派遣の時給が上がっている事実

時給アップ画像私が派遣社員で働き始めた3年前に比べて、時給が上がっています。

私の今の仕事は、確実に50円は上がっています。

派遣社員の期間制限

派遣法の抵触日があるため、12月に今の職場の仕事が終わります。

抵触日というのは、同じ人は3年までしか同じ派遣先で働くことができない、という期間制限に抵触する日のことです。

私が今の職場(派遣先)で働くようになったのは2015年12月。2018年12月で3年となります。

派遣会社には雇用安定措置の努力義務があって、派遣先に直雇用を打診してもらうこともできるのですが、社員になる気はなかったので、私はしてもらいませんでした。

同じ時期に入った派遣社員で、3年を待たずに社員になった人も職場にいます。

そう考えると、期間制限も、あながち悪いことばかりではないですね。

私も、なんだかしっくりこないと思いながらも、だらだらと同じ仕事を続けていた状態だったので、期間制限がよいきっかけになりました。

今の自分の仕事の、求人案件を検索

上司が後任者の募集をかけているのがわかったので、どんな条件で出ているのか検索してみました。

時給をチェックしようと思っていたのではなく、「こういうことができる人がいいです」と上司に伝えた条件が、きちんと求人に入っているのか見てみようと思ったんです。まあ、時給も気になったのも事実ですが。

職場では同じ派遣会社の人が多いので、そこにだけに募集をかけているかと思いきや、複数のハケン会社に求人が出ていました。
リクルートスタッフィング、パソナ、マンパワー、テンプスタッフ、アデコなどです。

自分の時給を基準に見た場合、すべての求人で、時給が上がっていました。

今の派遣会社 プラス50円
他の派遣会社A社 プラス50円
他の派遣会社B社 プラス50円
他の派遣会社C社 プラス180円
他の派遣会社D社 プラス200円

仕事の内容の記載はほぼ同じでしたが、なぜだか今の派遣会社だけ、私が伝えた条件が入っていませんでした。

きっと、先に求人を出したからですね。募集かけたあとに、私が上司に条件を追加してしまったのかも。

そして、後任者がどこから派遣されたかというと、一番時給が高いD社でした!

実際、よさそうな方なので、引継ぎする側としては安心ですが、少し複雑な気持ちです。

その仕事の経験がある人間よりも、その仕事の経験がない人のほうが時給がいい、という現象。

でも、抵触日問題のおかげで、私が今までしてきた仕事の価値が200円上がった、とも言えます。

売り手市場らしい

1年前に派遣仲間から、「最近時給が上がっていて、たいした仕事でもないのに結構いい時給だったりするよ」と聞いていました。

そして、なかなかいい人が見つからない、という募集する側の話もききます。

私のように3年働いたどころではなく、7年8年と働いていた人も今年はごっそり辞めるので、会社によっては混乱してますよね。

派遣社員が何年も働ける職場ということは、普段から人の入れ替わりがあまりない職場なので、求人自体に慣れてないですよね。

人事の募集がヘタで、あまりにもパソコンが使えない人が来てしまったので、次の人の顔合わせの際に「この操作ができるか」をその場でやってみてもらった、ということもあるそうです。

その話を聞いて、もし自分がやらされる側だったら、そんな会社イヤだなあと思いました。

派遣会社のコーディネーターの方からも、求人はたくさんある時期と聞いているので、時期的に売り手市場であることは間違いないです。

時給交渉した経験

時給交渉ってしていますか?

私が派遣会社に「時給をあげてほしい」と交渉したことは過去2回ほどあります。

1回目は、初めて派遣社員で働いた会社でした。

OA事務職で2年ほどたった時で、「そろそろ長いし、時給を上げてほしい」と派遣会社の営業さんに伝えたところ、派遣先の上司が快諾してくれて、50円あがりました。

費用負担を派遣先がしてくれたタイプの時給アップです。

上司が「慣れた人がやめちゃうと困るな」「新しい人を採用するのはめんどくさい」と思っていたから上げてくれたのだと思います。

その時の派遣会社の営業さんは20代の若い女の子でしたがしっかりしたまじめな方で、話をきちんと通してくれました。

2回目は、派遣経験3社目の会社で、入って1回目の更新の時です。

他の派遣会社の案件よりも時給が低いことが気になっていたので上げてもらいました。

複数の派遣会社に登録して求人検索すると、違う派遣会社でも「これは同じ求人案件だな」とわかってきます。社名が出ていなくても、場所も同じ、仕事も同じ、特徴も同じだったら、同じ案件とわかるわけです。

その時は、2つの派遣会社にその求人が出ていて、両方にエントリー応募しました。そして、片方は社内選考に落ち、片方は話が進んで仕事が決まりました。

決まってよかったのですが、決まった会社のほうが、もう1つの会社より20円時給が低かったんです。

後から考えると、内定後に意思確認の電話をもらった段階でそれを伝えればよかったのですが、言いづらくて言えませんでした。

そして1回目の契約更新の時になってやっと、派遣会社の営業さんに「他の派遣会社より20円時給が低かったので、20円あげてほしい」と伝えました。

「それはできません」と言われました。だいたい、社名を公表していないので、本当に同じ案件なのか証拠がない、というわけです。

その日の時給交渉は決れつ。更新の話は保留にして、後日改めて来てもらうことにしました。

「時給があがらないなら、更新しません」と言ったら、時給はあがるのではないか?という点が気になっていました。20円ぐらい上がるんじゃないかな、と。

その派遣先の会社なのですが、働き始めて、なんとなく会社の雰囲気がなじめないと感じていました。だから、「辞めてもいいかも」と思ってはいたんです。

そして改めて営業さんが来た日、「時給があがらないなら、更新しません」と言ったら、「じゃあ上げましょう」と即答。めでたく時給が20円あがりました。

時給よりも重要なこと

この時の反省点は2つあります。

1つは、時給が上がったことに気をよくして、契約期間が「会社の期にあわせて調整」という名目で長くなったことをOKしてしまったこと。

それから1ヶ月もしないうちに、「やっぱりこの会社の雰囲気があわない、辞めたい」という気持ちでいっぱいになってしまったです。でも、円満に期間満了でやめたかったので、長い契約期間をなんとかやり過ごしました。その間、ストレスいっぱいでした。

時給よりも人間関係、自分の気持ちのほうが重要だということに気づいた出来事でした。

もう1つは、やっぱり交渉のタイミング。一度交わした契約を変更することは派遣会社側にとっても手間なので、きちんと契約を交わす前に、交渉すべきだったんです。

内定した後、意思確認の段階で時給交渉すべきでした。

これからの仕事

働き方を変えたい気持ちがあるので、次の派遣先がこのまま決まらなければ、そのまま失業します。

特に自分からは何も動いていないので、決まらない可能性が高いです。

今までフルタイムで、気持ちはともかく、物理的・時間的には、会社勤めを生活の中心に置いてきました。

生活していくには当然のこと、と思っていました。まだ少し、そうしないと生活できないんじゃないか、と頭の片すみで思っています。

でも、「今のままじゃだめだ」ということだけはわかっています。

これからも、単発や短期で派遣仕事をすることはあるかもしれませんが、生活の中心に置くのはやめにしたいです。

派遣法の期間制限がよい転機、現状打破になりますように。