初めてのトマト栽培。失敗。

トマト栽培

家庭菜園初心者です。2023年は畑で家庭菜園を楽しんで、ミニトマトも育てました。プランター栽培したことはありましたが、畑で育てるのは初めてでした。

茎を支柱に縛り付ける垂直仕立て風にしましたが、途中で枯れてしまい、たいして収穫できず。黒マルチしなかったし、小さい時期をうまく育てられなかったためかと思います。

春の家庭菜園に向けて、過去を振り返っています。2023年の栽培記録です。

トマトの直まき3月

トマト栽培はミニトマトが簡単、ということでミニトマトだけ。

まず、食べたアイコからの苗作りに失敗しました。その話はこちら→ ミニ トマトの食べまき種まき苗作り(失敗?)

垂直仕立てのおすすめは直播きなので「直播きがいいのだ」と気を取り直して、3月下旬に畑に種まきしました。自然食品屋さんで買った固定種「おおたけミニトマト」の種です。

おおたけミニトマト

種は食べるミニトマトの中に入っている種と同じような小ささです(当然ですが)

ミニトマトの種

雑草を刈って、種3粒を点蒔き。

ミニトマトの種まき

土を被せて鎮圧。トマトは嫌光性。

鎮圧

その上から近くにあった雑草でマルチしました。3粒を2箇所に種まきしました。

トマトの種まき草マルチ

バジルの直まき4月

トマトのコンパニオンプランツとしてバジルを選択。

トマトの種まきから1週間後、4月になってからトマトの近くにバジルの種もまきました。

バジルの種は、「日本一のだがし売場」で購入しました。野口のタネ(固定種専門店)の取り扱いがあるのが駄菓子屋さんなのが不思議。

バジルの種袋

タネは黒い粒で、たくさん入ってました。

バジルの種

4月初旬の種まき。この辺、と位置を決めたら草を取り除いて、土の表面を少しこそぎました。

点まきしようと思っていたのですが、タネが多いのでばら蒔きに変更。写真ではタネが見えないです。

土を薄くかけて、長靴で踏んで鎮圧したら、近くの草を刈り、薄めに草マルチしました。バジルは好光性。

トマトの株間と脇、3箇所にばら蒔きしました。

まだ緑色の草マルチがバジル3箇所。枯れて茶色の丸っぽい草マルチ2箇所(真ん中と右上)がトマトです。

トマトとバジルの種まき位置

脇に雑草もあるし、単に畝に乗っている枯れ草もあるので、わかりにくいと思います。自分ではだいたいの位置を把握しているので、どこに種まきしたか草マルチで判別できます。

翌日に雨が降る予報なので、水やりはしませんでした。

トマトとバジルの発芽と成長

4月中旬、トマトが発芽していました。

直まきミニトマトの発芽

数日後、バジルも発芽を確認。

トマトの芽にプラスチックカバーをかぶせてみました。防虫と防風のため。

トマトの芽にキャップ

バジルの芽がいつの間にか1個になっていました。発芽はしたものの、その後バジルは途中でどこかに消えました。

バジルに限らず、ハーブ類は畑に種まきして小さい芽を苗サイズまで育てることがむずかしいと感じました。草マルチも十分でなくて乾きやすかったのかも。種をたくさんバラマキして生き残ったのを育てるのがいいのかも?

4月下旬。トマトはあまり成長が見られず、弱々しい感じがしました。

4月下旬の直播きミニトマト

ダメそうな感じもしたので、追加で多めに種まきすることにしました。当初からもっと多くまけばよかったです。

あと、失敗したと思っていた苗ポットの種も発芽して育ち始めていたので、直播きの失敗に備えて、ポットのサイズを大きくしました。

ミニトマト鉢増し

5月上旬。やっと少し育った感じ。成長が遅いです。

同日、追加の種まきも発芽してました。

同日、ポット苗も畑に植え付けることにしました。食べまきアイコだと思います。

トマトの成長

6月中旬。周りの雑草がぼうぼうになってきました。黄色い花が咲いてて、下の方に緑色の実もついていました。

6月中旬のミニトマト

草刈りもしました。草刈りの方針は「日陰にならない程度に野菜の周りを刈って、刈った草は畝に乗せて草マルチ」なのですが、雑草の成長が早くて草刈りが後回しになりがちでした。

垂直仕立て風にしたいので、支柱に茎をひもで縛り付けました。

7月初旬。実はなっているけれど緑色。

同日。まだすごく小さい株もあります。後から追加で種まきしたもの?

この株もまだ小さめ。

トマトの初収穫

7月中旬。やっと実が赤くなりました。草刈り。

数日後、赤い実を初収穫しました。

初収穫は4個。割れてますね。

7月下旬の収穫。イチゴは「この時期でもまだ採れるなんてすごい」と思っているのに、トマトはこれだけ。

この頃、梅雨明け。

7月下旬。実は付くものの、株が小さくて数が少ないのかも。

枯れた小さい株もありました。小さくて枯れちゃったとその時は考えてましたが、後から考えると病気だったのかも?

7月末。だんだん土が乾燥してきてます。この頃は結構元気でした。成長に合わせて紐を縛り直すのも、暑い中なので地味に大変でした。

同日、まだ支柱を立ててなかった小さい株。実がついてました。地面の穴は、コンパニオンプランツとしてネギを移植しようとした痕跡です。

8月上旬。支柱があるところに株があります。手前は比較的育っている株。草刈りが追いついてないです。

トマト枯れる

8月中旬、葉っぱが少し縮れてますが、8月は酷暑で、気温のせいと思って気にしていませんでした。

8月下旬、葉っぱが縮れてますが実は赤くなっています。収穫が遅れて実が割れてます。

その5日後。気がついたらメインの1本がほとんど枯れていました。他は小さくて弱々しいです。

原因はわからなったのですが、酷暑だったからか、病気なのか。雨は降ったし、草にも覆われているので、乾燥のせいで枯れたのではなさそうです。

トマトは青枯病やいちょう病などにかかることがあるので、それなのかも。畑が広すぎてトマト畝を放置、観察不足だったのもよくなかったです。

ナス栽培でも「種まきから苗サイズに育てること」を失敗してほとんど収穫できなかったので、それが一番の失敗の原因だったと思います。

たいして収穫してないうちに、枯れて終了しました。

トマト栽培で思うこと

  • 2025年も不耕起にしたい。畑を新しくしてから初めての野菜作りなので、もしうまく育たなくても長い目で見ようと思う。
  • 2023年の畑は平地で、今の山際の畑とは環境が違うので、違いを観察したい。
  • 直播きにもしたい。種まきが少なすぎたとも思うので、増やしたい。
  • もっと地面をおおいたい。

※家庭菜園初心者です。不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。