「色の辞典」著者、新井美樹さんの水彩画個展

「色の辞典」著者、新井美樹さんの水彩画個展(第11回 旅雀素描帖・展)に行ってきました。

場所は、麻布十番の商店街にあるパレットプラザ。地下鉄が苦手なので都バスに乗っていきました。

色の辞典との出会い

このブログ(つぎいろ)のタイトルやロゴマークの色を決めるために、色に関する解説本や図鑑を何冊か図書館で借りてきました。

その際に役に立った1冊が「色の辞典」でした。

かわいらしい装丁の絵本のようなつくりで、さまざまな色についての簡潔な解説がされています。色それぞれにストーリーが入っていて、解説本なのに、わくわくするような本でした。

たとえば紫と一言でいっても、「江戸紫」とか「薄紅藤」とか「藤ねずみ」「桑の実色」「ラベンダー」など、さまざまな色あいの紫があって、それぞれにその色の名前の由来があって、選ぶのが楽しくなる感じです。

このブログのテーマは草木染めなので、色も植物の名前の色がいいと思い、色の辞典を見ながら「桑の実色」をテーマ色に選びました。

この本の作者の絵はどんな絵なんだろう、どんな方なんだろう、と思いながら個展に行くことにしました。

水彩画展で新井さんとお話しする

平日の夕方に行ったのですが、個展に作者の新井さんがいて、色づかいについてのお話を聞くことができました。

お知り合いの方や、近所の中学生(もしかしたら高校生?)がいらして、にぎやかな感じになり、私も少しだけお話をすることもできました。

ヨーロッパのクロアチアの絵には猫が描かれていて、猫好きな方と猫つながりでお話をしたりしました。

新井美樹さん水彩画作品展

絵葉書もたくさん販売していたので、気に入った2枚を購入しました。ヨーロッパの街並みと同じような雰囲気の日本の街並みの絵もあって、雰囲気がすてきでした。

新井美樹さんの水彩画の絵葉書

写真下の絵はがきの、建物の影になっている紫がかった色、ちょっと地味な影の色が私の好みです。

新井美樹さんの水彩画の絵葉書

水彩画展に行ってみて思ったこと

新井さんは、おもしろくて、すてきな方だった

個展というもの自体、あまり行ったことがなかったので、雰囲気が楽しめてよかった

水彩画というものもすてきだと思った。私も絵の具と筆を買って、自分の好きな色を追求してみたい

色の辞典の中のイラストを描いた方は別の人なので、その人のイラスト展もあったら行ってみたい