ミシン糸を藍染め
ミシン糸を草木染めするのは2回目です。以前はコチニールで染めましたが、今回は、藍でミシン糸を染めました。
初めて染めた時は糸がぐちゃぐちゃになって大変でしたが、今回はうまく染まりました。
普通の草木染めでは加熱したり媒染など手順があるので糸があれやすいのですが、藍染めは常温の液につけるだけなので、やりやすかったです。糸の扱い方に慣れてきたこともあるのかも。
目次
ミシン糸を染めた理由
ミシン糸は普通、ポリエステルでできていているので草木染めでは染まらないことが多いのですが、作る際に木綿や絹の糸を使えば、草木染めでも縫い糸まで染まるようになります。
手作りした服を藍染めで染めていて、先日、一部だけ縫い直しをして染め直したのですが、新たにステッチした袖口の糸部分だけがうまく染まりませんでした。
太めの綿糸を使ったことと、藍がめの力が弱まってきたことが原因だと思います。
服自体の色具合はちょうどよい青で、これ以上濃くしたくないので、ミシン糸だけ染めてステッチし直すことにしました。
ミシン糸を染める
糸はカセの状態にしてから染めます。袖口を縫うために上糸と下糸に必要かなと思う分を輪っか状にぐるぐる巻いて、カセにしました。輪っかで3箇所留めました。
藍がめバケツが小さいので、少ない分量を染めるのは気がラクです。
手が青くなるので服を染める時は手袋するのですが、このぐらいなら素手でもいいかと思って。カセがみだれないようにやさしく。
同じ藍がめバケツで3回ほど染めて、水洗いして乾かしました。
少し薄い色ですが、染まらなかったステッチ部分と比べると、水色ならば許容範囲です。あとは、ずれないように縫い直すのが大変なだけかも。
ちなみに、前にコチニールで染めた後はこんなにこんがらがって解くのが大変でした。
※前にミシン糸を染めた話はこちら→ 綿ミシン糸のコチニール染め
ミシン糸染めで思ったこと
- 小さいものを染めるのってラクチン
- 藍染め液を作るまでは果てしない作業だったけれど、できちゃえば染めるのはラクかも
- ギリギリの分量だったかも。もう少し多く染めればよかった
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