2025年12月10日(水)セイヨウアカネ染めワークショップ開催報告(岡山)

セイヨウアカネ染め体験作品

12月の草木染めワークショップ2回目を開催しました。場所は岡山駅からほど近い貸し施設です。

セイヨウアカネは気負わず染めてもかわいい色になりますが、やり方で色が変わるのも体験してもらいました。

今回の参加者は、リピーター3名と初参加2名。初参加の方はインスタグラムを見て来てくれました。2025年最後のワークショップ。手芸好きな方が多い会でした。ご参加ありがとうございます。

ワークショップの風景

染料はセイヨウアカネ(西洋茜)の根っこです。前回染液が結構余ったので、少し量を減らしました。

西洋茜の根

煮出しているところ。ワークショップでは基本的に染液作りからやっています。

染液抽出

液をこしているところ。根っこからこの色がとれるなんて茜って不思議。

染める前の糸。手紡ぎ糸のお持ち込みがありました。どんな色に染まるかな?

染める前には下準備。これはシルクをお湯につけているところ。素材によっても発色が変わります。

地入れ

煮出した染液で染め始めたところ。

これは刺繍入りのシルクストール(こちらで用意しているもの)で、刺繍部分がどんなふうに染まるかな?

洗濯バサミなどで模様を入れてから染め始めたトートバッグ。

布やストール。

染め途中で水洗いしているところ。

ミョウバンを使って、アルミ媒染液作りしているところ。草木染めでは媒染という作業をします。

アルミ媒染液作り

作った媒染液で媒染をしているところ。

こちらは鉄媒染した後。紫色に変化しています。

模様入れをした洗濯ばさみを外したところ。どんな模様が現れるかな?

染め上がりを記念撮影。木綿の手紡ぎ糸、シルクストール、コットン布、ハンカチ、トートバッグなど。模様も入りました。

セイヨウアカネ染め体験作品

濡れた状態なので、乾くともう少し色は薄まります。セイヨウアカネの黄色を含んだピンク、かわいいです。

今回もエアコン暖房にして、ちょうどよい気温で作業できました。暑かったかな?と思ったくらいでした。もっと寒い時期はガスストーブが活躍します。

2025年最後のワークショップでした。2021年に岡山に来てからもう5年目。1年1年があっという間です。

次回のワークショップ

1月も草木染めワークショップを開催しますが、日程も内容も未定です。年末年始はあわただしいので、参加者募集は年明け後になります。

大人がひとりでも気軽に草木染めを体験できる場所になればと思います。

※ワークショップ全体についてはこちら→ 草木染めワークショップについて

※草木染めについて知りたい人はこちら→ 草木染めの目次

※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。