東京の洋裁教室の探し方

洋裁

洋裁教室に通い始めて、そろそろ1年。洋裁教室で習っている内容と、どんなふうに教室を探したかについて書きたいと思います。

洋裁教室に通う前の数年間、スタイルブックなどの洋裁本を見ながら独学で服作りをしていました。自分の体型にあった型紙にならない、という問題が自力で解決できなくて、洋裁教室に通うことにしました。

現在は月2回、1回3時間で月謝11000円の教室に通っています。

洋裁教室に通う目的

人によって洋裁を習う目的は違うかと思います。

私の通っている洋裁教室には初心者向けのカリキュラムコースと自由コースがあり、私は自由コースに通っています。

初心者コースは作るアイテムの順番が決まっていて、トートバックやスカートなど簡単なものから順に作っていくコースで、人気があります。「本を見てもよくわからない、でも服を作りたい」という目的で通っている人が多そうです。洋服を作りながら洋裁の基本を習えます。アイテムが決まっていても生地や形は選べます。

自由コースの場合は、自由に好きなものを作れるので、ワンピースなど普通の洋服を作る人以外に、下着を作る人、犬の服を手作りする人、自分の体型にあった原型だけ作る人、いろいろな人が通っています。

私の目的は、「自分で自分の体型にあったパターン(型紙)を作って、自分で服を作れるようになること」なので、主に立体裁断のパターン作りを習っています。

実際に服を縫う作業(裁断や縫製)は自宅で進めて、洋裁教室では先生にわからないところを聞いたり、できあがりを見てもらって改善点を聞いたり、試着補正をしてもらったりしています。

ひとりで悩んでいた部分を相談できることが、とてもありがたいです。独学だったから、基本的なことで無知な部分もあって、先生の解説が目からうろこだったりします。

ミシンを持っていない人は、教室のミシンを使うことも目的の1つだと思います。私もロックミシンを最近購入する前は、教室のロックミシンを使ってニットソーイングを習いました。

実は長い間、教室にニットが縫えるロックミシンがあることに気づかず、「ニットをはじめる時は、ニットソーイングクラブに体験にいかなくては」と思っていました。ニット専用のソーイングスクールに行かなくても、通っている洋裁教室で習えてラッキーでした。

※作ったニットのカーディガンはこちら→ ニットで紺色カーディガンを作る

洋裁教室を選ぶポイント

目的にあわせて、自分なりの重視ポイントを考えておくのもいいかと思います。

ミシンの使い方を知りたいだけの人と、洋裁の資格までとりたい人では、選ぶポイントが違ってきます。

わたしが洋裁教室を選んだ時は、場所と予算以外に下記を重視しました。

  • 自分の体型にあう型紙が作れる(立体裁断かも?)
  • コースが決まっているのではなく、自分が作りたいものを作れる
  • 先生にいろいろ質問できる
  • 土日に通える

3つの教室を見学する

ネット検索ばかりして迷うこと数ヶ月。「とりあえず見学しないと始まらない」と思い立って、見学にいくことにしました。

東京には服飾学校(洋裁学校)は多いですが、洋裁教室は少ないです。ハンドメイドで洋服を作ろうという人が少ないのかもしれません。土日に通えて自宅から通える場所となると、結構限られてきます。

洋裁教室の見学1軒目

はじめに、江古田のパターン教室を見学にいきました。パターンを知りたいのだから、パターンの教室に行こうと思ったからです。

そこはマンションの1室にある個人経営の教室でした。

見学した日は、生徒さんは4人。紙で縮小版の型紙を作っていたり、生地で縮小版のポケットを作ったりしていました。基礎からパターンをしっかり覚えるにはよさそうな感じがしました。

問題は、服飾学校に毎日通って2年かかることを、個人の教室レッスンに週1回通って半年では達成できない、という点です。パターン教室では基礎を教わるだけで月日が経って、実際に悩みが解決するまでが長そうでした。

その時私が抱えていた服作りの悩みをお伝えしたところ、「洋裁教室のほうがいいんじゃないの?」とアドバイスをいただいて、生徒さんの一人が、池袋の洋裁教室を教えてくれました。(別の教室をさらっと教えてくれるような、気さくな雰囲気がステキでした)

洋裁教室の見学2軒目

次は、その教えてもらった池袋の洋裁教室へ見学にいきました。

その教室は、池袋駅からほど近い、静かな路地のビルの1Fにありました。先生にお話をきくと、自分が作りたいものを作れるし、型紙から作ることもできそう。作業は家で進めて、わからないところだけ聞くこともできそう。価格も、今通っている教室の半額くらい。なかなかよさそうと思いました。

気になる点としては、価格が安い分、生徒の定員数が多いこと。レッスン1回あたりの生徒の人数と価格は比例します。でも、見学時にいた生徒は少なかったので、予約状況によってはお得になりそう。

洋裁教室の見学3軒目

3つ目に行ったのが、今通っている中野の洋裁教室です。

「犬の服を作っている人もいる」という話をきいて「ちょっと方向性が違うかも」と思ったものの、立体裁断の説明をきいていたら、「やっていみたい!」という気持ちになって、直感で、その場で通うことを決めてしまいました。

どうやら私は、ネットでみかけていた立体裁断というものがすぐにやってみたい、という気持ちだったようです。見学するまでは、その自分の気持ちに気がついていませんでした。

結果として今の教室でよかったと思っているので、自分の気持ちに素直にしたがってよかったです。

ホームページで判断できない

3つの教室ともに、ネット検索してホームページから受けた印象と、実際に見学した印象は異なるものでした。

洋裁教室に限ったことではないですが、ネットで見るだけではわからないです。

例えば、2つ目に見学した池袋の洋裁教室は、自分でもネット検索していたのに、「なんか違う」と思って見学に行こうとは思っていませんでした。ホームページの全体的な雰囲気や、生徒さんが手作りした作品紹介のページにある服のテイストが、自分の好みと違っていたからだと思います。でも実際行ってみたら、なかなかよさそうでした。(通ったわけではないので、本当のところまではわかりませんが)

ホームページが昔から更新されていないと実際よりも古臭く見えたりします。

また、経営者が実際に教える先生ではない場合、ホームページの印象は経営者に左右されるけれど、実際の教室は先生の印象が強いことも原因かと思います。

もし教室選びに迷っているようでしたら、とりあえず1つ見学に行ってみることをおすすめします。

追記:洋裁教室その後

洋裁教室には2年ほど通って、経済的な理由から通うのを終わりにしました。

「家でできる部分は家でやり、教室でわからないところを教わる」という形を理想にしていたのですが、家での作業が全く進まず、レッスン代がもったいなくなってきました。行けば楽しくて、やる気も出たのですが、家でのやる気が出なくて、名残惜しかったのですがやめることに。

洋裁教室に通ってよかったと思うことは、まず、立体裁断と出会えたことです。その話はこちら→ 独学での服作りと立体裁断のこと

あと、人と出会って刺激をうけたこと。

それまで、洋服に限らず、普段周りにハンドメイドをする人、モノ作りをする人がほとんどいませんでした。それもあって、教室で出会った人に刺激をうけました。草木染めのワークショップをやってみようと思ったのも、その影響です。

というわけで、私にとっては、とても得るものがあったお教室でした。物事を選択するときは、直感というか、自分の中の本当の気持ち、興味が重要なのかなと思います。

※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。