コンポストポテトの栽培記録

コンポストから生えてきたジャガイモ

家庭菜園初心者です。家庭菜園の地面の一部をコンポスト代わりに、堆肥を作っています。その地面コンポストから3箇所、ジャガイモらしき芽が出てきました。

せっかくなので、そのまま育てて成長を見守ることにしました。そのコンポストポテト達の栽培記録のページです。

地面コンポスト

作った作物の残り、野菜くずを土に混ぜて、堆肥作りをしています。何か追加する時は、米ぬかも少し混ぜています。

米ぬかは、精米機の「ご自由にどうぞ」から入手。動物性のものは卵の殻だけ時々入れています。

場所は、家庭菜園の地面そのものです。穴を掘って、ものを入れて混ぜて、土をかぶせる、という作業をしているだけです。

同じところに入れ続けては栄養過多になりそうなので、数回入れたら次の場所へ、と位置をずらして入れています。

ジャガイモの芽を発見

4月上旬、少し前に野菜くずを入れていた地面コンポストに、ジャガイモらしき芽を発見しました。

葉っぱも少なく、ひ弱ですが、「これ、ジャガイモだ」と思いました。種芋から育てたジャガイモの芽が出た時期で、見たばかりだったので判別できました。

掘ったら厚み1cm位のジャガイモらしき破片から出てました。傷んでコンポストに入れたものらしい。

別の場所に埋めて、成長するか観察することにしました。

コンポストからジャガイモの芽が出る話は、食べまきが流行った時に聞いたことがあります。自分でも体験するとは思ってなくて、びっくりしました。

ジャガイモの芽、さらに発見

その後4月中旬、もう2箇所、コンポストポテトを発見しました。1個は葉っぱの形が微妙に違うので、違う品種かも。

まずこれ。今育てているジャガイモ(メークイン)の芽と同じ雰囲気です。

コンポストポテト2

次のこれ。これは葉っぱが少し違う形ですが、じゃがいもに見えます。左下もそうかな?と思ったけれど違うような気もします。

コンポストポテト3

どちらも葉っぱの厚み具合が、ジャガイモに似ています。

これらは、移動せずに、このままこの場所で成長を見守ることにしました。種芋?種皮?の深さがわからないので、収穫時に深さを確認したいと思います。

こんなにジャガイモの実を廃棄した覚えがないのですが、薄い皮からでも芽が出るのか?

コンポストなので、未熟ながらも栄養は満点なはず。ツルボケするのかな?コンポスト的には、有機物がきちんと分解されなかったという結果だと思うので、よくない気がします。

その数日後、さらに小さな芽が近くの場所から2個も出てきました。ジャガイモに見えます。

コンポストポテトの芽4

コンポストポテトの成長

4月中旬、一番大きいもの。

4月中旬のコンポストポテト

4月下旬の写真3つ。ウネではないので踏みそうになり、草マルチで囲んでみました。

5月初旬、一番大きいもの。普通に育てているジャガイモに比べると小さいです。

5月初旬のコンポストポテト

6月初旬、放置エリアなので、雑草だらけです。左上がひ弱だったもの、真ん中が大きいもの。隣にもある?

6月初旬のコンポストポテト
6月初旬のコンポストポテト

6月上旬。左側が一番大きいもので、右側が後から出てきたエリア。

コンポストポテト

コンポストポテトの収穫

7月初旬、枯れてしまい、雑草に埋もれ、場所がわからなくなりました。梅雨の晴れ間、忘れないうちに収穫することにしました。

これは後から見つけたエリア。枯れた株は見当たりませんが、草の影に土表に出てしまって緑化したイモが見えました。土寄せをしなかったからだと思います。

草の影にジャガイモ

場所のあたりをつけて、まず草刈りをしました。上に見えている葉物2個は育てている月桃です。

草刈り

まず、一番はじめに見つけた小さなジャガイモから。かろうじて茶色く枯れた茎のようなものが残っていました。

枯れたジャガイモの茎

大きいスコップで掘り起こしました。収穫できたのは普通サイズ2個プラス、小イモ1個でした。種芋は見当たりません。

あとは場所がよくわからず、コンポストエリアの端から掘り起こしました。

シャベルで掘り起こし

男爵っぽいイモ発見。5個ぐらい。

男爵っぽいジャガイモ

これはメークインかな?

メークインらしきジャガイモ

コンポストから収穫できたジャガイモはこれだけありました。緑化したものは種芋にしようと思います。

コンポストポテトのジャガイモ

収穫した深さは、普通に育てたジャガイモと似た感じで、深くても20cmくらいでしょうか。

明確にジャガイモを植えたわけではないので、食べるの怖いかとも思ったのですが、食べてみました。とりあえず、小さいイモを粉吹き芋にして食べました。味は普通のジャガイモ。体調大丈夫でした。

買った種芋から作ったジャガイモは不耕起で挑戦したので、土が硬くて収穫しにくかったのですが、コンポストポテトは土が柔らかくて収穫しやすかったです。

そして、ジャガイモ畝には病気が出てしまったのですが、コンポストエリアは病気もなくて、雑草とともにのびのび育った気がします。

※ジャガイモ畝の話はこちら→ ジャガイモ栽培。不耕起、垂直仕立てにする予定→失敗

コンポストかぼちゃ(らしきもの)

知らないうちに、コンポストエリアから、かぼちゃらしきものも出てきていました。かぼちゃに見えたけれど、家庭菜園初心者なので明確にはわかりません。ウリ科だと思います。

6月下旬。購入した種から育てているかぼちゃより、元気で大きいです。勝手に出てくる芽(ある意味雑草)のほうが、強いのかも。

6月下旬のコンポストかぼちゃ

かぼちゃを食べた記憶もあいまいで、もしかしたら飛んできた種とか、そういう自然に生えた可能性もあります。

7月初旬。かぼちゃのツルが南側に伸びて、ブルーベリーの木に接近してきました。

7月初旬のコンポストかぼちゃ

ツルの先がブルーベリーの木にからみついてました。

ブルーベリーとかぼちゃ

ブルーベリーにからみつかないように、ツル先の両端に木の棒を2本立てて誘引しました。

かぼちゃのツルの誘引

7月中旬、畑を囲む柵までツルが届きそうだったので、支柱を立てて上方向に誘引することにしました。

支柱を立ててかぼちゃのツルを誘引

ちょうど支柱の下に当たる部分に、実ができ始めていました。放置しているので気がつくのが遅いです。

かぼちゃの実のでき始め

7月下旬、棒に留めていた部分より上のツルが、北向きに戻ってまたブルーベリーにからみついてました。ほどいて棒の上に縛りました。

7月下旬のコンポストかぼちゃ

実もかぼちゃらしくなってきました。雑草の影にひっそり、そのままにしました。

7月下旬のかぼちゃの実

7月末。根元は草ぼうぼうですが元気そうです。

7月末のコンポストかぼちゃ

8月下旬。梅雨明け以降、お盆まで日照りが続いたからか、実は当初の1つだけ。小さいです。ヘタ部分がコルク状になると収穫時期らしいです。そろそろ収穫?

コンポストカボチャ

成長記録はこのページを追加更新します。

コンポストからの発芽

食べ終わったトウモロコシを入れればトウモロコシの芽が、スイカを入れればスイカの芽が出てきます。写真はスイカの芽。発芽しても栽培時期が違うと育たないと思うので、育てません。

コンポストから発芽

コンポスト作りはしているものの、基本は不耕起と決めたので、どう活用するかがむずかしいです。

※家庭菜園初心者です。不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。