ぜひ日暮里でのショッピングを楽しんでください。不明点があれば、お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

※日暮里繊維街でおすすめのお店についてはこちら→ 日暮里繊維街でおすすめの生地店