染の小道に行ってきました
東京都新宿区・中井で開かれている、染めの小道という染物のイベントに行った感想です。
染めの小道は、年1回、2月に開催されます。2018年に初めて見に行って、2019年と2020年も立ち寄りました。いつ行っても風が強いです。
目次
川の反物
川に色とりどりに染まった反物が並びます。中井駅からすぐの場所です。その風景が、インスタ映えするというか、写真に撮ってみたくなる感じです。フォトコンテストもあるようです。
たくさんの人が写真をとっていました。でも、風が強かったので反物がひるがえっていました。混んでいたのでメインの場所までは行かなかったのですが、雰囲気はこんな感じです。
学校の宣伝みたいな反物もあって、一枚一枚は作品としてどうなのかと思いますが、川に反物がたくさん並んでいて、そこに染物の町ならではの歴史・ストーリー性があるというのが魅かれる点です。
お店ののれん
100店舗以上のお店の前に、のれんがかけられます。この居酒屋にかけられた、猫ののれんがステキだと思いました。
猫が飛び上がっててかわいいです。ウチの猫みたいです。
8月に、のれんを作る作家を募集していました。手染めであれば出せるので、作品が作れるような腕前レベルになったら、わたしも出してみたいです。
二葉苑の型紙
二葉苑は染物体験ができる工房です。この日は、スカーフのたまねぎ染め体験をやっていました。
作業場の窓際に型染めの型紙が展示されていて、細かくてキレイでした。
来ている人々
染の小道に来ている人は、年配の方が多いです。小学校が会場になっていて簡単に染色体験ができるので、子連れファミリーも多いです。年齢層は全体的に高めだと思います。若者は少ないと思います。
染物といえば着物なので、和服姿の人が多いです。今年は「人物を勝手に写真に撮らないように!」という張り紙が増えていました。ウェブサイトでも注意喚起を見かけました。勝手に撮りたくなる気持ちもわかるし、勝手に撮られたくない気持ちもわかります。
外国の方は、意外に少ない気がします。ボランティアガイドの方が団体で外国人観光客を案内している姿を見かけたぐらいです。
思ったこと
染物ということで、少しだけ立ち寄ってみました。ひとりで行くよりも、誰か誘って行ったほうが楽しいかもしれません。
同じ新宿区が力を入れているイベントに、秋の「紺屋めぐり」があります。わたしは、職人さんの工房を訪問できる「紺屋めぐり」のほうが好きです。
紺屋めぐりに行った時のことについては、下記に書いています。