代引きは個人でもできる

代金引換ゆうパック伝票

個人でも代引きで宅配便が送れるということ、知っていましたか?

私は今回使ってみて、初めて知りました。手数料は高いですが、便利だと思いました。個人の代引きについて書きます。

代引き 宅配便

業者でなくても代引きってできるのかな?と思って調べたところ、郵便局であればできることがわかりました。

まず宅配便を送ろうと思った際、私の頭に浮かぶのは、クロネコヤマトの宅急便と、日本郵便のゆうパック、佐川急便です。

3社とも代金引換のサービスはあります。

クロネコヤマトの場合、代引きができるのは法人や個人事業主だけで、個人は使えません。また、事前に申し込みや審査があって時間がかかり、当日すぐに利用することはできません。

佐川急便にもeコレクトという代引きサービスがあって、個人でも使えますが、事前登録が必要で利用までに2~3週間かかります。

日本郵便の場合は、振込口座情報があれば、代引きで発送することができます。ゆうちょ銀行以外の銀行口座でも大丈夫です。個人でも使えるし、当日すぐに利用できます。

郵便局から代引きで送る方法

代引きの送付手順

口座情報が確認できる通帳を持って、郵便局に行きます。コンビニでは代引き発送はできません。

ゆうパックですが、代引き用は伝票が違います。郵便局の記入台に置いてある伝票は通常のゆうパック用です。窓口で「代金引換ゆうパック」の伝票をもらいます。

伝票を記入します。お届け先と依頼主の記入、日付指定や時間指定、品名の記入は通常と同じです。違うのは、送金額、引換金額などの金額の記入欄と、代金を入金する口座情報の記入欄がある点です。

代金引換ゆうパック伝票

金額の記入欄。送金額、引換金額、引換金額に含む消費税額等、印紙代を記入する欄です。

代引きの金額記入欄

私の場合は、受け取った人に2000円を支払ってもらうため、「送金額(A-B)」と「引換金額(A)」の両方に、2000と記入しました。消費税と印紙代は空欄にしました。

受け取り口座番号を書く欄。よくある、銀行口座の情報を書く欄と同じです。

代引きの受け取り口座記入欄

私は、ゆうちょ銀行の記号と番号、口座名義のカタカナ、電話番号を書きました。窓口の人に口座情報がわかるものはありますか?と言われたので、通帳を見せました。

送料と代引き手数料を払って、発送完了。

代金引換をする場合は、着払いにすることはできません。送料は発送する人の負担です。それを考えた代金に設定する必要があるかと思います。

郵便局での代引き手数料

送料750円+代引き手数料265円=1015円を発送時に窓口で払いました。

荷物を受け取った人は、受取時に2000円支払ったはずです。

翌営業日、2000円-送金手数料203円=1797円が銀行口座に入金されました。

代引き手数料265円の他に、送金料203円(5万円以下の場合)がかかるので、手数料は高いと思います。

土日祝日の発送

郵便局がお休みの日は、「ゆうゆう窓口」でも発送できます。「ゆうゆう窓口」は、大きめの郵便局にあるのですが、不在通知の郵便物を受け取ったり、時間外に郵便物を発送したりする窓口です。

代金引換のように特殊なものも「ゆうゆう窓口」で対応しているのか?が調べても分からなかったのですが、大丈夫でした。

カーテンが閉まっている時は、営業しているとは思えない雰囲気です。インターホンを押すと係の人が出てきてくれます。

集荷に来てもらうこともできますが、窓口に持ち込みの方が割引になるので、持込することにしました。

ゆうパック以外の代引き

定形外郵便、ゆうメールなど、ゆうパック以外のサービスでも代金引換ができるようですが、詳しくはよくわかりませんでした。

代引き以外の代金回収方法

代金を回収できれば、別に代引きでである必要はありません。

今回、ワークショップを欠席する方に、急きょ、染料の植物を郵送することにしました。直接会わない場合に、どのように代金を徴収するか悩みました。

最終的にはゆうパックの代引きを選びましたが、他にも以下のサービスを検討しました。

銀行振込

「相手もそのサービスを使っている必要」がないのが、銀行振込。

でも、口座番号(自分の個人情報)を伝えること、振込してもらう相手の手間、振込がなかった場合の督促の手間が気になりました。

もし代引きが使えなかったら、銀行振込を選択していたと思います。

メルカリ便

メルカリに出品して落札してもらえば一番ラクです。できれば個人情報のやり取りはしたくないし、その点、匿名配送ができるサービスは心強いです。

でも、メルカリの規約では、販売相手の限定した出品は、規約違反です。専用と書いて出品したとしても、万が一、他の人が購入してしまったらトラブルになります。

あと、メルカリの名前を知られることに抵抗を感じる人もいるかなと思います。

【メルカリのいい点】

  • 相手の個人情報を知ることなく匿名配送ができる
  • 普通は送料が出品者負担なので、送料込みの購入価格がわかりやすい
  • メルカリ便が安い

【メルカリのよくない点】

  • 販売手数料10%、振込手数料200円。
  • 販売相手を限定した出品が規約違反
  • 相手もメルカリを使っている必要がある
  • 相手のメルカリ名が分かってしまう(抵抗がある人もいそう)

スマホ決済

次に頭をよぎったのは、PAY PAY、LINE PAY、楽天ペイなどのスマホ決済。

メルカリについているメルペイも、2020年7月から「おくる、もらう」という個人間でメルペイをやりとりできるサービスが登場しています。

問題は、まず私自身が登録していないので、急には使えないこと。そして、相手もそのサービスを使ってなければ使えません。

今後のために登録しておくべきか、現在考え中です。

個人の代引きで思ったこと

  • 個人でも代引きができることを初めて知った
  • PAY PAYなどのスマホ決済も今後やってみたい
  • 「かんたんSNSでお届け」という匿名配送できるサービスもあるらしく、気になる

※不明点やアドバイスがありましたら、お問い合わせフォームもしくはインスタグラムから、お気軽にお知らせください。