春ジャガイモの収穫試し掘り。枯れてなくて小さかった。

6月中旬のジャガイモ

ジャガイモ(メークイン)は3月上旬に種芋を植えたので、順調に行けば6月中旬が収穫時期。

収穫の目安は葉っぱや茎が枯れ始めてからですが、葉っぱが黄色くもなっていないし、全然枯れません。

悩みつつ試し掘り収穫をしたので、そのことについて書きます。新ジャガはおいしかったものの小さかったので、残りは7月以降に収穫しようかと思います。

春ジャガイモの試し掘り

2年前は同時期に種芋を植えて、6月中旬には枯れて収穫しました。なのでそろそろ収穫と思っていましたが、全然枯れません。

※2年前の様子はこちら→ ジャガイモ栽培。不耕起、垂直仕立てにする予定→失敗

6月9日に岡山が梅雨入り。でもその後に晴れの日が続いたので、全然枯れてないのですが、試し掘りすることにしました。

左右2列畝があって、右側の一番成長している株を試し掘りしました。白丸部分です。

ジャガイモ畝の様子

一番成長している株は、葉っぱが通路にまで広がってきてジャマ。これを試し掘りすることにしました。紫色の花が咲いています。

とりあえず茎を持って上に引き上げたら、スポンと抜けたものの、見えたのはとても小さなジャガイモ1個だけでした。

引き抜いた茎と見えたイモ

小さすぎて食べないほうがよいサイズ。※未熟なイモは毒があるので、五百円玉より小さいサイズのイモは食べないほうがいいそうです。

小さすぎるイモと指

これだけ?とあわててスコップで周りの土を掘り起こしたら、小ぶりのイモが出てきました。コンパニオンプランツとして脇に植えていたディルも一部収穫。

1日で食べられる量でした。皮が薄い新ジャガ状態。粉吹き芋にしてディルを刻んでまぶして食べました。おいしかったです。

春新ジャガ

ジャガイモの虫被害はほとんどないのですが、収穫した株の葉っぱの裏に、てんとう虫の黄色い卵を発見。

てんとう虫の卵

ニジュウヤホシテントウ(害虫)なのか?普通のテントウムシ(益虫)なのか私には判別できず。とりあえずこの葉っぱは廃棄しました。

それ以外の残渣は収穫後の土の上に残して、草マルチにしました。

ジャガイモ草マルチ

大きくなる途中という感じがすごくしたので、他の株は枯れてから収穫しようと思います。7月になってしまうかも。

ジャガイモの後作はサツマイモの予定だったのですが、それも後ろ倒しになりそうです。季節的に間に合いますように。

ジャガイモの成長が遅い

家庭菜園は全体的に成長が遅くて、日当たりや土の栄養、雑草が多いことが要因と思います。不耕起無肥料で草生栽培にチャレンジ中なので、土の栄養については長い目でがんばります。

ジャガイモの成長が遅くなった理由で思い当たるのは、芽出しと畝の幅の狭さ。

植え付け直前に芽がほとんど出てない種芋を買って、芽出しせずに土に植えたので、発芽が前より遅かったです。反省。

大きい種芋をカットして乾かしているところ。大きな芽がほとんど出てません。

種芋のカットと乾燥

やっと発芽を確認したのが4月初旬。カットして植えたものが比較的早かったです。全体的に発芽したのは4月中旬でした。遅い。

ジャガイモの芽

それと、幅の狭い場所をむりやり畑にしているので、畝の幅がせまいです。

4月下旬に芽かき。後から増えた茎もあったので、適当すぎたかも。

芽かき前。

芽かき後。

土寄せならぬ土乗せは5月中旬にしました。別の場所の土を乗せました。畝が狭いなあと思いました。

土のせ前。

土のせ後。

その頃、5月中旬に大きめの株にはつぼみが付いてました。

目立つ大きめの株の写真を載せてみたのですが、もっと小さい株も多いです。

でも、他の野菜(トマト、カボチャ、オクラ、ナス、ゴーヤ、スイカなど)の成長の遅さに比べたら、ジャガイモはまともに成長しているほうかも。

というわけで、今年のジャガイモの収穫について書いてみました。本収穫はまだ先になりそうです。

※家庭菜園初心者です。不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。