小さい玉ねぎを植え直し(赤たまサラダ玉ねぎ)

家庭菜園初心者です。畑の移動があったので、とりあえず苗ポットで育てて収穫した玉ねぎ。小さすぎて食べずに放置していたものを、再度植え直して育ててみることにしました。
そして先日、初収穫しました。その栽培記録です。
目次
当初の玉ねぎ栽培
当初、種まきした時は畑を移動するつもりはありませんでした。
2023年9月上旬、メルカリで固定種の玉ねぎの種3種類(赤たまサラダ/ノンクーラー/春いちばん )を購入しました。各20~30粒。
畑に種まきしたのですが、日当たりのよい畑の苗床は黒マルチをしていなくて、乾きやすく、水切れして枯れやすかったです。暑すぎたのかも。

その後、畑を移動することになって、2023年11月上旬に引き抜きました。全部で70粒あったはずが、10個位?しかも育ってなくて、小さいです。3種類のうち、赤たまサラダ玉ねぎが生き残り多めでした。

その後、苗ポットに1個ずつ入れてベランダで育てて、2024年初夏に収穫。
大きめの玉ねぎは収穫後に食べたのですが、小さいものは放置していて、10月になって台所で発見。常温でビニール袋に入っていました。(写真無し)
小さめの玉ねぎを植える
小さい玉ねぎをさらに大きくする方法がないのか調べていたら、「ホーム玉ねぎ」というものが世の中にあることを知りました。途中まで育った玉ネギを秋に植えて冬場に収穫する、というものです。
普通は8~9月頃に植え付けるもの。10月は遅いかもと思いつつ、まだまだ暑いし、試すことにしました。
2024年10月上旬、小さい赤玉ねぎ6個を畑に植え付けました。手袋の指とサイズを比べると小ささが伝わると思います。


頭が半分見えるくらいに植えました。

全体を見るとこんな感じ。上下2列。ちらっと見える紫色が玉ねぎです。畝無しです。

10日後。葉が伸びてました。


20日後。10月下旬。

11月下旬。

予定では冬場の収穫だったのですが、玉ねぎが膨らむ気配はなく、収穫できそうにありません。そのまま植えていました。
1月中旬。霜が降りたり、寒くなってきて、葉っぱが黄色くなってきました。

玉ねぎの分けつ
2月上旬。一番大きかったものが、3つに分かれていました。分けつ(分球)というもののようです。よく見れば上の写真でも分かれています。どうしたらいいのかわからないので、放置。

小さかったものは分かれてません。でも玉ねぎ部分は育ってなくて、逆にしぼんでいる気がします。

3月上旬。葉っぱが黄色くなってました。米ぬかを地面に振りかけたせい?

4月初旬。いつの間にか、葉っぱは元気になってきました。根っこ部分の玉ねぎは膨らんでません。

4月下旬。葉っぱが多い右側が、分けつしているもの。

角度を変えて、横から見たところ。

5月上旬、根っこの玉ねぎ部分、膨らみ始めました。品種(赤たまサラダ)としては5月下旬から6月中旬が収穫時期です。


玉ねぎのネギ坊主
数日後、分けつしたものの葉先に、ネギ坊主ができているのを発見。

分けつしたのは、一番大きめだった玉ねぎ。大きいと越冬させるととうが立ってしまう、という決まり通りです。
玉ねぎの初収穫
その数日後、雨風が強い日があって、膨らみかけていた1個の葉の根元が折れてしまったので、すぐ収穫。

玉ねぎ部分は縦長の形でした。小さめですが、植えた時より大きいです。まだ葉っぱが枯れてないので、すぐ収穫すれば葉っぱも食べられると判断して、すぐ収穫しました。

玉ねぎはスライスして生で食べました。サラダと名前が付いている品種の割に辛味があって、おいしかったです。新玉ねぎの味。
玉ねぎの葉を食べる
玉ねぎは葉が枯れ始めてからが収穫時期なので、それよりも前の場合は、長ネギのように緑の葉っぱを食べられるそうです。
なので、折れた玉ねぎの葉っぱ部分も薬味として生で食べました。食べた感じは、普通のネギの緑色の部分と同じだと感じました。私には違いがよくわからないです。
というわけで、収穫して小さかった玉ねぎを再度植えてから初収穫までの様子を書いてみました。
植えた6個のうち2個はとうが立ってネギ坊主が付いた状態なので、種採りできればと思っています。残り3個はもう少し玉ねぎを大きく育ててから収穫したいです。
いつか自分で収穫した赤玉ねぎから、草木染めもしてみたいです。市販の玉ねぎで試した時の話はこちら→ 紫玉ねぎの皮でピンクに染める
※家庭菜園初心者です。不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。