2025年12月7日(日)セイヨウアカネ染めワークショップ開催報告(岡山)

12月の草木染めワークショップは、セイヨウアカネでピンクや紫を染めました。場所は岡山駅からほど近い貸し施設です。
ストール、Tシャツ、バッグ、靴下、手袋などがかわいい色に染まりました。ものによって少しずつ違う色なのも素敵でした。
今回の参加者は、初参加6名。インスタグラムを見て来てくださいました。草木染めが初めての方が中心でしたが、染物体験を楽しんでいただけたかと思います。
ワークショップの雰囲気
今回の染料は、乾燥したセイヨウアカネ(西洋茜)の根っこ。がんばらなくてもかわいい色が染まるところが素敵な染料です。

ステンレスの鍋で煮出して染液を作りました。使う鍋はステンレスがおすすめです。

赤茶色の液がとれました。

煮残った根っこ。ワークショップでは2回しか煮出しませんでしたが、まだまだ色が出るので参加した方に持ち帰ってもらいました。お家でも草木染めをお楽しみください。

布の前処理の準備。バケツをくるくるローテーション移動して、初めて会った方同士とは思えない連携作業でした!

前処理をしているところ。

何が一番大切なのか質問があったのですが、染める素材と、染める前の布の状態が一番大切です。たぶん。
染めているところ。

染め途中段階。少しずつ違う色に染まっています。

草木染めでは媒染という作業をして色をつけるのですが、媒染用のみょうばんを溶かしているところ。

※作り方はこちら参照→ みょうばんアルミ媒染液の作り方
媒染しているところ。そんなに色は変わらなかったかも。

ストール1個と手袋は媒染を変えて、鉄媒染をしました。紫っぽく変化します。

染め上がり。かわいい色に染まりました。濡れた状態の写真なので乾くと少し色は薄くなります。

靴下とトートバッグ、Tシャツが持ち込みで、ストール(シルク・コットンシルク・コットンガーゼ)とシルク手袋はこちらで用意したもの。
初参加の方が多い時は私がバタバタになってしまうこともあるのですが、思ったより段取りよくできました。ご協力ありがとうございます。
冬場は染液が温かく感じられていいです。朝は少し冷えましたが、エアコン暖房で十分でした。帰る時は、「車の中は日差しがあると暑い」と思いながら帰りました。
次回のワークショップ
12/10(水)にもう一度セイヨウアカネ染めの会をします。残席1名分、参加者募集中です→ 2025年12月草木染め体験ワークショップ参加者募集(岡山)【日程追加】
1月も草木染めワークショップを開催しますが、日程も内容も未定です。年末年始はあわただしいので、参加者募集は年明け後になります。
大人がひとりでも気軽に草木染めを体験できる場所になればと思います。
※ワークショップ全体についてはこちら→ 草木染めワークショップについて
※草木染めについて知りたい人はこちら→ 草木染めの目次
※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。