2024年9月29日(日)初心者向け草木染め体験ワークショップ開催報告(岡山)
初心者向け草木染めワークショップ2回目を開催しました。場所は岡山駅からほど近い貸し施設です。
今回の参加者はリピーター1名。染料は前回と同じザクロでしたが、全然違った色に染まりました。ひとつの染料植物から違う色が染まるのも草木染めのおもしろいところです。
※10月の草木染めワークショップも参加者募集を開始しました。予約・詳細はこちら→ 2024年10月草木染め体験ワークショップ参加者募集(岡山)
目次
ワークショップの雰囲気
初心者の会では、募集時には黄色&カーキ系とだけ説明していて、参加人数によっては染料を変更する予定でしたが、少人数だったので前回と同じザクロを使うことにしました。
ザクロの果実の皮は、伝統的に使われる草木染め染料の1つで、よく染まります。
ザクロ果皮のチップを煮出す準備をしているところ。ステンレスの寸胴鍋で煮出します。
煮出し終わり。液の量が少なかったので早めに沸騰しました。その分、少し長めに煮出したので、染色液が前回より濃くなったかもしれません。
煮出している間に布の前処理と模様入れ。リネンストール(こちらで用意したもの)を三つ編みにしました。
染液で染めたところ。山吹色っぽく染まっていきます。
媒染という作業で、色を定着させていきます。今回は鉄媒染(木酢酸鉄)で暗い色にチャレンジ。
やってみようということになって、さらにアルミ媒染もすることにしました。焼きみょうばんを使った媒染液作り。
模様をほどいて、ストールが二色になっているところ。アルミ媒染して、色を変えていきます。トラっぽい?
染液と媒染をいったりきたりして染めているのですが、写真をとり忘れました。
染め上がり。見本のザクロの実とリネンストール。濡れた状態です。三つ編みで入れた模様はバランスよく入りました。
初心者の会として想定していた段取りとはちょっと違いましたが、人数が少ない時は応用の染め方もできたりします。
乾燥後の色あい
参加者に乾燥後のお写真を送ってもらいました。染めている時はトラやライオン風でしたが、乾くとキリンのような色とのことです。
ご協力ありがとうございます。
次回のワークショップ
初心者の会は、また時期をみて開催できたらと思います。
次回10月は秋の植物、セイタカアワダチソウで黄色&カーキを染めます。お昼休憩もとって、通常よりゆっくり染めたいと思います。参加者の募集を開始しました。初めての方も大歓迎です。詳細・予約はこちら→ 2024年10月草木染め体験ワークショップ参加者募集(岡山)
あと、ウールや毛糸を染める会を、11月以降にやりたいと思っています。ワークショップについてご要望などがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。
※ワークショップ全体についてはこちら→ 草木染めワークショップについて
※草木染めについて知りたい人はこちら→ 草木染めの目次
※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。